国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/04/25


    
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年)  4月25日(水曜日)  
通巻 第1787号 
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 反米にかわって、「反中国」の武装ゲリアが顕著に
  エチオピアで中国人エンジニア9人が殺害、パキスタンでも誘拐の恐れ拡がる
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 エチオピアのソマリア州にある中国の石油施設が正体不明の武装勢力に攻撃を受け、エチオピア人労働者を含む74名が殺害された。そのなかに9人の中国人「エンジニア」が含まれていた。(新華社、4月24日)。

 先年、パキスタンのグアダール港建設で、中国人労働者三人が殺害された事件が起き、ナイジェリアでも07年だけで、中国人技師三人が誘拐されているが、犠牲の数において、それらを越える大事件。北京の心胆を寒からしめている。

 以後の詳細を新華社は報じていない。
 中国と軍事同盟をむすぶパキスタンはパルチスタン地方の分離独立をめざす武装勢力を極力警戒し、道路、石油パイプラインなどの警備を増やすと発表した(ヘラルトトリビューン、4月25日付け)。

 中国が巨費を投じてパキスタンに建設しているグアダール港は、イラン寄りのパキスタン国境に位置する良港。近未来に、ここから中国へ向かってのパイプラインを敷設するため、大工事がなされているが、反比例するかのように同地方の治安が悪化している。

 進出が現地に利益を還元させないで、雇用の拡大にも繋がらない立ち居振る舞いが嫌われるのは万国共通だが、いまや世界的規模で中国人のマナーの悪さが忌み嫌われている証拠なのかもしれない。
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(休刊のお知らせ) 黄金週間の間、小誌は休刊となります。4月27日―5月6日。
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(読者の声1) 中共のナイジェリア進出
今から三十年以上昔、ナイジェリアに仕事で行ったことがありました。ジャングルに走る高速道路。路肩で村人の売っている頭を取った食料用の毒蛇。すごいギャップがありました。
そんな密林の小道にポツンとあったのが中華料理屋です。黒人少年が赤い支那服に赤い帽子でサービスをしていました。何故、誰が、どうして。そういえばパリからラゴスに飛ぶエアフランスに人民解放軍の軍人が乗っていました。
ビアフラ戦争では中共は政府軍に大量の武器援助をしていたと思います。
すでにアフリカ戦略を進めていたのでしょう。最近の西側技術者の大量誘拐と撤退の裏に何があるのかは今後現れてくる結果が説明するでしょう。
    (MC生)

 
(宮崎正弘のコメント) 小誌の読者に国際ビジネスマンが多いのは事実ですが、ナイジェリアへ行かれて経験の方からは初めてです。
 四半世紀ほど昔、友人でもあった時事通信の平松茂氏が、なぜか、社会部からナイジェリア特派員を命じられ当時の首都、ラゴスの炎天下に勤務。とうとう肝炎を患って帰国しました。 
 ある日、ばったり地下鉄四谷駅で邂逅し、あまりに痩せていたので驚いた印象を率直に氏につたえたことを昨日の出来事のように思い出しました。



    ♪
(読者の声2) ナイジェリアの首都は現在、アブジャです。日本外務省のホームページでは1991年12月、ラゴスから遷都となっていますが。勿論、ラゴスは今でもナイジェリア最大の都市であり、商都です。頓首匆々。
        (KU生)


(宮崎正弘のコメント) ミャンマーもカザフスタンも首都を移転しましたね。しかし一度、記憶したヤンゴン、アルマトイが頭から離れず、うっかりでてくるのです。ラゴスからアブジャ。



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(読者の声3) 貴誌最近のゾルゲ関係の記事、興味をもって読まして頂いています。
1785号に関屋康子さんのことが載っていますが(ST氏)、これは41年11月23日自宅の二階で縊死したと報じられた関屋敏子さんのことと違いますか。
この人は明治初年に軍事顧問としてドイツから招かれたリゼンドル将軍の孫で、当時有名なソプラノ歌手でした。自殺の原因は不明でしたが、両親宛の遺書に辞世の和歌二首があったそうです。
小生は彼女がゾルゲ検挙を知って(ゾルゲ事件の公表は翌年五月ですが)自殺したものと聞いておりましたが、康子さん殺害は別の事件ですか。歴史的事実は正確に伝えられたいものと思いますので、ご教授賜れば幸いです。
(KO生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント) ご存じの読者の方、御教示ください。



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(読者の声4) いまメルマガで話題のゾルゲの墓を見てこよう_調べていましたら
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/S/zo_r.html
にあります。
    (FF生、小平)


(宮崎正弘のコメント) スターリンとコミンテルンとの謀略で日本をひっくり返す世紀の陰謀に加担したゾルゲのお墓が、暴かれないで日本に鎮座ましまする。なんと日本人は寛大なのでしょうねぇ。


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(読者の声5) 「セックス年間回数・最低国」、「特定出生率・最低ライン」、「輸入農産物への依存度・世界最高」という、我が国の”亡国現象”はタダさねばなりません。
宮崎先生のいう通り大化の改新まで、古代日本建設の一つのイシズエは、朝鮮半島はじめ大陸からの「帰化人」でした。
近世でも司馬遼太郎氏がいう通り薩摩焼どころか、薩摩藩藩士の多くが”朝鮮征伐”の際、連れ帰った「帰化人」の子孫です。
現代でもソフトバンクは帰化三世(?)の孫正義氏、ロッテは帰化二世(?)の重光一族のモノです。ロッテ財閥は日韓両国にマタガッています。
僕は、多産多子系のフィリッピーナを大挙、お嫁さんに迎え容れようとする秋田県・上小阿仁村の小林村長に拍手を送ります。
(名無しの老人)


(宮崎正弘のコメント) フィリピーナは、いま大量に広東へ出稼ぎに行っております。香港でのフィリピンからのお手伝いさんも、いまや20万。そのうち、この数を広東だけで、軽々と越えるでしょうね。
 広州市で黒人の出稼ぎが多いことをいつぞや伝えましたが、広州からアラブとアフリカへの直航便が開通します。
驚きです。
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 激論ムック「ネットvsマスコミ! 大戦争の真実」(西村幸祐責任編集)が発売!
オークラ出版。1200円。
 【内容】
総特集1 ネット対マスコミ戦争全ファイル
総特集2 ネット対マスコミ 対立の構図
総特集3 衰弱するメディアとネットの未来
特集   ネット言論への反論
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 『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊)
 『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
 『中国よ、反日ありがとう』(清流出版)
 『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
 『拉致』(徳間文庫)
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