国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/05/08



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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 5月8日(火曜日)   
通巻 第1792号  
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 台湾次期総統は謝 vs 馬で、「独立」論争を避け、「共存」「調整」が前面に
   謝長廷(民進党)候補は親日派のベテラン政治家だが。。。。
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 台湾の与党・民主進歩党は次期総統選の公認候補を決める予備選を行った。
その結果、謝長廷・前行政院長(元同党主席、元高雄市長)が現職首相の蘇貞昌に12%の大差を付けてトップとなった。
本命と見られた蘇首相は、あっさりとレースから離脱表明。これにより謝長廷が与党側の次期台湾総統候補となる。

国民党ははやばやと馬英九前主席を公認している。
 予備選の得票率は謝長廷が45%、蘇貞昌が33%、游錫コン党主席が16%、呂秀蓮副総統は僅か6%にとどまった。
投票資格のある党員はおよそ25万人。投票率は56%だった。

 謝長廷は京都大学留学で相当な日本通。かなり流暢な日本語を喋る。
気さくな人柄で国民の人気があるが、政治家として押しの強さにややかける。そればかりか、本番選挙で焦点となる「統一」「独立」の問題では、陳水扁現総統のような独立色が薄く、「共存」と「調整」による中国との関係を模索、大陸との直接航路開設にも前向きで、民進党内で独立色がかなり薄い立場だ。

 したがって党内の独立志向グループからの選挙協力を得るためには、独立色を強くだしつつも、馬候補との対決では大陸との交渉優先というスタンスを取らざるを得ず、カメレオン的な政治位相を維持しなければならないだろう。

 総統選本番は2008年3月。
(勿論、小生は前哨戦を含めて何回か取材に行きます。)

   ○◎◎宮○◎崎◎◎正◎○◎弘◎○◎
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(読者の声1) 昨日付け貴誌1791号「読者の声1」の拙問に的確に回答いただき、有り難う御座います。
李登輝先生が、もし来日するとしたら、日台双方ともに、アレンジは隠密にやる筈ですから、貴コメント通り国民党筋の謀略的情宣のにおいがふんぷんとしますね。李登輝イジメでしょうか。
さて胡錦濤の後釜レースで貴台が注目されているとコメントされていたと記憶する胡春華とやらは早や脱落ですか?
それから『正論』6月号には日本政府によるサハリン残留朝鮮人帰還事業への国税垂れ流しを告発する記事が(グラビアも)ありました。
いつまでもむしり取られる日本がいけません。相手は品性の卑しい輩であると判っているのですから。
    (HN生、横浜)


(宮崎正弘のコメント) 胡春華は脱落でもなく、かれはテクノクラートの予備仕官のようなもの、中央書記局で、どんな辣腕を振るうかが、これからの発展(あるいは沈没)に繋がるでしょう。
 それから李登輝先生の前回の来日失敗は、事前に(講演会場予定だった)慶応大学の情報が漏れて、親中派の慶応大学のなかで内紛が起き、メチャクチャにされて実現しませんでした。次はおそらく早稲田大学大隈講堂(小生の勝手な推測です)でしょうが、秘密に進めなければ、また中国大使館と日本の外務省がよってたかって潰すでしょう。

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(報告) 昨夜、都内のホテルで「『月刊日本』の創刊十周年を祝う会」が開催されました。
 主宰側の予測を越えて三百名強が参列、伊吹・文科大臣、松岡・農水大臣、下村・副官房長官ら現職閣僚も出席、また亀井静香、平沢勝栄、西村真悟、鈴木宗男の各氏ら政治家が多数つめかけて盛況でした(ほかに多くの政治家がいましたが、小生最近の若手をしらないので以下省略します)。
 『月刊日本』をささえる熱心なファンが全国から馳せ参じ、それに混じって官僚、ジャーナリストの参加も目立ちました。
 冒頭挨拶は発起人を代表して小田村四郎、つづいて中村勝範、岡崎久彦、石平の各氏らが挨拶。月刊日本の路線に対して叱咤激励批判礼賛。
 とくに中村、岡崎の両氏は反米的姿勢の同紙論調にやや懐疑論を披瀝された。
 中盤にはシャンソンを挟んで藤井厳喜、井尻千男、ミッキー安川の各氏がスピーチ。
異色の登壇は月光仮面こと、川内康模範氏だった(個人的なことを書けば、昨年35年ぶりに電話を貰い、昨夜はじつに36年ぶりに会った。学生運動時代には保守全員が歌える歌を二曲つくっていただいた。拙著『三島由紀夫“以後”』に詳細)。
 会場にはほかに萩野貞樹、黄文雄、紺野典子、小林興起、中村慶一郎、石原萌記、元木昌彦、小島清美氏らの顔があった。懐かしい人達との邂逅もあり、およそ50名で二次会。それから石平氏らと三次会へ。
  
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 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
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 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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