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 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:10/11


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 10月11日(木曜日)  貳
通巻 第1952号  
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GDPの3%が「汚職費用」とカーネギー財団が報告書
 中国共産党幹部800名の資金洗浄を米中が協同で捜査中
***************************************

 年率10%以上の経済成長をつづける中国経済だが、年率で860億ドルが「闇」に吸収されている。
賄賂、キックバックなど汚職に費やされる費用が国家予算の10%。
毎年860億ドルものカネが、「賄賂」「汚職」「キックバック」などで消えた疑いがあると米国「カーネギー財団」が報告書をだした(ブルームバーグニュース、10月11日付け)。

 過日、「世界透明度ランキング」なる指標が発表され、中国は「透明度」で72位だった(世界180カ国を調査)。中国には役人の汚職を禁止する法律が1200ほど存在しているにもかかわらず、にである。

 「昨年の北京政府の予算のうち、36億ドルが「使途不明」となっている」と国家会計検査院が、9月に発表した。
中国は、これらの資金洗浄ルートを米国の当局と協同で調査しているが、リストに登っている被疑幹部だけでも800名にのぼるという。

 法律は抜け道だらけ、とくに最高幹部にはアンタッチャブルの構造があり、「胡温執行部がいう『和諧社会』のスローガンはますます空虚に鳴り響いている」と前掲報告書は結論している。

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(読者の声1)貴誌1950号に乗った宮崎さんのコメント、すごい中身だと思うのです。バチカンと中国の地下教会、北京の思惑を論じながら、突如「王権」と「天上権」がでてきて、こう言われる。
 「現代中国の於ける宗教」が「すべては共産党の『指導のもとに』管理されている。国家システムにビルトインされているのが、道教の寺寺から、儒教の孔子廟、仏教の寺寺、そして表通りに立っているキリスト教の教会です」と言われたあとに、「ローマ法王は、その宗教の在り方、とくに司教の任命権(叙任権)を、ローマ法王からうばって中国が勝手に決める遣り方に反対し、国交を断絶してきた」。
にもかかわらず「バチカンが任命する司教を、中国が認めない。これは恰かも、チベット仏教のダライラマ法王が、パンチェンラマを指名する歴史的伝統的しきたりを無視して、ダライラマ法王が指名した本物のパンチェンラマ霊童を拉致誘拐し、共産党が『指名』する偽パンチェンを据えるという、いまの無法と似ています。(ところが)バチカンが最近、中国共産党が指名した北京地区の司教を、追認するという天地をひっくりかえすような屈辱的行為に出た」のは「地上の王権(中国の王朝)が、天上権をしのぐ?」行為である、と。
こういう視点から中国の宗教の在り方を考えてみたことがなかったので、驚きでもありました。
   (UY生、新潟)


(宮崎正弘のコメント)ついでに申し上げますが、拙著新刊『中国は猛毒を撒き散らして自滅する』(徳間書店)のなかに一章を割いて、この問題を論じております。蛇足でした。



   ♪
(読者の声2) 「迷惑メール対策を偽装する言論弾圧」対策について
1.まずプロバイダーに削除基準を明らかにさせることでしょうか。そこで宮崎先生のメールが何故削除されるのかわかるはずです。

2.通知義務:信書の秘密にかかわる読者サービスなので検閲で何をしているのか加入者に知らせるべきです。

3.加入者の知る権利:加入者は当然知る権利があります。

4.訂正機能の必要性:リカバリー機能として、加入者が一度解除したメールはその後削除しないという業界規則も必要です。

5.社会問題化:迷惑メール対策で迷惑をうけている方が多いのでプロバイダーの賠償を含めて社会問題として提起する必要があります。
   (MC生、目黒)


(編集部より) ご忠告有り難うございます。ついでに申し上げますとメルマガに読者の人気コンテストのような「採点録」がありますね。いままで読者の皆さまにお知らせしませんでしたが、多くのメルマガのなかで、小誌はずっと96点という高得点でした。最近、急激に(おそらく集団での行為でしょうが)93点に下げられております。
 これも当方では対応の方法が判らず放置しております。

     ◎ ◎ ◎ ◎
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 宮崎正弘の最新刊
『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
 http://www.tokuma.jp/book

『2008年 世界大動乱』(改訂最新版、1680円。並木書房)
 好評を博した拙著『2008年 世界大動乱の予兆』を大幅に改訂増補。新データを満載。大増ページ普及版。
  ○
♪♪
宮崎正弘のロングセラーズ 
『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8B%7B%8D%E8%90%B3%8DO/list.html
  ♪
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『拉致』(徳間文庫)
 『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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(下記は附録です)

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『三島由紀夫の総合研究』 
(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
       平成19(2007)年10月11日(木曜日) 
           通巻 第169号  
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雑誌『自由』がサイデンステッカー氏の追悼特集

 三島文学のよき理解者で、『天人五衰』の名訳者としても知られ、「憂国忌」の発起人でもあったエドワード・サイデンステッカー氏が亡くなったのは、夏の盛りだった8月26日。湯島の自宅付近を散歩中に転倒して入院(4月26日)、意識を回復せず、四ヶ月後、天国へ旅立たれた。
 三島由紀夫との交友は有名だった。
 川端康成の『山の音』の名訳は語り草となった。ノーベル賞受賞の演説「美しい日本とわたし」もスエーデンへ随行して直前まで翻訳した。
ライフワークは『源氏物語』の翻訳で、完成したパーティには、日本の文壇を代表する多くの人が駆けつけた。
 「憂国忌」には初回にメッセージを寄せられたほか、何回か、登壇して頂いた。
 平成17年のシンポジウムにも西尾幹二、村松英子氏らとともに参加され、独特の三島論を語った。
 10日発売の『自由』には以下の特集が掲載されている。

 「会えば論争、無類の文学熱」        佐伯彰一
 「訳文に刻まれた辛苦のあと」        安西徹雄
 「その時、六時三十分」           山口徹三
 「懐かしい三十四年の交友」         加瀬英明
 「サイデンステッカー氏を偲ぶ」       村松英子
 「わがよき飲み友達」            白井真樹子
 「日本の最良の友人だったエド」       ジェームソン
 「日本文学の功労者」            石原萌記

 なお、サイデンステッカー氏の追悼会は11月4日に関係者をあつめて行われる。
 また、雑誌『自由』は全国の主要書店でも発売されているが、入手困難の向きは下記へ直接、電話で注文されたい。
東京(03)5976−6201 FAX(5976)6202

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     ♪
 サロン劇場公演
 三島由紀夫原作『薔薇と海賊』の御案内は、下記サイトで
 http://mishima.xii.jp/annai/index.html
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   ♪
「憂国忌」の賛助会員を募集中です

小誌メルマガ読者への先着50組招待キャンペーンは10月20日から受け付けます。
10月20日号の小誌に詳細を発表します。このほか、26日発売の「WILL」と11月1日発売の「正論」でも同様の企画を広告します。
      ◇  ◇
 「憂国忌」の御案内
 http://mishima.xii.jp/37th/index.html

  ♪
 今年も憂国忌の季節がめぐって参りました。
 三島由紀夫氏が憂国の諫死を遂げる直前、東武デパートで開催された、氏自らの企画「三島由紀夫展」は「小説の河」「演劇の河」「肉体の河」「行動の河」と四つに展示が分けられていました。
そこで憂国忌でも一昨年は肉体をテーマに細江英公氏の「薔薇刑」を、昨年は「演劇」で村松英子さんに「薔薇と海賊」の予告上演をしていただきました。ことしは「行動の河」に焦点をあてて次の要領で開催します。万障お繰り合わせの上、ご光臨頂ければ幸いです。
           記
とき   11月25日 午後二時(一時開場)
 ところ  豊島公会堂 (池袋東口、三越うら)
 ことしのテーマは、『行動の河』です! 
   第一部 シンポジウム「あれは楯の会事件、森田必勝主導ではなかったのか」
       パネリスト 堤 堯(元文藝春秋編集長)、中村彰彦 (直木賞作家、『烈士と言われる男』の作者)、司会 花田紀凱(WILL編集長)
   第二部 記念講演 「武士道の悲しみ  最後の特攻としての三島由紀夫」
         評論家 井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)

  代表発起人 井尻千男、入江隆則、桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直樹、佐伯彰一、
篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦、細江英公、松本徹、村松英子
(当日、会場では入手しにくい奇観本などの頒布会も行われます。一般入城は会場分担金はおひとり千円)
       ◎◎
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 ●賛助会員募集

 ことしも憂国忌賛助会員を募集します。
 過去37年、ボランティアと浄財だけで存続してきた憂国忌への協賛をなさる方、大歓迎です。
 (( 賛助会員の特典 ))
 ●憂国忌へのご招待(11月初旬ごろに招待状がとどきます)
 ●関連図書の贈呈(12月初旬ごろ)
 ●冊子「憂国忌」に御芳名を掲載させて頂きます(これも12月初旬頃までに関連贈呈本と共にお届けします)

 ●要領
 一口10000円(半口でも、あるいは何口でも結構です)
 郵便振替は(02) 00180−2−65455 名義は「三島由紀夫研究会」
 銀行送金は「三菱東京UFG銀行 江戸川橋支店 普通口座 1157073
       名義は「三島由紀夫研究会」(電話03−3260−9633)です。

なお、eメールバンクなどで銀行送金をなさる方は、ご面倒でも下記へご住所、お名前をお知らせください。
yukokuki@hotmail.com
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(C)三島由紀夫研究会 2006―2007  ◎転送自由
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  1. 私の購読している中では最も良いメルマガです。

     2007/10/12

  2. 弾圧に負けず真実を書き続けて下さい。

     2007/10/11

  3. いつも面白くわくわくしながら読んでいます。

     2007/10/11

  4. まとまりの無い日本の根本原因は相続税制
    に有り、若い時は兄弟仲良く、中年に成り
    平等に分割したのでわ、先祖等の祭り事の
    出費で、疎遠に成る人が多い、兄弟もバラケル
    米国が決めた税制で50年経つたらまとまり無い、日本にするため、この問題宮崎さん、掘り下げてください、徒競争も平等とわ、低レベルに会わせる事おかしい K.S

     2007/10/11

  5. これだけ内容の濃いメルマガを無料で見られるなんてありがたい。
    有料購読の旧来のマスコミなんてまったく資源の無駄遣いだ。

     2007/10/11

  6. 先生の記事を拝見して”我が意を得たり”で溜飲下がる事しばしばです。お礼申しあげます。
    時に、NHKの経営委員会と執行部の対立激化、執行部は政治的圧力を利用するため民主党に接近しているとの話があるようです。NHKの実態を広く国民に知ってもらう必要があります。世界的情報戦争の最中、我が国の国益にかかわる重大な問題でもあると愚考しています。
    他のマスコミは一切報じようとしないので、先生にぜひ解明をお願い致し度。今後のご健闘をお祈りします。
    以上

     2007/10/11

  7. 独裁支那内部の宗教弾圧にもお触れ頂き感謝です。
    第二次世界大戦終了直前から、民主主義陣営はその政治的理念をしばしば忘れ、金と権力の為に独裁と手を組んできましたが、貴誌のような自由と民主主義を尊ぶ言論のある限り、我々一般市民は希望を持ち続けられるのだと思います。
    感謝を込めて、これからの更なるご活躍を祈念致します。(A.I生)

     2007/10/11

  8. 某国の妨害工作に負けずメール配信ガンガレ

     2007/10/11

  9. よく国際情勢を分析され、日本のあるべき姿を探求されていると思います。中国の姿勢を反面教師とする姿勢が日本に必要だと思うのですが、現実には中国と同一化を望むような低俗極まりない人間が日本に増えつつあることに重大な懸念を感じています。

     2007/10/11

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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