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 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:7/3


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 7月3日(火曜日)  
通巻第1847号  
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HPに新登場
「中国革命の聖地を行く」
http://miyazaki.xii.jp/tyosya-kinkyou/index.html
延安から西安、重慶そして上海へ毛沢東神話の地に真実を求めて。
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 宮崎が毛沢東革命「伝説」の地をたどった記録です。
 初出誌『エルネオス』の発売期限が終わりましたので、上サイトに再録しました。

    ○ ◆ □ ▼ ◎
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(((((((((((  ラジオ出演のお知らせ   )))))))))))
「細川隆一郎」の「だまっちゃおれん」に宮崎がゲスト出演!
 放送日は7月8日(日曜)午後五時25分から5時40分まで。内容は「中国製品の毒入り事件の原因と動機」をめぐって。
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    ◇
<< 宮崎正弘の新刊 >>
 『世界新資源戦争』(阪急コミュニケーションズ刊)
 全国主要書店、一斉発売 定価1680円
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    ♪
(読者の声1) 6月7日付け『フジ・サンケイ・ビジネス・アイ』は次のように報じていました。
「中国政府は6日までに、食品・薬品の安全性向上を目指し、包括的な取り組みを盛り込んだ2010年までの中期計画を公表した。農産物の安全検査合格率を95%に高めるなどの目標を設定。監督管理システムを整備し、食品・薬品の品質による事故を大幅に減少させるとしている。」

 一方、6圧28日付けのダウ・ジョーンズ中国企業ニュースを掻い摘むと次のように報じられています。
「中国政府が食品メーカー180社に対し、食品に産業用化学品、添加物を利用したとして閉鎖命令を下した。食品サプライに構造的問題があることを自ら認めることとなった。過去6カ月以内に閉鎖された工場の大半は、従業員10人未満の小規模な未許可の食品工場。
国営紙に27日掲載された政府の見解は、中国製食品に汚染品が相次いだことが国際的に関心を集め、中国の輸出品の安全性が問われて以来、食品安全問題について最も率直に認めたものとなった。国家工商行政管理総局は、06年に未公認の食品メーカーや小売会社15万2000社を、偽造品、低品質製品の製造のカドで閉鎖したとしている。また市場参入を阻止した「未公認の食品」は1万5000トンにのぼった、との声明を当局は26日にウェブサイトに掲載した。」

この二つの記事を並べると独裁国家の遣り口が明瞭に看てとれます。 
安全検査合格率を上げるには、不良企業をバッサバッサと強権を行使して閉鎖し、分母を小さく小さくしてゆけばいいのです。
身勝手な国家論理が働いています。 北京五輪をやろうと江沢民政権が突っ走ったものだから、胡錦濤政権は大変な国内改革を背負わされてしまいました。 ”ジェノサイド五輪”と揶揄され、日本以外の先進国ではボイコット運動が盛り上がっているし、さぞや辛いでしょう。 焦っているでしょう。
”ジェノサイド五輪”を成功させないことには、胡錦濤政権はおろか、中共体制が瓦解してしまいますから必死でしょう。 貴著『中国瓦解―こうして中国は自滅する』のタイトル通りの成り行きです。
最近、手に取った、『中朝国境をゆく』(ペ・ヨンホン)には 「中国は、近い将来、北朝鮮が韓国に吸収統一されると考えているに違いない」とありますが、そうではないでしょう。そうなったらたいへんだから、中国は北の植民地化を進めています。
同書にはこうも書かれています。
「中国の懸念はこれ(延辺朝鮮族自治州の韓国化と広がる反中国的民族主義)にとどまらない。朝鮮族による分離独立の動きを放置すれば、国家体制の根幹をなす少数民族政策が揺らぎ、火の粉はチベットやウイグル、更に台湾にまで飛び火するのは明らかだ」
なるほど。
中国にとって、半島の統一は中朝国境沿いの自国内にいる朝鮮族の分離独立運動に火を点けかねず、それがチベット、ウイグル、モンゴル、そして台湾にも波及してゆく可能性があるということです。
こういう中国の不安を一番理解しているのは狡猾な北です。
南との融和・交流運動を進めて、中国をカリカリさせながら石油や食料などを毟り取ろうとするでしょう。 
この中北韓の間に入り込んで、自国に有利な展開を図る知恵もパワーもない日本は、見ているしかないでしょうし、分際に叶っていてそれが賢明です。
(HN生、品川)


(宮崎正弘のコメント)『中朝国境をゆく』という本の中に、「中国の懸念はこれ(延辺朝鮮族自治州の韓国化と広がる反中国的民族主義)にとどまらない。朝鮮族による分離独立の動きを放置すれば、国家体制の根幹をなす少数民族政策が揺らぎ、火の粉はチベットやウイグル、更に台湾にまで飛び火するのは明らかだ」とあるそうですが、この指摘は正鵠を得た表現だと思います。



    ♪
(読者の声2)貴誌1846号の「読者の声4」において、
「アメリカと北朝鮮との間にだけあって日本にはない関係」の文を読み,改めて危機感が深まりました。
「日米同盟」は米国にとって最早、形骸化しており,米国国家権力の背後に君臨する国際資本の論理からすれば日本は既に旨味のない市場であり,中朝に相対にフォーカスするのは理の当然ではないかと思います。
日本に「対象」としての意味があるとすれば,世界市場での目の上のタンコブである日本企業を支配下に置くという課題のみが残されています。それが制度的に「三角合併」として整備されました。
「悪貨は良貨を駆逐する世界」という側面を持つところの「資本主義経済システムとそのバックグランドを形成するに至ったインターネット」が,日本に対して今後のあるべき姿勢を問い質しているのではないかと感じます。
世界的にも歴史的にも稀有な存在である日本の特質がかかる狡猾な国際的衆愚の餌食になるのは何とも堪えられない事柄ではあります。世界規模の政治の舵取りが今ほど問われている時代はないのでしょうね。
そういう意味で,外務省を筆頭とする日本の省庁や政治家の「内向き姿勢」,国際動向オ
ンチこそが「売国奴」と呼ばれても致し方ないことかと暗澹たる想いがします。
もちろん反日の先棒担ぎである左巻き連中は亡国の元凶として言うまでもありません。
     (MW生、大阪)


(宮崎正弘のコメント)アメリカもさりながら、国家ファンドを創設した中国が、日本企業買収に大々的に乗り出してくる気配です。
なにしろ最初のかれらの投資はアメリカの禿げたかファンド「ブラックストン」への30億ドル出資でした。近く、中国ファンドは、株式上場に打って出て、一般投資家から合計2000億ドルを掻き集める予定と言います。

      ○◎み◎○や◎○ざ○◎き◎○ま◎○さ◎◎ひ○◎ろ◎○◎
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 (((((( 葉菊蘭講演会 )))))))

「台湾人の歴史的使命とはなにか」

 台湾民主建国に決定的な影響を及ばしたもっとも壮絶な事件は、1989年鄭南榕氏の身を包んだ炎であった。
その炎が照らした独立建国の道に邁進すべき民進党は徐々に元来の理想を失いように見え、目先の政治闘争に明け暮れている。ただ一人の女性政治家がこの魑魅魍魎の世界に清らかに佇んでいる。
 台湾建国運動の凄絶な悲劇と不屈な闘争の両面を持っている象徴的な人物、独裁政権に抗議した焔で夫君の鄭南榕氏を失った葉菊蘭さんである。彼女は民進党に身を置きながらも夫君の遺志を継いで台湾独立の灯火を守ってくれると皆の期待と尊敬を一身に集めている。
2008年の副総統候補にも名が上げられている葉菊蘭さんが今後台湾の針路に大きな役割を果たしてゆくことは想像するまでもない。
 清楚で柔らかな口調の彼女からは政治理念、日台関係に対する見解、台湾の国家像、などにとどまらず、理想的な台湾女性像のしなやかさと強靭さを伺うこともできると思われる。

とき    7月8日(日) 午後3時より受付 3時半より講演会 
      午後6時半より懇親会
ところ   ホテルオークラ東京 平安の間
      (港区虎ノ門2-10-4)TEL:03−3224−6700)
演題    「現代台湾人的歴史使命」(日本語通訳 林建良)  

【葉菊蘭(ようきくらん)略歴】台湾苗栗県銅鑼郷出身。輔仁大学法律学部卒。元交通部長、元行政院副院長、元高雄市代理市長。
1989年、独立運動家であり夫の鄭南榕氏が、国民党政府の言論の自由に対する弾圧への抗議から焼身自殺した。その後、立法委員選挙に立候補し当選。90〜00年 立法委員。90〜00年 立法院内政、外交、司法委員会召集委員。95年 民進党立法院党団召集人。96年 民進党総統候補彭明敏選挙対策本部総幹事。交通部長や行政院客家委員会主任委員、行政院副院長などを歴任した。
2005年9月、女性としては初めてとなる直轄市の代理市長となった。

【会費】講演会 1000円(学生無料) 懇親会10000円(懇親会参加者は講演会会費を免除)【主催】日本台湾医師連合【共催】日本台医人協会、日本李登輝友の会、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台湾研究フォーラム 全日本台湾客家婦女会、東京崇正公会
【申し込み先】(7月4日まで)蕭悧悧常務理事まで fax 0297-45-6750  
メール tcy628@hotmail.com
    ○○○
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   ♪
((((((( 拓殖大学日本文化研究所 10周年記念シンポジウム ))))))

「武士道の復活は可能か」

日時:7月21日(土) 13:30〜16:30(13時開場)
会場:ホテル東京ガーデンパレス 2階 高千穂の間
http://www.hotelgp-tokyo.com/map/map01.html
(交通:●JR中央線「御茶ノ水駅」下車、「聖橋口」より徒歩5分
    ●東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車、徒歩5分  
    ●東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車、徒歩5分)
    ♪
第一部:基調講演
「私の武士道と死生観」
 エリ=エリアフ・コーヘン閣下(駐日本イスラエル国特命全権大使)

第二部:パネル・ディスカッション 
(( 登壇者 ))
エリ・エリアフ・コーヘン閣下(駐日本イスラエル国特命全権大使)
佐藤  守(元南西航空混成団司令、空将)
中村 彰彦(作家)
藤井 厳喜(政治学者)
井尻 千男(日本文化研究所所長)

入場無料、(事前のお申し込みは不要です。)
詳しくは、拓殖大学オープンカレッジ課 
TEL:03−3947−7166(ダイヤル・イン)
http://www.takushoku-u.ac.jp/g_public/gi/070721jp_culture_symposium.html
    ◆
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<< 今月の拙論 >>
(1)「李登輝さん来日の問題提議」(『週刊朝日』、7月13日号、本日発売)
(2)「中国のネクスト・イレブン囲い込み」(『サピオ』7月11日号、発売中)
(3)「ナイジェリアと中国の面妖な関係」(『月刊日本』、7月号、発売中)
(4)「知的財産権なんか、知らないよ」(『WILL』8月号、発売中)
(5)「李登輝訪日の意味するもの」(『北国新聞』コラム「北風抄」、6月18日)
(6)「情報戦争連戦連敗の日本」(『ムック 慰安婦南京の真実』、オークラ出版、発売中)
(7)「グリーンスパン発言と株価急落の真相」(『自由』八月号、7月10日発売)
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<< 宮崎正弘の新刊 >>
 『世界新資源戦争』
 世界の新しい資源地図を精密な地図を附録に、資源戦争の実態を網羅。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4484072181/ref=pe_pe_2102_5114352_pe_snp_181
(アマゾンの発注は上記サイトへ ↑ 全国主要書店、一斉発売)
定価1680円(阪急コミュニケーションズ刊)。

<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
 『2008 世界大動乱の予兆』 (並木書房、1680円)
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『拉致』(徳間文庫)
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
 ♪ ( 新ウェブサイトに移転しております ↑)
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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  1. ジェノサイド五輪は「開催」できるのでしょうか。食物も人間も不良品だし、夏場は少ないとは言え、砂のおかげで白人が走っているうちに黄色人種になるのではないかと心配です。水も空気もマナーも悪いところで、世界新が出れば
    永遠に破られない記録として残るメリットはあるかもしれませんが。

     2007/7/3

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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