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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:11/2


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 11月3日(土曜日) 
通巻 第1988号   (11月2日発行)
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 猛毒食品が下火になった中国から、こんどは夥しいインチキ薬品
  ミラノ製薬見本市に「怪しげな」中国の製薬企業82社が堂々の出品
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 NYタイムズがすっぱ抜いた。
 ミラノの国際製薬見本市に出店している中国の製薬企業のうち、薬品企業としての許可のない化学材料の企業が多く含まれ、その展示の新薬は、検査もなにも受けていないと言うのだ(同紙11月1日付け)。

 「オナー・インタナショナル」社は、米国へ模造品を輸出したとして批判されたのに、平気でミラノの国際製薬見本市に展示している。
同社は3041個のバイアグラのニセモノをDHLでオハイオ州の顧客に送った事件で07年一月に手入れされた。

ほかにも正規の製薬工場がないもの、昨年の見本市で逮捕された企業まで含まれ、あのパナマとハイチで数百名の犠牲がでたインチキ風邪薬の会社まで出店しているというではないか。

 精神分裂症状や癌予防、或いは血液効果、アルツハイマー予防などに利くと堂々と偽っての新薬を展示申請した「オリエント・パシフィック・インタナショナル社」は、会長のケビン・シュー自身がミラノ展示会には出席できなかった。
なぜならシューはインチキ薬品を売った廉で、米国ヒューストンの刑務所に入っているからだ。

 安い薬品をもとめる開発途上国では、特許の問題もあって、認可されないエイズ予防薬なども開発され、特例としてインドなどでは売られているが、中国の場合は化学工場が、製薬原料を開発供給する。



▼中国では製薬と化学の境界線が曖昧

たとえば化学肥料工場が、製薬に転化できそうな原材料を製薬会社に供給し、そのうち、自分たちも薬品をつくった方が儲かるということになったのだ。

 NYタイムズの調べでは、過去の輸出実績がまるでない中国の化学企業82社がミラノ見本市に出店しているという。
それらは中国の当該検査機関の査定さえ受けていない。

 米国のインターネットで売られている薬品配合成分は1300社が、ネット上でビジネスを展開している。
中国の化学工場は、八万社。世界150ヶ国に同様の配合製粉を製薬原料として輸出している。

 日本では医者の処方箋があって薬局が厳重に管理・販売するシステムだから、薬局に納めるカネはたしかに高くても、安心感がある。
これこそが医療、薬品の安全保障だが、その日本でも、ネットで売られる怪しげなビタミン剤やバイアグラ類似品はおおよそ野放し状態である。

 猛毒食品が下火になったら、つぎにインチキ製薬。面妖きわまりない化学合成薬品。またも中国のビジネス・モラルの根源が問われる事態が出来した。

       ○●◎み◎や◎ざ◎き●◎○ま◎さ○ひ◎ろ●◎
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   ♪
(読者の声1) 欧米の自分たちの対日非難には辟易ですが、逆襲してみるのもよいと思います。
手法としては、過去の彼らの醜行で切り返すと効果的でしょう。

例1:ドイツ人の左翼対応:<同書の英訳者が、コネを使って開催に漕ぎ着けたのです。 
北村氏が同書の概要を英語でスピーチした後、外人記者・ジャーナリストたちとの質疑に移った途端、最初に質問に立ったのは最前列中央に座していた、TVでよく見かける禿頭鬚面で、小林よしのり氏の『平成攘夷論』にも登場するドイツ人H氏でした。
虐殺と虐殺でない行為の境界線をどこに引くのか、何人だったら虐殺で何人以下だったら虐殺でないのかとの質問を、TVで見せる温厚さとは似つかない怒気を含んだ口調で北村氏に激しくぶつけていました>
回答:民間人虐殺についてはナチスには敵わないのでドイツ人のご意見を聴きたい、と逆に切り返す。グーの音も出ないはずです。

例2:<続いて質問したのは、TVタックルや太田総理の番組辺りに登場する滞日40年以上の米人ジャーナリストS氏で、南京で日本軍は何人殺したのかと、その数字を北村氏に問い質しました。 これに北村氏は、丁寧に「そういう調査はしていないのです」と答えましたが、数字を挙げろと、傍から見ていても辟易するほどしつこく食い下がっていました。>
回答:ベトナム戦争では米国はどのくらいベトナム民間人を殺したのか、知っていますか? と逆襲する。
これで分からないとなります。
なおそれは別だといったら、別ではありません、二重基準は許されませんとピシャリと言えばよい。
欧米人は討論術(ディベート)に長けているので、基本の返し技を覚えておきましょう。
難しいものではありません。 
    (MC生)


(宮崎正弘のコメント) ディベートの観点も大事ですが、外人クラブに巣くう左翼ジャーナリストらは、密かに横の連絡をもった「反日」のスパイ網、あのゾルゲ時代の謀略が動いている、という観点でみたほうが分かりやすい。
NYタイムズのオオニシ記者なる極左の「活動家まがい」が、なぜ跋扈できるか、ディベートでは、とても納得できる回答はでてこないのではありませんか。

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   ♪
 宮崎正弘の最新刊 
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
   ♪
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 好評を博した拙著『2008年 世界大動乱の予兆』を大幅に改訂増補。新データを満載。大増ページ普及版。

宮崎正弘のロングセラーズ 
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8B%7B%8D%E8%90%B3%8DO/list.html
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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 宮崎正弘の比較的入手しやすい本の一覧 ↓
 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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  1. 最近「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」が配信されません。マガジンの登録欄へアドレスを入力すると、「登録済み」と表示されます。どなたか対策をご教示下されば幸いです。

    受信困窮者 2007/11/3

  2. いつ読んでも感服します。それにしても日本には、反日外国人マスゴミ団がどの位棲息してるのか?諸外国だったら即退治されますけど、情け有る日本人は飼ってあげてるんですね。この情けが在日外国人(特亜は勿論)を付け上がらせる元となってしまった。日本の害獣対策はどうなってるのでしょう。

     2007/11/2

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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