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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:8/23


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年)  8月23日(木曜日)  
通巻第1905号 
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 東芝がカザフスタンのウラン鉱山の権利を抑えたが。。
   原子炉建設協力の見返り? WH(ウェスチングハウス)と提携
****************************************

 カザフスタンに滞在していたおり、ロシア人から「日本から原子炉の提供を受けるのだが、チェルノブイリの例があり、事故の心配はないのか」と質問された。
 「つい先日の中越地震でも、あれほどのマグネチュードを記録したが、柏崎原発で放射能漏れはなかった。
日本の技術は米国,露西亜、フランスの上を行っている」
 と説明したが、納得した顔つきではなかった。

 さて東芝と米ウエスチングハウス(WH)はカザフスタンにおいて、原子力発電事業で連携を深めることが決まった。

 原子力発電所の建設に踏み切ったり、増設したり。米国とロシアも原理力発電を拡大する環境のなか、世界第二位のウラン埋蔵国であるカザフスタンで東芝とWHは国際提携を深めるというのだ。

 東芝が持つWH株のおよそ一割をカザフスタン国営企業に譲渡し、見返りに東芝とWHが納入する原発向けのウラン供給でカザフの協力を得る。
東芝はカザフスタンの国営原子力事業会社「カザトムプロム」とWH株式の譲渡契約を結ぶ。
 カザトムプロムは同国のウラン開発を一手に担っている企業。
 
また同時に東芝は丸紅からカザフスタンのウラン鉱山権益を取得する。
 丸紅保有分の半分近い譲渡を受けるのだが、理由は丸紅がすでに持つ、カザフスタン南部のハラサン鉱区の権益である。
丸紅を筆頭に東京電力、中部電力、東北電力が参加しており、これによって2014年から四十年間に予測される日本の製錬ウラン原料需要の25%がまかなえるという。

 資源確保、政治より遙かに情報が早く、現場をしりつくす商社とメーカーの方が決断も早い。

         ▽▽ ◎ ▽▽
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(休刊のお知らせ) 小誌は8月25日から9月3日ごろまで海外取材のため休刊となります。
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   ♪
(桜チャンネルからお知らせ) 25日土曜日午後九時からの「闘論、倒論、討論」三時間スペシャルは中国覇権、環境問題、北京五輪をめぐる三時間です。
パネリスト:(敬称略50音順);上村幸治(獨協大学教授・元毎日新聞中国総局長)、児玉千洋(株式会社エコテスト代表取締役)、黄文雄(作家・評論家)、樋泉克夫(愛知県立大学教授)、水間政憲(ジャーナリスト)、宮崎正弘(作家・評論家)、鳴霞(月刊中国発行・編集人) 司会は水島総。
  ◎
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   ♪  
(読者の声1) 中国人は信用度が省によって違いますが、インド人も出身地やカーストによって信用度合いが違うのでしょうか?
 小生にも数人のインド人の友人がおりますが、なかなか計算高く、若干ずるがしこいところがあるように思えるのですが・・・?
 まだ個人レベルの付き合いならば、中国人(山東省出身)の方が可愛いと思うのですが、先生のご意見をお聞かせください。
   (MI生、福岡)


(宮崎正弘のコメント) カースト制度は小生儀、専門ではありませんので、コメントを差し控えます。
中国人の山東省出身は、軍人が多いゆえに軍隊式の国有企業はうまく行きます。最大の家電メーカー、海爾(ハイエール)は山東省青島が本社です。
 古来より、山東は小国乱立、孫子が生まれ、かつ孔子も孟子も山東の人。井上靖や宮城谷正晃氏が好んで物語の舞台とするのも山東省でしょう。
 日本が満州建国後、学校も平等と聞いて、山東省からどっと入植がありました。
 満州十三年間、毎年百万人が、じつは山東から満州へ移住してきた。合計一千万人です。
 ですから、日本の遣り方も理解できるし、ほかの省の中国人とは異なるのでしょう。詳しくは拙著『出身地でわかる中国人』(PHP新書)をご参照ください。



    ♪
(読者の声2) 】北京オリンピック反対の手錠五輪Tシャツのご紹介
北京オリンピック反対をアピールする手錠五輪Tシャツを販売していますのでご紹介します。8月15日、靖国神社・九段坂でも展示即売されていました。
 奇抜でセンスの良いデザインが人目を惹いていましたのでご存知の方も居られると思います。通販サイト「ツラン堂」をご覧下さい。
 http://www.j-turan.jp
 ご希望の方は、「商品カテゴリー」の「Tシャツ」をクリックしてください。
 尚、26日、文京区民センターで行われる黄昭堂先生の講演会場でも販売される予定だそうです。主権回復を目指す会の下記ホームページの記事でも九段坂での写真が掲載されていました。
http://homepage2.nifty.com/shukenkaifuku/KoudouKatudou/070817.html
         (II生)


(宮崎正弘のコメント) このシャツを着て北京の目抜き通りを練り歩いた外国人がいます。警察の取り調べを受けましたが、貳時間で釈放になった由です。

     ◎
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    ♪
 (サイト情報) 米中央情報局(CIA)は8月21日、国際テロ組織アルカイダによる米中枢同時テロを末然に防ぐための対応を検証した監察総監室の機密報告の要旨を公表した。
(1) 9・11テロ事件に対するCIA責任に関する監察総監室報告要旨 
Executive Summary: OIG Report on CIA Accountability With Respect to the 9/11 Attacks、Released August 2007 
https://www.cia.gov/library/reports/Executive%20Summary_OIG%20Report.pdf  
(2)監察総監室報告要旨公開に関するCIA長官の職員向け声明 
 https://www.cia.gov/news-information/press-releases-statements/911-ig-report-summary.html 
        ◎
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<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
http://7andy.yahoo.co.jp/books/search_result/-/writer/%b5%dc%ba%ea%c0%b5%b9%b0%a1%bf%c3%f8/page/1

『世界“新”資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)。
http://item.rakuten.co.jp/book/4412326/

『2008年 世界大動乱の予兆』(並木書房刊)
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『拉致』(徳間文庫)
 『三島由紀夫の現場』(並木書房刊)
     ◇ 
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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