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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:10/17


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 10月18日(木曜日)  
通巻 第1960号   (10月17日発行) 
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 ダライ・ラマ法王が米国を訪問し、ブッシュ大統領と会見した
  連邦議会は最高の栄誉である「コングレス・ゴールデン・メダル」を授与する予定
****************************************

ホワイトハウスへ珍客があった。
10月16日、ブッシュ米大統領はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世法王と三十分に亘って会談したのだ。ブッシュ大統領は、中国政府の激しい反発を意にも介さず、「信教の自由」を支援する姿勢を明確に世界にアピールした。

また議会で行われる勲章(コングレス・ゴールデン・メダル)の授与式にもブッシュ大統領は出席する。
「この賞は議会が民間で活躍する著名人に与える最高の名誉」(クリスチャン・サイエンス・モニター、10月16日付け)である。

 ダライ・ラマ法王は記者会見で、ブッシュ大統領がチベットの人権抑圧状況に「懸念を表明した」とし、「会談は恰も家族の再会のようだった」と述べた。
例によって中国は「国際関係の原則に深刻に違反し、中国人民の感情を傷つける粗暴な内政干渉だ」と獅子吼し、「強い不満と断固たる反対」を表明した。
 
ダライ・ラマ法王は九月にドイツを訪問しメルケル首相と会見した。
このときも中国はドイツを罵倒して抗議した。ダライ・ラマ法王の世界行脚はつづいており、じつはブッシュ大統領とは三度目の会見である。

前のクリントン政権のときは、北京からの狂信的雑音にネを挙げて、ホワイトハウスで、ゴア副大統領が会見し、そこへ「たまたま通りかかったクリントン大統領が立ち寄って立ち話」をいう狡猾なスタイルを編み出して、それでダライ・ラマ法王を遇した。

 しかしいずれにせよ、首相が面会したことのない日本と、宗教の自由を認め、横やり、圧力に耳を貸さない欧米列強との差違は歴然としている。

 日本にはたして自由を守ろうという意思はあるのか。

      ○◎み◎や◎ざ◎き◎ ○ま◎さ○ひ◎ろ◎
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   ♪
(読者の声1) こんにちは。 いつも勉強させていただいています。
「再現『南京戦』」「南京事件『証拠写真』を検証する」などの本の英訳、仏訳は出ていないのでしょうか? 
この日中情報戦は中国だけが相手ではありません。むしろそれ以外の第三国です。
こちらフランスでも南京虐殺はあったものと定着しています。このような本が日本語だけで書かれ、日本国内だけで集会をしていても意味がありません。この構図は日本VSそれ以外の国全部。特に白人は何としても日本を悪役にしておきたい。諸外国で南京虐殺肯定記事が新聞・雑誌に出るたび、いちいち抗議していかなければいけなせん。
でも例え大使館などが抗議しても現地マスコミに無視されるという現実もあります。反日の壁は厚く、高い。
一般人の頭にナチスのホロコースト同様に普通に知識として染み込んでいるのです。
それを覆そうとするのですからその難しさが分かろうというもの。外務省は何をしているのか(ため息)。中国に学んで、しつこくしつこく言い続けなければ、この戦いは負けます。お願いです。英訳、仏訳、それ以外の言葉の翻訳を、一日も早く! 外国語による資料、正確に言うと保守派の資料があまりに不足しています。
(在仏、K子)


(宮崎正弘のコメント)まことにまことに。外務省は何をしているのですかね。これは本来なら国家がやるべき作業です。
 それを民間の有志、有識者が浄財を集めながらやっているのです。ようやく英訳が、揃った所ですが、自費出版です。
 アイリスチャンの50万部ベストセラーのからくりは組織的買い上げでした。
 南京モノのハリウッド映画の製作費も、原資がどこから来ているか、想像はつきます。
 官民があげて政治宣伝で神経戦をしかけているのに、日本政府は防御しようと言う意思もないのですから。



   ♪
(読者の声2) 産経新聞がようやく腰をあげて、沖縄の12万人集会の数字のからくりを暴いて報道しました。
 朝日、読売、毎日、日経が産経にならって数字を是正すると思われますか?
     (TY生、横浜)


(宮崎正弘のコメント) 自分たちの誤りを三大紙が認める筈がありません。かつて「侵略」を「進出」と書き換えた教科書があるという共同通信の誤報を、いまもって垂れ流したままにしているのも、これらの新聞です。
誤りに気付いて訂正報道をしたのは産経新聞だけでした。 

      ◎○◎
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    ♪
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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  1. 新聞やテレビでは得られない貴重な情報を有難うございます。

     2007/10/17

  2. そうです、20世紀を通じて起こった日本への捻じ曲がった評価、断罪という「誤解」を解くには日本の方から民主主義の各原則を訴えて行くしかないのだと思います。
    20世紀は独裁のウソに世界が騙された「間違ったハト」の世紀でした。
    21世紀こそ「ハトのように無邪気であるが、ただしヘビのしたたかさにも負けない強いハートを持った民主主義者の世紀」であることを願っております。

    私個人も、ここ何ヶ月か心の中でぶちのめされる思いを味わって来ましたが、そこで挫けて終わるのではなく、少しでも(もちろん平和的に)世の中のお役に立つ勇気を持つべきだと、やっと思えるようになって来ました。
    我が国民主主義に取って非常に重要な情報を遮断せず、伝える勇気に満ち溢れた先生のご活動に感謝します。A.I

     2007/10/17

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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