国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/09/09


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年)  9月10日(月曜日) 
通巻 第1919号  (9月9日発行)
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇

  第十七回中国共産党大会は10月15日開催でほぼ確定
   李克強、周永康に加えて劉延東が政治局トップ入りか?
****************************************

 六日発売の香港誌『開放』九月号は中国共産党次期指導部は胡錦濤、呉邦国、温家宝、曾慶紅の四人が留任し、賈慶林、李長春、呉官正、羅干(六月に黄菊は死去)が退任と報道した。
 政治局常務委員は現在の九人から七人に減員され、のこる三人のポストをめぐって最終的権力闘争の暗闘にさしかかっているという。
 新たに李克強、周永康、劉延東の三人が「政治局常務委員」に加わると『開放』誌が予想している。

 李克強は河南省書記から遼寧省書記に栄転した胡錦濤の子飼い。共産主義青年団人脈である。「二人の政治的関係とは、ちょうど胡が小泉、李が安倍の年齢差」(金鍾『開放』主筆)。
 ライバルの李源潮(江蘇省書記)、習近平(上海市書記)、王洋(重慶市書記)らを追い落とすことになる。
 名前の挙がった劉延東も胡派。女性政治家。彼女のことは半年ほど前にも、小誌に書いた。

 一方、周永康は公安筋を代表する保守派。江沢民系である。周が政治局常務委員会にはいれば、上海派ともちかく、曾慶紅とともに太子党vs革新官僚vs共産党青年団vs守旧派の対立という権力闘争の舵取りを背後から陰険に操作してゆく可能性がでる。

 このほか、韓正、薄き来、馬凱らが下馬評にのぼっていたが、いずれも政治局常務委員会入りは難しいとの見方だ。
周小川、戴相龍ら経済閣僚経験者の政治局常務委員会入りは困難で、経済改革のスピードにも影響がでそうだ。

 とはいえ、四年ぶりに北戴河会議を招集し、秋の人事を早めに決めたくて躍起だった胡執行部。
保守派、守旧派、軍部ならびに江沢民残党からの強い突き上げにあって立ち往生した気配である。
まして北戴河会議終盤に胡錦濤はビシケク、アスタナなど外交日程におわれて北京を不在とし、帰国後もメルケル独首相の訪中などで、人事に集中できず、その権力基盤の脆弱性を露呈した。

結局は「総主流派」のバランス人事という構造のなかに、幾分か個性を出す人事で落ち着くのではないか、と見られている。
 
   ○◎み○や○ざ◎き◎○ま◎さ◎ひ◎ろ○◎ 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
  9月15日に台湾を国連加盟へ! のデモが行われます !!

「友邦・台湾を国連へ!」アピール行進
  「台湾の国連加盟を支持する日本国民の会」がデモ行進を計画

 台湾は今年から「台湾」名義での加盟申請を行いましたが、潘基文国連事務総長は「台湾は中国の一部」だとの解釈を示して申請を拒否しました。しかし、事務総長にそのような権限はないどころかそもそも国連が「台湾を中国の一部」などと認定した事実はありません。つまりこれは、ここまで国連が中国の影響下に置かれているということなのです。

その後、台湾の友好国の提案や、日米が事務総長の解釈を不適切とする申し入れを行ったことにより、台湾の国連加盟については9月18日から開かれる国連総会の総務委員会で審議されることになりました。
こうしたなかで台湾では、国連総会開催直前の9月15日、台湾の国連加盟の正当性を訴え、住民投票を推進する大規模デモが発動されます。ニューヨークでもそれに呼応し、現地の台湾人がアピール行進を行います。

 日本人も呼応し、「一つの中国」なる宣伝を打破するため、あるいはそれを台湾の存在アピールの好機として、東京においてアピール行進を実施し、「日本政府は台湾加盟を支持せよ」「中国の反対圧力に反対する」「国連は台湾を排除するな」と訴え、この問題への関心を喚起するとともに、国際社会で孤軍奮闘する台湾に激励のメッセージを送ります。
台湾を中国の侵略から守るためには、何としてでも台湾を国連に加盟させ、台湾問題を国際社会の関心の下に置かなければなりません。
これは友邦台湾のため、そして日本を含む東アジア全体の平和のための行動です。賛同する日本人団体を募っています。ご賛同いただける場合は、下記までご一報のほどお願いします。
 当日のご参加は、日本人、台湾人にかかわらず、老若男女、どなたでも大歓迎です。
 ふるってご参加ください。

             台湾の国連加盟を支持する日本国民の会
------------------------------------------------------------------------------
9・15「友邦・台湾を国連へ!」アピール行進

■日 時 2007年9月15日(土) 14時:出陣式 14時30分:アピール行進出発

■集 合 大久保公園(新宿区歌舞伎町二丁目43番)
ハローワーク(職安)裏、都立大久保病院前
【交通】JR「新宿駅」東口から徒歩7分。歌舞伎町方面へ。西武「新宿駅」から徒歩3分。都営大江戸線「東新宿駅」から徒歩4分。

■コース  大久保公園→職安通り→明治通り→甲州街道(新宿駅南口前)→新宿中央公園(所要時間:約1時間)
     ※プラカード、横断幕、拡声器等の持参歓迎!

■主 催 台湾の国連加盟を支持する日本国民の会、台湾出身戦没者慰霊の会、台湾研究フォーラム、維新政党新風東京都本部、維新政党埼玉県本部、日本李登輝友の会、日台交流同友会、政経調査会(9月8日現在)
■問合せ 03−5211−8838(日本李登輝友の会)
     090−4138−6397(永山英樹)
     koe@formosa.ne.jp (台湾の声編集部)
    ◎ ◎ ◎ ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
      ♪
 第229回 三島研究会「公開講座」は
 講師に田中英道先生
@@@@@@@@@
演題は「三島由紀夫と憲法」(仮題)。

 9月13日 午後六時半 
 市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」 四階会議室です。
 会場分担金 おひとり2000円(会員および学生1000円)
講座終了後、近くの居酒屋で田中先生を囲んでの懇親会を予定(別途3000円)
   ◎◎◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ▽ 
<< 宮崎正弘の新刊予告 >>
    ♪
 『2008 世界大動乱』(改訂最新版、並木書房、中旬発売)
   四月に刊行された拙著『2008年 世界大動乱の予兆』を大幅に改訂増補。新データを満載。

    ♪
 『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、下旬発売)
 毒入り食品からオモチャの鉛、段ボール入り「肉まん」に至るまで、[MADE IN CHINA]は、いかにして世界で嫌われ、忌避されるにいたったのか、その原因は奈辺にあり、今後、解決される見通しはあるのか?

   ♪♪
<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
 『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
 『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『拉致』(徳間文庫)
 『三島由紀夫の現場』(並木書房)
     ◇ 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。