国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/06/07


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 6月7日(木曜日) 貳
通巻第1825号  
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(速報)
本日(6月7日)午前、李登輝氏が靖国神社へ
境内で歓迎しましょう。 
集合時間 午前9時(李氏参拝の正確な時間は不明)
集合場所 靖国神社第二鳥居付近
連絡先  090−4138−6397 永山英樹
呼びかけ 台湾の声、台湾研究フォーラム、主権回復を目指す会、台湾出身戦没者慰霊の会、日台交流同友会ほか。
       ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
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     ♪
(読者の声1) 貴誌1821号 で「支倉常長」の書評が掲載されています。
そのなかで、秀吉の朝鮮出兵は<「予防的先制攻撃」(Pre−Emptive)ではなかったのか。>と書かれておられます。
歴史の素人の見解ですが、秀吉が、教皇の仲介でスペインとポルトガルの間にトリデシージャス条約とサラゴサ条約が結ばれたことを知っていたのなら、お説の通りだと思います。
両覇権国が世界を二分割する条約ですから、それに対処するのが当然ではないでしょうか。 
コロンブスのバハマ諸島到着(1492年)、トルデシージャス条約(1494年)、サラゴサ条約(1529年)、フランシスコ・ザビエルの鹿児島到着(1549年)、秀吉禁教(1587年)、支倉使節アカプルコ到着(1614年) 
http://es.wikipedia.org/wiki/Tratado_de_Tordesillas

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%82%B9%E6%9D%A1%E7%B4%84
 (XY生)


(宮崎正弘のコメント) 拙文は強い疑問形で、すなわち90%ていどの断定をしております。
はなしは飛びますが外国人の軍事専門家が、鄭和を持ち上げた『1421』(ギャビン・メンジャーズ)という本がでて、翻訳もでました。
メンジャーズに依れば、コロンブスが、鄭和のつくった海図をジェノバで入手し、地球は丸いと確信して、アメリカ大陸発展の旅にでた、というもので、NHKのドキュメントフィルムと同様に、2006年鄭和航海六百年にあわせての中国のキャンペーンに悪のりした観じの本でしたが。。。
 さて秀吉の行為は徹頭徹尾、自衛のための戦争でした。




(読者の声2) 貴誌にでていた『嘘の効用』という本ですが、上下二冊本で (下)の方に陪審制度の記述があります。
書名   :嘘の効用 下
シリーズ :富山房百科文庫 45
著者名  :末弘厳太郎/著 , 川島武宜/編
出版者  :冨山房
出版年  :1994.06
ページ数等:459p
大きさ  :18cm
NDC分類:320.4
件名   :法律
目次(BOOK):婚姻に関する法律と女子職業問題;世界的恒久平和の理想と国際労働会議;陪 審法案を読みたる後の感想;無産者の立場より見たる陪審制度;過激社会運動取締法案批判;軍法会議廃止論;社会時評;時事雑感;法治と暴力;共産党公判公開すべし;失業保険の必要と可能性;計画経済と労働;農村自力更生策としての教育改革;弁護士と調停法;岐路に立つ我が労働法〔ほか〕
要旨(BOOK):世の動きのなかにあって、法律は実際どのように立案・制定され、運用され、 どのような役割を果たすのであろうか。本巻は、こうした疑問にも応え得る、時事問題の中の法律を論じた末弘エッセイを精選し、ほぼ年次順に配列・構成したものです。
ISBN :4-572-00145-6
        (HN生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント) ありがとうございます。法律の専門書ですね。



    ♪
(読者の声3) 戦前に陪審員制度が一時期行なわれ、弊害が大きく停止されました。
貴誌の投書氏によれば「このとき陪審制導入に強力な論陣をはったのが、末広厳太郎・東京帝国大学法学部教授でした。末広氏が一般向けに書いた随筆や講演筆記が「嘘の効用」という題で上下二巻の文庫本で最近出ました。読むとなるほどとおもってしまう素晴らしい議論が展開されていて、思わず陪審制に大賛成してしまいます」とありました。

私も、ここではた思い出しました。
劇団青年座 第182回公演。「評決 −昭和三年の陪審裁判」
協力=(株)近代映画教会。作=国弘威雄・斉藤玉緒。演出=鈴木完一郎
 2006年1月12日(木)  

あらすじ「違います!」。憂いを秘めた被告・吉田静子の悲痛な叫びが法廷に響き渡った。
その罪は放火殺人。夫と姑を焼死させたのだ。
床屋・写真館・蕎麦屋・化粧品外交員・踊りの師匠・退役陸軍大佐・銀行支店長代理・古物商・呉服問屋・円タク運転手・撮影所所長・百姓など様々な職業の十二人の男たちが東京地方裁判所に集められた。
「あの女は絶対にやっているよ」「目許といい唇といいあれは正しく‥‥」「いやもっと分別のある女じゃないか}「‥女優にしてもいいくらいだべ‥へへ」「私は黒だと思うね」「でも女はやってねって」「嘘に決まってるじゃないか」「おらあ‥ほんとうに分かんねえす」
 決め付け、戸惑い、無関心、心配事。様々な人間模様の渦巻く中、真実に向き合わされた十二人の日本人が出した結論とは?
昭和三年から十五年間、日本でも陪審裁判が行われていた。 
このお芝居に知人が出演、友人大勢で観にいったのですが、昭和三年の陪審裁判があったことに驚きでしたが、とても愉しいお芝居で、芝居がはねた後に出演した知人を囲んでの会食。色々話が聞けて愉しかったです。
ただ、「これも今回の議論と対比して読むと有益とおもいます。見事な議論が現実にそぐわない典型例です」と投書氏のこの一行を拝読して、「あんな裁判では????」とお芝居見ながら思ったもので、今になって「ナルホド」と唸っています。
    (FF生、小平)


(宮崎正弘のコメント) そんな芝居があったのですね。演劇界は左翼ばかりかと思っていましたが翔んでいるひとたちもいるようで。。



    ♪
(読者の声4) 貴誌に紹介のあった米国紙への意見広告ですが、「すぎやまこういち」氏は作曲家ですよ!
ところで『中学生にも分かる慰安婦・南京問題』(西村幸祐編)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4775509306
 という本が極め付きで有益です。
このシリーズは、今月18日にもう一冊、
『情報戦「慰安婦・南京」の真実』が発売されるそうです。
      (KN生、大田区)


(宮崎正弘のコメント) それは失礼しました。



    ♪
(読者の声5)貴誌6月1日(金曜日)通巻第1814号の「ナイジェリア情勢」は非常に参考になりました。
シナ中共の政策とは貿易に+自国民の棄民政策とは…朝鮮半島の上を行く品位も無い乱暴な政策ですね。
ナイジェリア国民の支那人と中共への怒りと抗議はまっとうで当然です。 
ナイジェリア国民やゲリラがわれわれの資源を盗むな!という風に見られても当然でしょう。
私はこういうところに日本は密かにしっかり外交で食い込むことが出来、石油等エネルギ−資源を中東頼みにせず、確保が出来ると思うのですが、偏差値偏向、歴史観偏向の多い今の外務官僚や経済官僚にそういう鋭い洞察力は無いと思いますが・・・。
シナといえばご多分に漏れず私の会社にも支那人研修生が居ます。彼らは私の勤め先の現地工場の採用された現地の正社員達で、その為に身元はある程度分かってるのが救いですが…正直言って郷に入れば郷に従え、でない感じです。日本語もわからないし、学ぼうとする人間もいるか、いないか・・・その上、正社員に日本在住の上海人(といわれてる)が採用され、先月から我が会社で勤め始めました。
この人物とは直接接する機会が多いのですが、宮崎様の著書『出身地で分かる中国人』を紐解き上海の章をじっくり読みましたが、改めて上海人に対して気をつけることや注意することとかありますか?
    (IT生、新潟)


(宮崎正弘のコメント)上海はトップが替わって、高級幹部は、いま様子見です。戦々恐々としているひともいます。
 まして黄菊が死去し、北京から新人が送り込まれると、さらに人事面がささくれ立つでしょう。2010年の万博担当には、相当の人事異動があると聴いております。日本企業はこの協賛金をたかられているようです。
 ま、日本に来ている中国人には関係のないことですが。。。
 上海出身と一口で言っても、これまた地区別で千差万別。都心に居住する人達に通底するのはセンスがいいこと。バタ臭いが、人の言うことは、多少は聞く耳があることですかね。
 しかし近郊の人達は、全国共通の田舎風で、野暮ったくて、その反面で人間味があります。計算高い点は、日本人と違います。

  ○◎み◎や○○ざ◎き◎◎ま◎さ◎◎ひ◎ろ○◎
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 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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  • 名無しさん2007/06/07

    これほどの情報を無料で読めるとは!と毎回読むのを楽しみにしています。 お礼のつもりで宮崎さんの著作はお金の許す範囲で購入に心掛けていますが(笑)