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 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:5/9



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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 5月9日(水曜日)   
通巻 第1793号  
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

中国が契約した米国広告代理店の正体は
 かのミロセビッチを悪役とした凄腕のプロダクションだった
***************************************

 ボスニア&ヘルツェゴビナをめぐる民族戦争でセルビアのミロセビッチを一方的な悪玉に仕立て上げて、爆弾事件を演出させた疑惑もある米国の「戦争広告屋」の存在は、識者の間に広く知られる。

 その広告代理店と中国の政府機関の代理人が契約し、「反日キャンペーン」をはらせている疑惑が浮かんだ。

 中国は最近南京に「ラーベ記念館」を開設した。
さらに九月頃に南京の抗日記念館(反日教育のメッカ)を三倍規模に拡充して再開するほか、今度は「東京裁判」の映画をつくり、またもでっち上げ歴史観を獅子吼して反日キャンペーンを拡大持続する方針という。

   ○◎◎宮○◎崎◎◎正◎○◎弘◎○◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(読者の声1) 岡潔先生の『紫の火花』から引用します。
こういう文章です。
「最近、東京と京都でフランス美術展が開かれたが、テレビでこれを批評していて、ある人の線が力強いとか、ある人の絵は構成が大胆であるとか、ある絵は調和がとれていると言っているのを聞いて、私は呆れてしまった。それでは意志の芸術ばかりを評判しているだけではないか。
 私がほしい芸術や調和はそんなものではない。いかに小さくても麦は麦、いかに大きくても雑草は雑草であるような、そういうものが見たい。しかしもっというのなら、本当の調和は午後の日差しが深々としていて、名状しがたいようなもののことなのだ。
 このことがわからずに、芸術はなく、平和というものもわかるはずがない。日本では戦争をしないことを平和だと思っているが、そんなことはかたちだけのことで、内容がない。調和のあるものこそが平和なのである」。
甦る岡哲学の真骨頂でした。
    (EM生、文京区)


(宮崎正弘のコメント) 藤原正彦先生の『国家の品格』も、岡潔を前にしては洛陽の紙価を低める(失礼)。小生も生前の岡先生とは何回か懇談し、奈良のご自宅にも伺って岡哲学の肯綮をうかがいました。小林秀雄と双璧、なかなか岡潔に迫る哲学者はでてきませんね。



    ♪
(読者の声2) 御新刊『2008 世界大動乱の予兆』を拝読中です。先生はいろいろな雑誌にたくさん寄稿されていますし、よく本をまとめるお時間がありましたね。さすがです。
 中国を軸として、世界がこれからどうなるかが大変明快に描かれているのではないでしょうか。目次だけ読んだだけでも日本人には耳が痛い話ばかりです。
この本でもう少し一般の方々が危機意識を持ってくださるといいなと思っております。
私は経済に疎いところがありますので、これを読んで勉強させていただきます。まだ1章の途中までしか読んでおりませんが、続きが楽しみです。
       (MT生、音羽)


(宮崎正弘のコメント) 昨日、桜チャンネルで延安紀行などをニュースワイドのコーナーで喋りましたが、司会の水島さんが当該拙著に赤線をたくさん引いて付箋も十数箇所つけて、お読み頂いており、画像でも紹介して頂きました。これを契機に書店でも売れるといいのですが(苦笑)。



   ♪
(読者の声3) 過日、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観ました。
可も不可もない普通の作品でした。タイトルが気張っててなんだかなぁと思います。「鳥浜トメの知覧物語」とか、そういうさり気ないほうがいいですね。
戦争中のシーンはアリキタリで、思い入れが強すぎて息が詰まります。戦後の描き方は力が抜けていてほっとします。
却ってトメさんの口から語られる戦争の苦難に心打たれるものがあります。ひとつ美点は信州上田出身の河井隊員が、自分の故郷には蛍が群舞するくらいいる、散ってから蛍になって必ず帰ってくるとトメさんに語り、死後一匹で、戦後はさくら並木の下に戦友と群舞する蛍となってトメさんの前に現われるポエティックなシーンです。
出来は、今アメリカで上映されている元自衛隊員で俳優の今井雅之が舞台作品から映画化した「THE WIND OF GOD」(神風)のほうが米兵と日本兵が入れ替わるヒューモアやウィットなシーンさがあって上です。
「硫黄島からの手紙」も可もなく不可もない出来ですが、ハリウッド(ユダヤ資本)が全編日本語の日本人ばかりの日本人が作ったかのような感性の作品を提供したことにひとつの意義があります。
さても戦争をテーマにした映画は作りづらいものです。
「トメ物語」は普通の作品ですが、戦争絶対反対のパシフィストは、血圧が上がるだけですし、気絶してしまうかも知れませんから観ないことをお勧めします。
最後に映し出された桜島は美しかったと申し添えておきます
       (有楽生)


(宮崎正弘) この映画、小生も一ヶ月ほど前に御招待を頂いたのですが時間がなく、家人に替わりに見に行って貰いました。感想は60点くらいでした(?)。



    ♪
(読者の声4) ことしから貴誌を毎日読んで、大変有益で日々国際情勢を学んでおります。とくに資源戦争をめぐる世界の裏の動きなど、マスコミに出ない情報が多く、目から鱗です。
ところで、貴誌に付帯している広告ですが、関係のないADが多く、どういう基準で掲載されているのでしょうか? 
        (SY生、三鷹)


(編集部より) 小誌に付帯してくる広告はプロバイダーが一方的につけているもので、そういうシステム(無料メルマガの宿命です)。当方は、一切広告は出さない方針です。



   ♪
(読者の声5) 5月7日は月刊日本10周年記念パーティに参加した。
一口に10年と言うが、保守系の雑誌でこれだけ長続きするのは驚異的な事である。現代の日本のメディアはTBSを筆頭に左翼勢力が幅を利かせているからか、保守の発言の場は少ない。
しかし、この雑誌はきちんと正確な知識、情報を検証して伝えていこうと言う高い志を感じる事が出来るメディアと述べても過言ではあるまい。代表の南丘さんの誠実な人柄もこの雑誌を魅力的にしている一因である。
 蒼々たる執筆陣も魅力である。私と知遇のある宮崎正弘先生、演劇界の重鎮である村松英子氏(評論家村松剛の実妹)、鈴木宗男代議士、西尾幹二先生等が御健筆をふるわれています。
 この会では様々な方が登壇されましたが、一番印象深かったのは国民新党の亀井静香代議士の発言でした。
「富田メモは捏ち上げである」という内容で、実際に故富田長官と親交があった氏だからこそ、言える言葉で私自身は重みを感じました。日経新聞は正確な検証も行わずに、報道しっぱなしであります。この事態を重く考えねばならないのに知識層は黙殺しようとしています。これは由々しき事態です。先帝陛下の名誉にも関わる事であります。走り書きのメモが簡単に陛下の発言であると不謹慎な報道をしたこの新聞社には厳しい態度で臨まねばならないと感じました。
 その他には今をときめく川内康範先生がご高齢にあるにもかかわらず、憂国の情を力を込めて訴えられていたのに涙を禁じ得ませんでした。
 我々はこの会で得た感慨を忘却する事なく、真性保守の確立の為に日々言論にて訴える場所にて叫ぶ事を肝に銘じていきたいと思います。
     (DA生、多摩市)


(宮崎正弘のコメント)ついでながら、昨日付けの報告を下記のように改稿します。

(改訂報告)都内のホテルで「『月刊日本』の創刊十周年を祝う会」が開催されました。
 主宰側の予測を越えて三百名強が参列、伊吹・文科大臣、松岡・農水大臣、下村・副官房長官ら現職閣僚も出席、また亀井静香、平沢勝栄、西村真悟、鈴木宗男の各氏ら政治家が多数つめかけて盛況でした(ほかに多くの政治家がいましたが、小生最近の若手をしらないので以下省略します)。
 『月刊日本』をささえる熱心なファンが全国から馳せ参じ、それに混じって官僚、ジャーナリストの参加も目立ちました。
 冒頭挨拶は発起人を代表して前拓殖大学総長の小田村四郎、つづいて国際帝京大学前学長の中村勝範、元タイ大使の岡崎久彦、国民新党を代表して亀井静香の各氏らが挨拶。月刊日本の路線に対して叱咤激励批判礼賛。
 とくに中村、岡崎の両氏は反米的姿勢の同紙論調にやや懐疑論を披瀝された。
 中盤にはシャンソンを挟んで石平、菅沼光広、井尻千男、ミッキー安川の各氏がスピーチ。
異色の登壇は月光仮面こと川内康範氏だった(個人的なことを書けば、昨年35年ぶりに電話を貰い、昨夜はじつに36年ぶりに会った。学生運動時代には保守全員が歌える歌を二曲つくっていただいた。拙著『三島由紀夫“以後”』に詳細)。
遅れて駆けつけた鈴木宗男代議士も登壇した。最後は政治学者・藤井厳喜氏の音頭で万歳三唱。
 会場にはほかにペマ・ギャルポ、萩野貞樹、黄文雄、小堀桂一郎、沢英武、川村純彦、佐藤守、古賀俊昭、宗像隆幸、山崎行太郎、紺野典子、小林興起、中村慶一郎、石原萌記、元木昌彦、小島清美氏らの顔があった。懐かしい人達との邂逅もあり、およそ50名で二次会。それから石平氏らと三次会へ。
  
     ◎ ▽  ◎ ▽  ◎ ▽ ◎
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(お知らせ) 11日深夜2400(即ち12日午前0時)。「ラジオ日本」(1422khz)の「ミッキー安川の朝までナマ勝負」に宮崎が出演します。午前一時10分頃まで。
     ◎ ○ ◎ ○
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     ♪
<< 宮崎正弘の近刊 >>
 『2008 世界大動乱の予兆』 (並木書房、1680円)
     ♪ ♪
 << 宮崎正弘のロングセラーズ >>
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
http://shinshomap.info/book/4569646204_image.html
♪ ♪ ♪
 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2007 ◎転送自由。ただし転載は出典明示のこと。
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発行者プロフィール

宮崎 正弘

宮崎 正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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