国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/11/01


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 11月1日(木曜日) 貳
通巻 第1986号  (臨時増刊)
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 台湾の人間国宝、鍾任壁の一座が人形劇を公演
  早稲田大学創立125周年記念に来日、日本では29回目の熱演
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 先週、リーガロイヤルで開催された「台湾文化週間」の記念レセプションで、許世楷・駐日台北経済文化代表処代表(台湾大使に相当)が「子どもの時の懐かしさ、お祭りでかぶりつきでみたのが人形劇だった。昨今の世論調査でも「台湾のイメージは?」との問いに、
(1)人形劇
(2)玉山(新高山)
(3)台北101<超高層ビル>
との調査結果があった。
それほどこの人形劇は親しまれている、日本の伝統芸能でいえば歌舞伎に匹敵するほどの芸術」と言われた。
その言葉につられて小生も観劇に。許大使夫妻のお隣に座った。

台湾の人間国宝と言われる鍾任壁が団長の一座は「新興閣掌中劇団」。
もともとは台湾中部の西螺(シーラ)から始まった。この地方は大陸から少林寺拳法と人形劇が最初に伝えられた。
鍾任壁の「新興閣掌中劇団」は二百年の伝統、祖先から五代目が鍾さんで、息子ふたりと孫の七代がそろっての熱演だ。

鍾氏は開演前のスピーチで、流暢な日本語で「日本時代は良い教師に恵まれて有り難かった」と述べたあと、劇に登場する人形の解説、動作、宙返り、性格などを訥々と語った。

日本時代には、この人形劇には月形半平太、鞍馬天狗なども混ざって在台湾日本人にも親しまれた、という。
往時は大劇場に千名前後もあつまるほどの盛況ぶりで、連続一年の連載ストーリィもいくつかつくられたというから、戦後日本の紙芝居ブームとも似ている。

 精緻な人形を表情jを変え、こまかな動作を連続しながら、空中を飛び、踊り、かけ、よろめき、倒れ、そして活き活きと走る。
唐獅子、子ども達の龍踊り、帽子つかいの爺、旅芸人が持つ壷を頭の上で回転させる絶妙の演技などのあと、大団円は西遊記「火雲洞」だ(特別に日本語の解説)。

孫悟空が、紅苅児という妖怪に敗北、観世音に助けを求める。観世音は、妖怪を赤子に変えて脅威をなくし、三蔵法師一行は、この危機を乗り越えて天竺へ向かったとさ。
この大がかりな仕掛けのある劇の見所は「変化」の速さ、変身の鮮やかさ、妖術の剣戟は、いきなり十個、十二個の孫悟空と妖怪がでてきての大活劇だ。
 
 やはり許代表がいわれたように「古き良き時代」を懐かしむ、それでいて柔らかな台湾文化の懐の広さが堪能できて感動の時間をすごせたのだった。

 朗報!
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 明日(2日)も午前十時から、無料公開
 http://www.waseda.jp/prj-taiwan/sympo.html

 早稲田大学井深大記念講堂
http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
 (この地図の18が井深記念講堂)
 どなたでも自由に観劇できます! (しかも早稲田125周年記念行事なので、無料です!) 

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(読者の声1) 貴誌1985号を読んで、アフリカというと懐かしい感じがします。
ナイジェリア、ケニア、エジプトに小生もいたことがあります。青い空、真っ赤な大地(鉄分が多い)、緑の樹木。この大自然の強烈なコントラストの下で黒人は原色が似合います。
さて中共のアフリカ進出ですが、このままだとアフリカは中共人が裏で支配する国家に変身するのではないかと思います。
世界で人口密度が希薄で弱小民族しかいないのはアフリカ大陸です。ここに支那人が入り込むとそのしぶとさでは現地人は到底相手になりません。
宗主国の白人がいないので中共には草刈場に見えるのではないでしょうか。放置すると大変なことになります。
   (MC生)



(宮崎正弘のコメント) 放置すると大変、もちろんです。米国は、ジブチにアフリカ指令部をつくります。
ラムズフェルト前国防長官の「トランスフォーム」から逸脱した本格的なものらしいです。



    ♪
(読者の声2) 古本屋さんへ
書庫が溢れていますので、蔵書の一部(数百冊)を処分したく、千代田区麹町の拙宅までお出で下さる古本屋さんを、捜しています。 
 なかには手離したくない本が多いのですが、置き場所がないので仕方ありません。
 ご関心がある方は、小生の事務所(03−3262−5226)へ是非ご連絡ください。少しでも金子を頂戴できましたら、小生が会長をつとめている『全国盲人写真展』(今年12月で23年目を迎えます)に寄付します。 
     (外交評論家、加瀬英明)



   ♪
(読者の声3) メール受信妨害の私の経験、Yメールを利用しています。
私の経験では、いつの間にか、受信拒否に移されていました。この作業は、普通はメールアドレスを自分でコピーする必要がありますので、自分でこの作業をした覚えはありません。
多分、プロバイダー内にスパイが入りこんで、受信拒否に入れられた可能性があります。
現在、私の受信拒否の数か限度いっぱいの500件で、その妨害やり難くなっているのでしょう。一度、受信拒否メールに「trans_g0g0iQiq@melma.com」がないか点検され、自分
でそこから削除されることをお勧めします。
(RF生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)色々な方法があるのですね。ご示唆、ありがとう御座います。

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 宮崎正弘の最新刊 
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
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『2008年 世界大動乱』(改訂最新版、1680円。並木書房)
 好評を博した拙著『2008年 世界大動乱の予兆』を大幅に改訂増補。新データを満載。大増ページ普及版。

宮崎正弘のロングセラーズ 
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8B%7B%8D%E8%90%B3%8DO/list.html
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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 宮崎正弘の比較的入手しやすい本の一覧 ↓
 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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http://www.melma.com/backnumber_45206/
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創刊日:2001-08-18  
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