国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/06/10


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 6月11日(月曜日)  
通巻第1831号  (6月10日発行)
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 ブッシュ大統領、プラハでウィグルの人権活動家と面談
   北京は「犯罪者と会って内政干渉」と強い非難をブッシュに浴びせた
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 6月7日。プラハ。ドイツで開催のG8に先立って、チェコ入りしたブッシュ大統領は、人権関連の国際会議に列席して演説した。
 「中国は経済開放のみならず、政治制度も開放するべきである」。
 とくにブッシュ大統領は「人権活動家のルビア・カディア女史の息子だからというだけの理由で、彼女の子息のアビリキム・アブデラレイム氏を四月に拘束し、九年間の禁錮などとは(なにごとか!)」と中国を批判した。
 
 ブッシュ大統領は、昨秋、ノーベル平和賞に擬せられながら北京の圧力で受賞をのがしたとされる新彊ウィグル自治区の人権活動家ルビア・カディア女史とプラハで面談した。
 カディア女史は新彊ウィグル自治区の実業家として知られ、また十一人の子持ちという肝っ玉かあさんとしてウィグル族の人気がある。
 
 中国は、彼女の一家が「脱税」をやらかし、しかも「アルカィーダに繋がっている」などとして、他の息子二人も逮捕。
過去にカディア女史自身も、冤罪で九年間監獄にぶち込まれ、05年に米国に亡命した。その後、世界をまわってウィグル自治区内での中国共産党の激しい人権弾圧の情況を訴えてきた。

 8日、北京の中国外交部は「犯罪者と面会し、中国の内政に干渉した」と語気を荒らげ、強く米国ブッシュ政権を非難する談話を発表した。

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(読者の声1) 貴誌1830号に特集された李登輝前総統の記者会見での要旨を拝読しました。なんとも、日本の政治家こそ、このようなカリスマ的指導者の爪のあかでも、煎じて飲むべきと思います。速報ありがとうございます。産経新聞にでた会見の要旨と並列で拝読しました。それで全体が掴めました。
    (UE生、名古屋)


(宮崎正弘のコメント) 雑誌も録音テープから起こし、正確な記録を掲載するメディアがあると聞き及んでおります。
また「日本李登輝友の会」の機関誌『日台共栄』にも出るはずです。



    ♪
(読者の声2)李登輝前台湾総統は、実に充実した日本でも日程を終えられ、近く再来する、と言われて、無事、台湾は帰国された。
永年の念願だった「奥の細道」を悠然と訪問され、また日本のマスコミが大きく報じたように靖国神社ではお兄さんの霊に深く参拝され、同時に粛然として中国の干渉を批判された。
ところが平泉中尊寺の僧侶どもは、李登輝氏の参拝に誰も挨拶に出ず、案内もしないという非常識な態度にでた。
直前に平泉を訪問した中国の仏教団体の恐喝に屈したのだ。
こういう情けない日本人もいた事実はおなじ日本人として恥ずかしい。

さらに9日の成田空港出発ロビー。二百名近い人が見送りのために自主的に集まり、日本と台湾の小旗を振って、李総統は見送りの人々に何回も笑顔で答えられた。
ところが白に紺色模様のシャツを着た男が突然「ボン」という低い音を立て、ペットボトルで総統夫妻を攻撃した。警備陣が李総統夫妻をさっと囲んで保護したが、犯人には5〜6人の空港警備県警が飛び掛るなど暴れよう。
幸いにして被害はなかったものの、最後に李登輝氏の印象に汚点を残してしまった。かえすがえすも残念である。
犯人は中国人だった。
口で文句を言うばかりか直接、暴力に訴えるのが中国人。もし拳銃かナイフであれば大変な事態になったでしょう。
   (TH生)
 

(宮崎正弘のコメント) 大事に至らなくて本当に良かったですが、北京としても、これはまずいでしょうね。
ダルフールの虐殺、死刑囚からの臓器移植と密輸、毒入り薬などで世界から攻撃非難の的になっているおりに。
 しかし、静かなテロ。小誌もどうやらサイバー・テロの攻撃を受けたようです。
 一晩で登録読者が五百名もリストから消されてしまったのです。ちょうど小誌が、李登輝先生の後藤新平賞受賞講演の要旨を掲載したタイミングでした。
 なお、李先生の三回の講演の要旨は「宮崎正弘のHP」でも再録掲載します。
 http://miyazaki.xii.jp/


(編集部から) ホームページの場所が変更になりました。お手元の「お気に入り」を御訂正ください。
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(30日に全国主要書店、一斉発売、定価1680円。阪急コミュニケーションズ刊)。

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 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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