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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:7/6


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 7月7日(土曜日) 
通巻第1853号 (7月6日発行)
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 米国FDA、中国産鰻(うなぎ)を全面輸入禁止に
   「毒入り鰻、ナマズ、つづいて鯉、海老なども種類によって禁輸へ
****************************************

 鰻の蒲焼きが店先の臭いをさらい、季節的に日本人は鰻を食する。
 ことしの鰻蒲焼きは二倍の料金になりそう。

 米国FDAは、7月3日、中国産鰻を全面的に輸入禁止処分とした。
 米国の輸入鰻の80%、テラピアの70%が中国産で、全体の魚介類輸入の22%を占める。ちなみに一位はカナダ、二位はメキシコ。

 養殖鰻のメッカは広東省の珠江デルタ。
幾多の工場から毒性のつよい原材料が混ざった廃液が流れ込み、残留農薬にも汚染され、殺虫剤(pesticides)など毒性が残るもの、発ガン性の高い水が大量にふくまれた養殖場はまるで「ケミカル・ポンド」のごとし。
なかには中国で1983年に禁止されているDDTも含まれていた。

 鰻ばかりか、なまず(catfish)、鯉、海老も汚染が拡がっており、米国FDAは、種類によって禁輸を検討、さらにEUにも飛び火して中国産魚介類養殖魚の輸入禁止を検討中(ヘラルドトリビューン、7月4日付け)。

 このほか、中国は冷凍食品、加工野菜、ニンニク、リンゴジュースを米国に輸出しているため、全面禁輸となると業界の被害は相当な金額になる。
 身から出た錆、とはいえ倒産企業が急増することは火を見るより明らかだろう。

 そして7月7日は廬講橋事件から七十年!

  ○◎み◎○や◎○ざ○◎き◎○ま◎○さ◎◎ひ○◎ろ◎○◎
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    ♪
(読者の声1) 一昨年に海竜社から、『皇后陛下お言葉集 歩み』(宮内庁侍従職監修)が上梓されています。 
記者会見・式典でのお言葉や講演、寄稿、御歌などが収められています。
中学高校の三光町時代(聖心学院)の読書体験を綴った文章では「あまり先生に親しまない生徒でした」と率直に語っておられます。
国際児童図書評議会での基調講演は、平和について語られ、秀逸です。
「生まれて以来、人は自分と周囲との間に一つ一つ橋をかけ、人とも物とも繋がりを深め、それを自分の世界として生きています。この橋がかからなかったり、かけても橋としての機能を果たさなかったり、時として橋をかける意思を失った時、人は孤立し平和を失います。この橋は外に向かうだけでなく、内にも向かい自分と自分自身との間にも、絶えず、かけ続けられ、本当の自分を発見し自己の確立をうながしていくように思います」。
これを中学校の国語教科書に掲載して、生徒に何度も音読させれば、残忍な少年・少女の犯罪は起こらないでしょう。
御歌としてその最後に収められているのは次のものです。
<天狼の眼も守りしか土なかに生きゆくりなく幼児(オサナゴ)還る>
中越地震で四日ぶりに救出された幼児を詠んだものです。
皇后陛下のやさしく赤子を包み込むような眼差しが感じられる御歌です。
      (HN生、品川)


(宮崎正弘のコメント) 皇后様の歌集『瀬音』(せおと)は竹本忠雄氏の名訳でフランス語にも訳されております。
           ○◎○◎○◎○        
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   
((((((( 拓殖大学日本文化研究所 10周年記念シンポジウム ))))))
       「武士道の復活は可能か」

日時:7月21日(土) 13:30〜16:30(13時開場)
会場:ホテル東京ガーデンパレス 2階 高千穂の間
http://www.hotelgp-tokyo.com/map/map01.html
(交通:●JR中央線「御茶ノ水駅」下車、「聖橋口」より徒歩5分 ●東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車、徒歩5分 ●東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車、徒歩5分)
    ♪
第一部:基調講演
「私の武士道と死生観」
 エリ=エリアフ・コーヘン閣下(駐日本イスラエル国特命全権大使)

第二部:パネル・ディスカッション 
(( 登壇者 ))
エリ・エリアフ・コーヘン閣下(駐日本イスラエル国特命全権大使)
佐藤 守(元南西航空混成団司令、空将)
中村彰彦(作家)
藤井厳喜(政治学者)
井尻千男(日本文化研究所所長)
 ◎入場無料、(事前のお申し込みは不要です。)
 ◎詳しくは「拓殖大学オープンカレッジ課」 
TEL:03−3947−7166(ダイヤル・イン)
http://www.takushoku-u.ac.jp/g_public/gi/070721jp_culture_symposium.html
    ♪
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(休刊のお知らせ)小生は海外取材のため7月19日から30日までを休刊します。
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    ◆
<< 今月の拙論 >>
(1)「中国で水を飲む方法」(『週刊朝日』、7月20日号、10日発売)
(2)「中国のネクスト・イレブン囲い込み」(『サピオ』7月11日号、発売中)
(3)「ナイジェリアと中国の面妖な関係」(『月刊日本』、7月号、発売中)
(4)「知的財産権なんか、知らないよ」(『WILL』8月号、発売中)
(5)「李登輝訪日の意味するもの」(『北国新聞』コラム「北風抄」、6月18日)
(6)「情報戦争連戦連敗の日本」(『ムック 慰安婦南京の真実』、オークラ出版、発売中)
       ○◎○◎○
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    ♪
<< 宮崎正弘の新刊 >>
 『世界新資源戦争』
 世界の新しい資源地図を精密な地図を附録に、資源戦争の実態を網羅。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4484072181/ref=pe_pe_2102_5114352_pe_snp_181
(アマゾンの発注は上記サイトへ ↑ 全国主要書店、一斉発売中)
定価1680円(阪急コミュニケーションズ刊)。

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<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
 『2008 世界大動乱の予兆』 (並木書房、1680円)
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『拉致』(徳間文庫)
          ◇ ◇ ◇   
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
 ♪ ( 新ウェブサイトに移転しております ↑)
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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  1. その後検索したら6月29,30日時点で下記のように報道していました。
    日本が中国産鰻を輸入禁止にしないのは、安全性に全く問題がないからでしょ
    うか?。それとも検査が間に合わない?。asahi.com(6/29):「米、ウナギ
    など中国産養殖魚の輸入禁止」。Yahoo!ニュース(6/30、産経より):「米、
    中国産ウナギ禁輸 使用禁止の抗菌剤検出 エビなど5魚介類」。日テレNEW
    S24(6/29):「中国産魚介類の5種類(鰻他)を輸入禁止に、米国」。

    蒲焼大好き 2007/7/7

  2. 本誌第1853号によれば、「米国FDAが、7月3日、中国産鰻を全面的に
    輸入禁止処分にした」とのこと。でもこの重大ニュースは、今のところ日本の
    メディアでは全く報道していませんよね。昨今日本ではどこのスーパーでも、
    (国産品がなくても)中国産の蒲焼が売られています。これは安全なのでしょ
    うか?。日本のメディアは、大騒ぎになるから故意に伝えないのでしょうか?
    それとも中国共産党とその政府が怖いからでしょうか?

    蒲焼大好き 2007/7/6

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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