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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:2/19

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年) 2月20日(水曜日)
通巻 第2090号 
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 馬英九は1981年から米国パスポート(永住権)を持っていた
   蒋経国をさえ欺いてグリーンカード保有を隠し通してきた
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 お人好し日本人をたぶらかして大金を集め、最後にはコミンテルンの謀略も作用してかソ連に寝返った「革命商人」(革命を口にしてカネを集める天才)の筆頭は孫文。中国大陸ばかりか台湾でも、いまなお「国父」と呼ばれる。
 孫文は米国の国籍を持っていた(1981年ジョージア大学のトーマス・ギャンシュオー教授がワシントン国立アーアイブで発見)。
 1904年3月14日、孫文はカリフォルニア州当局に市民権を申請した。孫文の出生地は広東省香山県翠亮村となっており、この出生地に疑惑を持った当局と裁判沙汰になったが、弁護士をつけて孫文が勝訴し、同年4月7日にアメリカ国籍を取得した。
 
 グリーンカード保有がばれたとき、馬英九はこう言って開き直った。
 「孫文先生さえも米国籍だった。私がグリーンカードを保有したくらいで騒ぐことはない」。

 孫文が国籍を獲得したのは清国政府がお尋ね者として海外手配していたからだ。
海外亡命先で政治活動を保護されるには当該国籍を取得せざるを得ず、戦後、日本に亡命していた多くの台湾独立活動家も本国送還になれば戒厳令下の独裁政権に逮捕されることに間違いはなく、いわば方便として仕方がない。
何人かの活動家は日本国籍を得た。それには弁明の余地が十分にある。

 しかるに馬英九の場合、当時から政権与党=国民党員であり、国民党から米国へ留学し、その留学先に台湾から刺客が送られる心配はまるでなく、永住権を取る必要がどこにもないのである。
 グリーンカードは、たとえばアメリカ人を配偶者としている日本人も保有することが出来るが、独立という精神から言えば祖国への裏切りになる。

 台湾では国民党員でも密かにグリーンカードを保有した者が多かった。80年代には、ちょっとした役人でも持っていた。
また蒋介石と同時に逃げ込んだ香港からの難民にはイギリスのパスポートを保有していた者が多くいた。
そのため蒋経国は、二重国籍の徹底調査を命じていた、まさにその時期に馬英九は米国からグリーンカードを持って台湾に帰国し、蒋経国(当時は行政院院長=首相に相当)の英語通訳を務めたのだった。
 
    ◎ ▽ ◎ ▽ ◎ ◎ ▽ ◎ 
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    ♪
(読者の声1) 貴誌18日付け2088号「読者の声2」の続きです。
 淺野晃宛て大川書簡を所蔵してゐる苫小牧の中央図書館も先生のメルマガを読むと、喜ぶことと存じます。
あの図書館には大川の他にも、保田與重郎に三島由紀夫、福田恆存や共産党の最高幹部だつた蔵原惟人からの書簡まであります。
以前『三島由紀夫の現場』で先生がその三島書簡を紹介されたのを関係者はとても喜んでをられました。
大川の書簡については、石原莞爾の遺族の手元に残つてゐないかどうか、気になります。大川が、死を目前に控へた石原を見舞つた一文は読む者の心を打つ、不思議な文章です。あれだけでも、『大川周明関係文書』は買ふ価値のある書物です。
    (KN生、草加市)


(宮崎正弘のコメント) 苫小牧は、愚息の配偶者の御先祖が出身地で、昨年、息子たち夫婦は親戚の葬儀に行きました。
小生は四年前に講演に行きました。王子製紙街から離れた、街の真ん中のホテルに泊まりましたが、寂しくて周囲にはなにもない街でしたね。とくに飲むところが!
 その図書館、機会があれば、行って見たいものです。



   ♪
(読者の声2) シナ・中共の食品テロを糾弾するデモ行進が行われます。
<証拠隠滅を図った生協を国民は許さない!>
−毒入り食品はシナが仕掛けた食品テロだ!−
誰も買ってはならない!誰も食べてはならない!誰が食べても死ぬ!

シナ・中共は今回の「毒入りギョーザ事件」は全て日本側の問題であるとした上で、被害者は中国側であると居直っている、しかも天洋食品の社長は居直り強盗の如く、日本側に損害賠償を求めると発言している。
一方、販売元の日本生活協同組合連合会は、証拠として厳重保管していた冷凍ギョーザを警察の許可を得ないまま、来日中の中国側調査団に渡していた。明らかな証拠隠滅であり、この生協の媚中・売国・反日、国民の生命を蔑ろにした犯罪をを徹底して糾弾しよう。
 
日時:平成20年2月24日(日)13時半集会、14時デモ出発
場所:渋谷・宮下公園:JR渋谷駅(ハチ公広場口)、地下鉄は7、9出口 
(デモコース:宮下公園〜渋谷区役所〜公園通り〜ハチ公前、約40分)

※プラカードご持参の協力を
※雨天、降雪決行
主催:主権回復を目指す会 NPO外国人犯罪追放運動
連絡:西村(090-2756-8794)有門(090-4439-6570)



   ♪
(読者の声3)いま世界中で地球温暖化が問題になっています。
しかし地軸が動いているという事実を知る人は少ないのではないでしょうか。
北極、南極が磁石の示す南北とは違っていることは誰も知っていますが、それが移動しているのです。日本の緯度も四十年前は北緯7度だったのが今は北緯五度といいます。じりじり動いているのです。誰か詳しい方のご意見が欲しいと思います。
温暖化が地球の変動であるとしたら人間の出す炭酸ガス問題など問題にもなりません。 
中共の排出ガスの売買もありえません。
     (MC生)


(宮崎正弘のコメント)三十年ほど前に、付け焼き刃でこのことを書いた記憶があるのですが、何に書いたか、どのメディアだったか、どうしても思い出せない。かすかな記憶をたどれば何十億年に一度、地軸がずれて砂漠が緑に緑が砂漠になるという学説ですね。
 詳しい方、是非ご意見を!

  ◎◎  ◎◎ ◎□ □□ □▽
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   ♪
(サイト情報) 米上院銀行・住宅・都市問題委員会は2月14日、米国経済と金融市場に関する公聴会を開き、FRBのバーナンキ議長が証言した。
(1)バーナンキ議長の証言 
The Economy and Financial Markets 、Chairman Ben S. Bernake Testimony before the Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs, U.S. Senate, February 14, 2008 、Board of Governors of the Federal Reserve System 
http://www.federalreserve.gov/newsevents/testimony/bernanke20080214a.htm 
(2)ドッド委員長の開会声明、ポールソン財務長官と証券取引委員会のコックス委員長の証言 The State of the United States Economy and Financial Markets、U.S. Senate Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs 、February 14, 2008 
http://banking.senate.gov/index.cfm?Fuseaction=Hearings.Detail&HearingID=291 
 ▲
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    ♪
<< 今月、これからの拙論 >>

(1)「親日派が台湾からいなくなる日 総統選挙はどうなる?」(『新潮45』三月号)
(2)「鄙びた温泉に中国人」(『週刊朝日』3月1日号)。
(3)「撫順洗脳機関のすさまじさ」(『撃論ムック 拉致と侵略の真実』)
(4)「北京五輪は大丈夫か?」(『宝島』別冊)。
(5)「中国の雪災害と軍隊」(『月刊日本』、四月号、2月22日発売)
(6)「日本、かくも軽き存在」(『自由』四月号巻頭30枚、3月10日発売)
(7)「チャイナマネーの脅威(仮題)」(『ボイス』四月号、3月10日発売)
       ▽
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   ♪
(((  宮崎正弘の新刊 ))) 
  『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
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『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの127冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2008 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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  1. 米国パスポート(市民権)とグリーンカード(永住権)は全く別物ですよ。

    x 2016/9/18

  2. 日本も早く「独立」して欲しいです。

     2008/2/20

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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