国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/07/07


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 7月7日(土曜日) 貳
通巻第1854号 
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「アフリカは“暗黒大陸”から“ペトロ大陸”へ」
http://www.japancm.com/sekitei/sikisha/2007/sikisha25.html
宮崎正弘の寄稿(「人形町サロン」の上記サイトにあります) ↑
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世界を毒殺するのか、中国(その2)
 検査を誤魔化して賄賂をとったナンバー2の責任者にも死刑判決
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  二人目の犠牲の山羊。
 毒入り食品の「犯人」を少数に絞り込んで責任転嫁のフレームアップにより、全世界から湧き起こった囂々たる批判をかわそうと“懸命の努力”をしている中国。

 北京市第一中級人民法院(地裁)は7月6日、「国家食品薬品監督管理局」の曹文荘に収賄罪で死刑判決(執行猶予付き)を言い渡した。
 曹被告は2003年12月から05年9月にかけて、薬品の承認に関連して製薬会社2社から30万ドル(約3900万円)以上のわいろを受け取ったというのが直接の判決理由。
 
 しかし曹は検査主任のポストにあった機関に、なんと14000件の新薬を承認して。同時に114000件の新薬を発売禁止とし、461社の工場に閉鎖を命じていた。
 
  (簡単な手口。賄賂を持ってこない会社は閉鎖されるのだ)

 訴状で明らかになった曹の犯罪は277件の新薬で賄賂を受け取っていた。そのうちの六件はまるでインチキの「新薬」だったという。
 曹の前任者の鄭が薬品検査のボス、すでに五月に同法院は鄭篠萸元局長に死刑判決を下している。
鄭は賄賂85万ドルを受け取った容疑。

 この二つの死刑判決、僅か二ヶ月の出来事である。
 (中国の裁判ってはやいなぁ。日本ではオーム真理教事件から十年以上。まだ主謀者は拘置所で生きているのに!)

 四千匹が死んだ犬猫。
ペットフードが米国で問題となり、パナマで3778名が死んだ風邪薬。シロップと称して毒物を混入させていた。
 ついで「ハイチとドミニカでおきた毒入り歯磨きで、百人が死んだ」(IHT、7月7日一面トップ)。
 死刑判決の被告らは輸出検査誤魔化し、安全検査の誤魔化しに手を貸して、豪華なクルマなどを贈呈されていたことも判明した。
 (所詮、かれらにとって消費者の困惑は他人事だったのだろう)

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宮崎正弘 (評論家) 「中国問題の本質とは」
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藤井厳喜 (拓殖大学客員教授) 「騙される日本人」
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小堀桂一郎(東京大学名誉教授) 「後に続くを信ずとは」
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(お知らせ) 11日。桜チャンネル「ニュースワイド」に宮崎正弘が生出演します!
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(読者の声1) 数か月前、或るエコノミスト氏がブログに、知り合いから聞いた話として、「安倍首相は参院議員選挙後の政権維持を考えずに突っ走っている、そう仮定するとすべて説明がつく」と書いてあった記憶があります。
総裁首相就任早々まず改憲を掲げました。
祖父岸信介の悲願だった改憲を目指すとはその遺言にでもあったのかなあと感じたものです。それを参院議員選挙のテーマにした日には、皆びっくりしてしゃくりがでるほどでした。
教育法改正(日教組潰し)、公務員制度改革(天下り禁止)、社保庁潰し(岸信介は社会保障制度の整備も目指していました)、日米同盟の見直し(祖国防衛の自立化)、そしてついに消費税率上げの道まで舗装し開通する徹底ぶり。
これらはすべて小泉前首相が遣り残したことども。
ただ小泉前首相が自民党内の旧田中派経世会に連なる人脈を、表顔(おもてづら)では“自民党をぶっ壊す!”と呼号しなから、徹底的に排除、無力化したから成し遂げられたのは確か。
安倍首相が積み残した最大なるものは拉致問題の解決。外交問題である限り国内問題のように議員数の力で押し切れないもの。
やはり相手を圧する軍事力を持たないと他国に拉致し、奪われた同胞を取り返すことはままならないと日本人は思い知りました。
“もう二度と同じ過ちを繰り返しません”と臍を噛む思いであり、ならば祖国防衛のための軍事力(核武装)を養うことが肝要喫緊と深く心に刻むのです。
今日は七夕。七十年前のこの日北京に駐留し、対ソ演習中の日本軍は中国共産党の仕掛けた廬溝橋事件に巻き込まれ、奸な北支調略の野望を刺激された日本陸軍は国民党軍との戦いに引きずり込まれて行きました。自業自得の成り行きと云えます。
安倍首相の就任以来の振る舞いは、岸信介の果たし得なかったことどもの達成に我武者羅に突き進んでいるようで、因果応報の輪廻のさまを感じます。
安倍首相は参院選挙で果てても悔いないのでしょう。 
  (HN生、品川)


(宮崎正弘のコメント) となると、悲壮なる自爆。論理的に整合性はありますね。
 自民大敗ムードの中、しかし背水の陣でのぞめば底力を発揮するのも日本人です。民主圧勝という事前予測が覆る可能性もすこしは残っておりますからね。



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(読者の声2) ラジオを聞いていてびっくりです。宮崎さんがよくお出になる「ラジオ日本」の「ミッキー安川すばり勝負」。
なんと昨日(6日)のゲストは安倍首相ですよ!
 前から数あるラジオのなかで、もっとも内容の濃い、保守のプログラムとは思っていましたが、首相も出演するほどの影響力のある番組とは知りませんでした。
 これからも宮崎さん、もっとドンドン出てください。
     (IY生、練馬区)


(宮崎正弘のコメント) 首相が出演される予定は、前の週が小生の担当でしたので、ミッキーさんから聞いておりました。中川昭一さんが、同席された筈です。
 ともかく励ましのご意見、ラジオ局の担当者にも転送しておきます。

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  • 名無しさん2007/07/08

    いつも目から鱗の情報満載で、とても満足しています。

  • 名無し2007/07/07

    参議院選挙が始まり安倍首相の信任がとわれる。安倍内閣のカギは国会対策にある。その責任者が親中派の議員である。中共が与党と野党を支配する形である。安倍首相が毒をもって毒を制するという戦略なのだ、単に取り込まれたのかは、その後の親中ベッタリ施策で分かったということである。騙されたというのが国民大方の怒りである。