国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/06/07


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 6月7日(木曜日) 参 
通巻第1826号  臨時増刊
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(( 速報 ))
 李登輝前総統が靖国神社を参拝

 来日中の李総統は7日午前十時、靖国神社本殿を参拝された。
 大勢の人々が小旗を振って歓迎、マスコミのフラッシュ、空を舞うヘリコプター。
 「どうか、歴史的政治的にとらえないでほしい、あくまで兄の戦死を弔うため。家庭の事情である」と戦死した兄への祈祷である旨をことわる配慮を見せた。

 李総統は今夕、ホテルオークラの大歓迎の宴に出席し、記念講演をする。会には1500名をこえる人々が参集する予定。

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(編集部より)「宮崎正弘のホームページ」は全面的に更新中です!
http://miyazaki.xii.jp/kiezai-yosoku/index.html
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(読者の声1)李登輝氏は、七日午前念願の靖国神社参拝を無事果たしました。
七日未明にその情報が貴メルマガ含めネット空間を飛び交い、朝の新聞でも報じられていて、ああよかったと思いました。
李登輝氏は、今回の訪日で初めて東京に立ち寄ることができ、お兄さんの故李登欽氏の慰霊を何十年ぶりかでようやく果たすことができました。
二人が最後に会ったのは戦中、台湾の高雄ででした。 李登輝氏は帝国海軍に志願し、高雄の海軍基地に機関上等兵として配属されていました。高雄の街中の写真館で一緒に記念写真を撮影し、それが生涯の別れとなりました。
兄の李登欽氏はそこからフィリピン戦線に向かい、昭和二十年ニ月、マニラで戦死したのでした。 かねてから李登輝氏は、靖国神社に参拝することを希望して、次のように語っていました。
「私も遺族の一人として靖国神社に参拝することを念願しております。私どもが現在の生あるは、まさに自らの命を顧みずに戦った父祖たちがいたからに他なりません。お国のために亡くなった方々を慰霊するのは、後世の者として当然のことです。」

積年の念願であったお兄さんと台湾同胞への慰霊を果たすことができ、よかったと思います。だからどんな過密なスケジュール、どんな暑さ、どんな支那の嫌がらせ、どんな害務省のサボタージュがあっても、如何ほどのことならんと、さ程の痛痒を感じることなく、元気いっぱいだったのでしょう。  
実現して本当によかったと思う、李登輝氏の靖国神社参拝です。  
    (HN生、品川)



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(読者の声2) 台湾から訪日された李登輝前総統の「奥の細道」旅日記は下記に殆ど全てが写真入りで紹介されております。
http://www.ritouki.jp/




(読者の声3) 不思議です。中共の国家元首でもない、温家宝のようなサンピンに我が国会が演説を許可した。それなのに、ノーベル平和賞に擬せられた魏京生の入国を認めず、さらには李登輝総統に国会演説をさせるべきところを、民間団体主催のそれ。
 なにか、基本のところが狂ってません? 日本は。
    (EY生、茨城) 


(宮崎正弘のコメント) アラファトPLO議長にも国会で演説させました。アラファトが入国したときに拳銃を所持していましたが、逮捕もせず、注意だけして拳銃を預かりとして、入国は許可になりました。
 さて「サンピン」なる表現ですが、江戸時代の「三品」の原義は、飯、汁、おかず一品の合計三品だけが下級武士以下の食事で、武士、家老、殿様、将軍と進むに連れ、料理の皿数が増えていきます。だから蔑称で「この、サンピンめが」という表現がでてきた。
箱根などの温泉旅館で、とりわけ一流の旅籠では、十二品目以上の料理が供与されるのは、十二という最高ランクより上、という意味も込められている(最近そんなこと知っている人は稀ですが)。 
 さてさて、温家宝首相に、ですから「サンピン」と比喩するのは、かの国の首相が「下品」だから間違いというのではなく、毎日豪華な料理をお召しになっている人を比喩する語彙として用法が誤っています(苦笑)。
 あ、本題でした。李登輝さんの国会演説ですか。安倍首相の思い入れで李登輝さん夫妻の今回の長期訪日が実現したとはいえ、そこまでは考えていなかったでしょうね。



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(読者の声4) 貴誌1825号XY氏の(読者の声1)に「歴史の素人の見解ですが、秀吉が、教皇の仲介でスペインとポルトガルの間にトリデシージャス条約とサラゴサ条約が結ばれたことを知っていたのなら、お説の通りだと思います」とあります。
私は少なく見積もって99%の確率で知っていたと考えます。
おそらく秀吉はマルマダの海戦でスペインの「無敵艦隊」が敗れたことは知らなかったことでしょう。
知っていたら朝鮮出兵はなかったことでしょう。
同号での「宮崎正弘のコメント」に「外国人の軍事専門家が、鄭和を持ち上げた『1421』(ギャビン・メンジャーズ)という本がでて、翻訳もでました。メンジャーズに依れば、コロンブスが、鄭和のつくった海図をジェノバで入手し、地球は丸いと確信して、アメリカ大陸発展の旅にでた、。。。」とあります。
昭和40年代に出た岩波講座「哲学」にあった論文に、コロンブスはアラブ人の作った地図を元に航海に出たが、欧米人はそれを認めたくないので、あるヨーロッパ人作った地図をもとに航海にでた云々という記述を読んだ記憶があります。
「NHKのドキュメントフィルムと同様に、2006年鄭和航海六百年にあわせての中国のキャンペーンに悪のりした観じの本でしたが。。。」
従軍慰安婦強制連行ほど悪質ではありませんが、こういう嘘をつくのは必ずしも韓国人だけの特性ではないようです。
     (ST生、神奈川)

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(サイト情報) ブッシュ大統領はドイツのハイリゲンダムでのG8首脳会合に出席。前後してヨーロッパ諸国を歴訪中。チェコ、ポーランド、イタリア、アルバニア、ブルガリアの訪問が予定されている。
(1)ホワイトハウスのG8サミットに関するサイト
President's Trip to Europe & G-8 Summit in Germany、The White House
http://www.whitehouse.gov/g8/2007/
(2)国務省プレスセンターのG8サミットに関するサイト
 http://fpc.state.gov/fpc/c14544.htm
(3)2007年G8サミット公式サイト
 http://www.g-8.de/Webs/G8/EN/Homepage/home.html
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 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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宮崎正弘の新ホームページ http://miyazaki.xii.jp/
        以前の場所から移動しております。ご注意ください!
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