国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/09/25


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年)  9月25日(火曜日)  貳
通巻 第1938号  
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 新参謀総長がきまって空席の玉突きゲーム
   胡耀邦元総書記の女婿・劉曉江中将が総装備部長になりそう
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 中国人民解放軍の新しい総参謀部長は、既報のとおり陳丙徳で最終決定のようだ。
 すると空席になるのは総装備部長。人民解放軍は地方を七つにわけての「軍管区」と、縦割りの四つの組織「総政治部」「総参謀部」「総装備部」「総後勤部」で構成されている。地方軍閥が再び割拠しないように立体的組織としたからだ。

 胡耀邦(元総書記)は、いまだに中国知識人のあいだに人気は衰えていない。
 いや、日本にとってもこれほどの親日家は珍しかった。会議中に激昂して急逝したが、息子の胡徳平は、はや64歳。定年直前だから、次は飾りの要職に就くだろうと言われているが、つぎは政治協商会議副主席という声が依然から強い。
胡徳平は北京大学歴史学科卒。
じつは、この人物は民主法治人権をいう民主化運動に深い理解がある。

 さて胡耀邦には娘もいる。
幼年時代の名前を胡満妹といった。いまの名前は李恒。
 中華医学基金会理事である。
 その李恒が幼年時代の名前「胡満妹」をペンネームに、この八月に『我が父、胡耀邦の回想』を北京出版社から出版したのだ。幼名を筆名として父親の回想録を書く手法はトウ小平の娘・楠と同じである。
いま各地でサイン会。列が出来るほどの人気は父親胡耀邦の人気がいまも衰えないからだろう。

 その李恒の夫は軍人で、劉曉江中将である。
やはり革命時代の軍功があった父親の引きで軍隊畑一筋に歩み、軍の文化部長、海軍規律委員会書記、総政治部副主任とエリートコース。58歳。
 劉は江西省の人で黒龍江省の大学をでている。
 かれが新装備部長に就きそうである、と香港各紙が報じている。
 人民解放軍は、こうやって太子党の躍進も目立つが、基本的に江沢民人脈が徐々に追放されている構造ともなっている。

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