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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:5/9



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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 5月10日(木曜日)   
通巻 第1794号  (5月9日発行)
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 読まれました? 『ボストン・グローブ』の社説を。
   北京オリンピックは「皆殺しの競技会だ」と激越なる中国批判
***************************************

 「ボストン・グローブ」紙と言えば米国東海岸でNYタイムズ、ワシントンポストと並ぶ有力紙。
 その社説(5月9日付けIHIに転載)を見て驚いた。
 2008年オリンピックを「皆殺しの競技会と呼ぼう」と中国への激しい非難に埋まっているからだ。

 すこしく意訳してみる。
 「中国は同胞を虐殺するスーダンへの国連制裁決議を事実上無効にするために舞台裏で蠢く。
 ミャンマーの民族浄化、ウズベキスタン、ジンバブエの人民虐殺に対して、その独裁者達に武器を売り歩き、支援し、国連非難決議に反対した。
中国は「悪魔」と呼んで差し支えないだろう」。

 同紙は中国の行為は共産主義ドグマとは無縁に、暴君らを支援する動機は石油である、と剔り、また「投資した石油鉱区を護るために中国は残虐な政府であっても支援する」として、次のように続ける。

 「ウズベキスタンの独裁者カリモフが2005年にアンディジャンで抗議のデモ隊に発砲したときも、中国はウズベキスタン政府がいう『テロリストだったから』という作り話を支持し、直後にカリモフを北京に招待したうえ、六億ドルの経済支援協定に著名した。
 おなじ手口はチベット、台湾の独立運動に対しても使われている。
 我々は中国に対して、つねに『恥を知れ』と批判し続けなければなるまい。常に常に。
そして2008年北京オリンピックを“皆殺し競技会”を呼び続けよう」。

 これが名門紙「ボストン・グローブ」の社説です。


   ○◎◎宮○◎崎◎◎正◎○◎弘◎○◎
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(読者の声1) “トメさん物語”の新城卓監督が外人記者クラブで会見したことが産経新聞でネット配信されています。
その中で報じられている通り、金山という朝鮮人の特攻隊員がアリランを歌って散っていく場面があります。
会見場にいた在日の爺さんから「韓国人仲間と大合唱したのが事実なのに、なぜひとり淋しく歌うシーンにしたのか?」との質問が飛びました。 
この意固地な質問に監督は「あれはアリランを歌ったことを描いたのではなく、金山の心の嗚咽として捉え描いた」とうまい説明をしていました。
沖縄人は特攻隊を否定的に見ていて、沖縄のマスコミは、同じ沖縄出身の新城氏が特攻映画を撮ると知ってから監督に近づかなくなったそうです。
こういう沖縄人の心情は複雑です。新城氏は何も知らされず散った若者たちの純粋さをありのまま描き、アメリカと戦ったことさえ知らない日本人に知ってもらいたいとの思いを籠めたと述べていました。
しかし残念ながら力量不足です。
サイパンやテニアン、グアムの断崖から海に身を投じた婦女子の大半は沖縄人だそうで、新城氏はその映像に写る顔を見れば分かるそうです。
本土の日本人に見下げられた沖縄人は、日本人以上に皇民化教育に熱心だったのにその沖縄は犠牲にされた、その思いをぶつけて次は沖縄戦を描きたいと語りました。小林よしのりに沖縄人のその辺のルサンチマンを描いた作品があります。米軍施政下で沖縄人が受けた差別、虐待や日本政府の対応はこの作品に触れれば分かります。
特攻映画より沖縄戦や戦後の沖縄を描いた映画があれば、むしろそちらの方に興味がひかれます。
   (有楽生)


(宮崎正弘のコメント) 沖縄の独特なナショナリズム。輻輳していて、本土の意識とは相当な乖離があります。しかし、沖縄独立運動は下火になりました。
 話は飛びますが、台湾領事館は、この沖縄那覇にある代表処に「琉球」の名前を冠しております。中華民国の中華思想の残滓です。



  ♪
(読者の声2) 石川県で建設会社を経営している熱烈な愛国者の諸橋茂一氏が、いわゆる「従軍慰安婦」問題で、村山富市元首相を告訴しました。 
 下記のように、第1回公判が行われます。奮ってご参加下さり、諸橋氏への御支援をお願いします。 なおこの法廷は抽選対象ではなく、先着順ということです。
              記 
1.事件名       (村山富市元首相に対する)濫用国金返納事件 
2.取扱い法廷    東京地方裁判所民事25部508号法廷(5階) 
3.公判(口頭弁論) 平成19年5月17日(木) 午前10時15分開廷
       (IK生)
  
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     ♪
(お知らせ) 11日深夜2400(即ち12日午前0時)。「ラジオ日本」(1422khz)の「ミッキー安川の朝までナマ勝負」に宮崎が出演します。午前一時10分頃まで。
     ◎ ○ ◎ ○
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     ♪
<< 宮崎正弘の近刊 >>
 『2008 世界大動乱の予兆』 (並木書房、1680円)
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 << 宮崎正弘のロングセラーズ >>
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
http://shinshomap.info/book/4569646204_image.html
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 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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  1. Boston Globeの原文へのリンクを掲載してください。

     2007/5/10

  2. いつもホットな情報をありがとうございます。

     2007/5/9

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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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