国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/02/14

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年) 2月14日(木曜日)
通巻 第2084号 
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 中国の石油消費が落ち込み傾向に
  レーマン・ブラザーズが5・3%から4・5%に石油消費拡大率を下方修正
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 商品取引大手のレーマン・ブラザーズ社は、大雪の中国における生産活動の停滞、停止、中断などから予測して、今年の中国の石油消費は、その伸び率が5・3%から4・5%に落ち込むと予測結果を公表した(ヘラルドトリビューン、2月12日付け)

 青海省、貴州省、甘粛省など中西部から南部の地方には鉄道輸送が不能になって生産財、原材料が届かず工場は軒並み操業中断に至っている。

 このため、日量40万バーレルと推定された石油は、340000万バーレル程度で収まり、大雪と旧正月に挟まれた二月に限っては、275000バーレルの需要にとどまるだろう、と予測している。

 原油消費増加率の後退ぶを経済成長率に比例させて予測すれば、世銀が予測した8・6%成長という、ことしの中国の経済成長率下方修正の改定値さえ、その目標の達成が難しくなるのではないのか。

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宮崎正弘 『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
 ギョウザ事件以来、在庫切れの書店が続出しています!
発売中の「週刊朝日」もタイトルは
 「『中国は猛毒をまき散らして自滅する』の著者が語る
           日本は毒入りギョウザに何を学ぶべきか」(巻頭三ページ特集)
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(読者の声1) 貴誌13日付け、「読者の声2」MC生さんに、反応させてください。
 回答:民族主義は民族の生存と発展の思想です。ですから主権在民、基本的人権は民族主義政権の下では非民族主義政権よりもより強く守られます。
 XX: こころ強いかぎりです。 安心しました。
 なお、用語の問題に過ぎぬかもしれませんが、「民族」主義というのは、世界各国に多様異種の多数の「民族」があると考えますが、その各民族は、それぞれ固有特異の「民族主義」を有すると解してよろしいのでしょうか?
 具体的には、日本(人)民族主義、朝鮮(人)民族主義、ロシア(人)民族主義 があってしかるべきと考えてよいのでしょうか? ご教示ください。
    (KI生、尼崎市)


(宮崎正弘のコメント) 日本の民族主義は、国際的にはやはり特殊です。英訳はヤマトイズムかもしれませんね。 一民族、一言語、一国家というのはほぼ特殊な存在ですから。
民族を直訳すればRACEですが、民族主義を「racism」としますと、民族差別主義と誤解されますし、tribeも種族になってしまう。
ともかく日本の保守が認識するナショナリズムは対外的には「Patriotism」 の表現のほうがぴったりです。

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((((((((本日です ))))))))
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宮崎正弘の講演会は今晩午後六時半です!
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恒例の「正論を聞く集い」で宮崎が講演します。
一般読者の方も参加できます。予約不要です。
 演題は「大丈夫か? 北京五輪」(ついでに台湾は大丈夫か、についても触れます)


と き: 平成20年2月14日(木曜)午後6時開場(6時30分開演)
ところ: 大手町 産経プラザ三階
(千代田区大手町1−7−2)
会費 : お一人 1500円(学生 1000円)
問い合わせ 正論の会(03)3505―6585(担当 三輪和雄)
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(読者の声2) この度の芥川賞受賞作を手にして日本文学の不毛を嘆じました。
あれを受賞作に撰じる作家が現代日本の代表的小説家だと思うと暗澹とした気持ちに襲われます。
受賞作より興味深いのは撰者の撰評です。
まず高樹のぶ子氏のコメントに目を落としました。やはり期待した通りの書き付けでうなってしまいました。受賞作を裏側から批評しています。これは賛成票を投じた撰者たちへの痛罵でもあるでしょう。掻い摘むと次のようなコメントです。「作家は自分の中に絶対文学とも呼べるものを持っている。ほとんど生理的なレベルで。自分の中の絶対文学と候補作の距離が許容されるものか、許容されるには何が必要か、ということになる。自らに許容を強いることなしに受賞作は生まれにくい。選考料はある意味、この苦痛に対して支払われるものだと私は考える。」
高樹氏は自分の中の絶対文学が許容できない苦痛を味わったと告白しているのです。
石原慎太郎氏のコメントはストレートです。「受賞作と決まった川上未映子氏の『乳と卵』を私はまったく認めなかった。この作品を評価しなかったということで私が将来慙愧することは恐らくあり得まい。」 
この度の芥川賞受賞騒ぎで価値あるのはこの二撰者の評でした。
     (しなの六文銭)


(宮崎正弘のコメント)よくお読みになるだけでもご苦労様です。最近の日本文学の不毛は、いまに始まったことでもなく、つまりは論壇の動きと同様に、文壇も左翼勢力が、力を得ているということですか。
 芥川賞は、文春の商業主義も散見され、過去三十年ほど受賞作を読んだことがありません。直木賞のほうは二年にいっぺんほど傑作がありますね。

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(((  宮崎正弘の新刊 ))) 
  『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
   増刷出来!
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((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)
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『2008年 世界大動乱』 (改訂最新版、1680円。並木書房)
『世界“新”資源戦争』 (阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『中国から日本企業は撤退せよ!』 (阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの127冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2008/02/14

    やはりそうですか、直木賞の本が面白い、考えてみれば芥川賞の本などほとんど読んだことがない、このメルマガの読書もきっとそうに違いない。