国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2008/02/07

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年) 2月7日(木曜日) 
通巻 第2078号  
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広州駅でついに圧死者。大雪の混乱やまず軍隊1500名が警戒のなか
 胡錦濤の子分・王洋新広東省書記の指導力が問われる
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 大雪で輸送麻痺状態にある中国。
 鉄道輸送がいくぶん回復したが、帰省客より石炭輸送を優先しているため、毎日二十万人前後帰省客の積み残しが広州駅で見られる。
 このため軍隊が1500名、広州の駅周辺に派遣され、装甲車がブロックをつくって人の波を誘導してきたが、ついに圧死者がでた。

この悲惨な事件は2月3日に起きたといわれ、犠牲となったのは湖南省からの出稼ぎだった。ほかにも混乱による死者が噂として伝わっているが真偽は不明。

広東は重慶特別市の書記を務めてきた王洋(胡錦濤派)が新しく書記として赴任したばかり。
省の人民大会は、王を小馬鹿にしており、昨年十二月の地区大会では50名の代議員が無断欠席をやらかして、新書記を冷やかすという事態まで発生している。
広東軍はもともと独立色強い反中央で、混乱は王新書記への嫌がらせではないのか、という穿った説も浮上しているという。

 華南一帯から上海周辺にかけての広い範囲で発電所がパンクしているため停電が続いている。近郊では蝋燭をともす旧正月となったうえ、輸送の麻痺によって諸物価が暴騰し、商店は売り惜しみ、駅のキオスクは弁当やミネラルウォーターを二倍の値段で売っている。

 農業歴の正月は、ことしは今日(2月7日)である。
 日本のマスコミは餃子一色だが、中国は餃子のギの字も報じられていない。連日、大雪の災害報道である。
 
(注 王洋の「王」にはさんずい)

□◎□み○や▽ざ○き◎▽◎○さ◎ひ○ろ○□○
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南京研究第一人者の東中野教授と展転社が中国から不当に訴えられた事件で、所謂「夏淑琴裁判を支援する会」が設立された。
このたび報告集会が行われます。ふるってご参加ください。

夏淑琴裁判を支援する報告集会
と き: 平成20年2月28日(木)午後7時開会(6時30分開場)
ところ: 文京区民センター2A会議室(定員:300名)
文京区本郷4−15−14、電話3814-6731 
(都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅A2出口区設真砂小売市場2階)

登壇者: 高池勝彦弁護士、荒木田修弁護士、清水政彦弁護士、阿羅健一ほか
入場無料

夏淑琴裁判を支援する会(会長・阿羅健一)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-5-302 高池法律事務所気付
電話090-2622-4242(事務局長・三澤浩一) FAX03-3815-0786
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(読者の声1)貴誌2077号で「HT生」氏が(読者の声2)の中で「。。。ソ連説を聞く以前は、張景恵というのは緑林出であるだけ、ハラのでかい男だなと思ったりもしていましたけどね」
とありますが、
私はやはり「ハラのでかい男」だと思います。
元タイ大使の岡崎氏の著書に張景恵氏を彼の前任者で初代満州国国務院総理の鄭孝胥氏と並んで偉大な中国人の例として記述されているのを読んだことがあります。
日本敗戦後捕虜になってからの堂々とした態度からも、また彼ほどの百戦錬磨の人間であれば日本の敗戦が見えていたはずの時点で、敗戦になれば処刑される可能性が高い総理の地位に就くことを了解したことからもそういえます。
歴史上の偉人の個々の行状を現代の並みの人間の生き様から考えて云々することは危険です。
これは私のワイルド・アイデア(悪いド・アリデア?)ですが、ミョウヒンが蒋介石の代理人として和平工作に日本を訪れたときに小磯首相が彼を巻き込んでいれば成功に持ち込めたのではないのでしょうか。
実際には木戸内大臣、杉山陸軍大臣、米内海軍大臣の猛反対でつぶされました。
上記の中には、12月25日にA級戦犯が処刑された日に、キーナン検事宅に呼ばれてステーキとワインで舌鼓を打った5人の日本人の中の人もいます。
そのときのキーナン検事の「あなた方のおかげで日本の民主化ができました」とい発言は恐ろしいものですね。
 ところで、スーパーチューズディの結果を見ると先日お伝えした私の希望的観測が現実となる可能性がでてきました。マケインとロン・ポールで共和党が当選すれば面白いことになるのでは。
   (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)オバマが民主党の正式候補となれば、共和党が勝てる一縷の可能性が出ます。
マケインが勝つPOSSIBLITYは、タクラマカン砂漠の東西から蟻が這い出て、砂漠の中央でぶつかるほどの絶対ゼロに近い可能性ではなく、東京で同じ日に同じタクシーに二度乗る希少な可能性よりも、はるかに高いでしょうが。。。。
昨日の結果はヒラリーの辛勝。ヒラリーが結局、予備選を制するでしょう。となると、マケイン vs ヒラリーでは、どうしても共和党が勝つ可能性は薄いと思われます。
親中派大統領の誕生に日本は置いてきぼりを食らう、その対策をいまから考えるのが、日本人政治家の使命ではありますが。。。。。。



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(読者の声2)先生は当然ごらんでしょうが、大紀元が伝える中国食品の汚染実態です。写真入りで7回連続報道されましたが、これを見てなお中国食品を食べようという猛者はいないでしょう。
 日本に輸入されない中国現地食品の事情は一層深刻のようです。
それにしてもすべてを読み終わる(見終わる)と、気持ちが悪くなってきました。
      (HS生、愛知県)
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(7)〜最終回〜
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d84299.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(6)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d82200.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(5)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d18006.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(4)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d67339.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(3)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d82229.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(2)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d99475.html
 
中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(1)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/01/html/d64248.html
  

(宮崎正弘のコメント)このところ、月刊誌週刊誌の取材は、99%がこの問題です。朝から電話取材で、じつは悲鳴をあげているところです。
 来週発売の「週刊朝日」に小生の総括的コメントがでる予定です。

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<< 今月の拙論 >>

(1)「台湾、与党大敗で中国に飲み込まれるのか」(『正論』三月号、発行中)
(2)「ブッド暗殺は予測されていた」(『自由』三月号、2月10日発売)
(3)「日中餃子比較考」(『週刊朝日』2月23日号、13日発売)。
(4)「北京五輪って本当に大丈夫?」(『宝島』別冊。二月上旬発売)。
(5)「台湾総統選挙はどうなる? 親日派が台湾からいなくなる日」(『新潮45』三月号、2月18日発売)
(6)「中国の雪被災と軍隊」(『月刊日本』、四月号、22日発売)
(7)「中米経済同盟は破綻したのか」(『エルネオス』2月号、発売中)
(8)「撫順洗脳機関のすさまじさ」(『撃論ムック』、近日中に発売予定)
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(サイト情報) マコネル米国家情報長官は、2月5日の米上院情報特別委員会公聴会で証言し、北朝鮮のウラン濃縮計画と弾道ミサイルなどの拡散活動の関与、またアルカイダなどによる世界的なテロ活動の脅威などについて述べた。
マコネル長官による年次脅威調査報告の全文 
http://www.dni.gov/testimonies/20080205_testimony.pdf 
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(((  宮崎正弘の新刊 ))) 
  『崩壊する中国 逃げ遅れる日本』 (KKベストセラーズ、1680円)
   増刷出来!
 
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((( 宮崎正弘のロングセラーズ )))
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』 (徳間書店、1680円)

『2008年 世界大動乱』 (改訂最新版、1680円。並木書房)
『世界“新”資源戦争』 (阪急コミュニケーションズ刊、1680円)。
『中国から日本企業は撤退せよ!』 (阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』 (PHP新書)
『三島由紀夫の現場』 (並木書房)
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宮崎正弘全著作一覧 (これまでの127冊の著作リストを閲覧できます)
http://miyazaki.xii.jp/tyosyo/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  • 名無しさん2008/02/07

    住居がカンッリーなもので野菜・魚には不便しません、餃子など自分で作るのが正解チェーンストアも殆ど0行った事もない、幸せ者、中国製食品と判りながら食する人は「自己責任」と思いますよ、国防も他人に任せている日本らしい出来事です。

    日本人殺すにゃ刃物は要らぬ、餃子に農薬入れりゃ良い。

    調査団が工場見学「問題なし」アホですね餃子に「毒」が入れられる様な工場を一巡り「安全」だと云うのですから呆れてモノが言えません。

    「赤福」なんかと次元が違うだろうに「輸入停止」すら出来ない日本には呆れますね。