国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2007/04/14


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 4月15日(日曜日)  
通巻第1775号     (4月14日発行)
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  こんな手があったか。人民元偽札が大量に台湾へ上陸
    広東の偽札工場からマフィアが観光客に化けて。。。
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 人民元で買い物ができ、ホテルに宿泊し、食事に使えるのは香港。一部で流通するのがマカオとタイ、ラオス、ベトナム、ミャンマーの一部華僑が多い地域。
 欧州の免税店でも人民元が使えるようになり、ブランド店が中国人観光客に溢れるという異様な光景も見慣れたものになった。
 十年前まで世界のどこへ行っても人民元は紙くず、塵芥のたぐいだった。いまや米ドルほどの威力が一部地域では発揮されている。
 なんという歳月の流転だろう。 

 台湾で人民元が堂々と使えるのは金門島だけである。
 しかし台湾本島でも、一部で人民元が流通し、闇のマーケットがある。

 これに目を付けたのが偽札団だ。
 中国大陸では100元、50元という高額紙幣は、どんな店でも偽札発見器がおいてあり、あやしい札びらはつっかえされる。
 このため近年、偽札団は発見器が見逃しがちな20元、10元紙幣を大量につくって攻勢をかけてきた。
いずれも偽札工場は広東と推定されている。広東のヤクザは山口組よりも怖い。

 香港「東方日報」に依れば、昨年だけでも5億4000万人民元の偽札が発見され、その増加率は飛躍的。
スーパーや寝具店など忙しい店を狙い撃ちしているという。

 そして偽札は台湾へ上陸した。偽札発見器が整備されていないからだ。これまでの偽札の対象はドル、日本円、そしてユーロだけだったから。

 台湾の有力紙『自由時報』(4月12日付け)は「現在金門島の銀行での人民元レートは一人民元が、4・52台湾ドル。台湾国会では「人民元の全面開放」を唱える国民党と、人民元交換に「断固反対」する与党連合(民進党、台湾団結連盟)とが真っ二つに意見が分かれている」。

 日本はゆめ人民元の国内流通を考えない方がいいでしょうね。温家宝におだてられて、日本でも人民元の流通解除を言い出す買弁政治家もきっと出てくるでしょうが。。。
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(読者の声1) 「独裁国家が謝罪どころか、他国に説教とは!」
もう我慢の限界になりつつあることを、さすが総理は、台湾と拉致の交換要求は撥ねられたことは聴きました。
  ひそかに安倍総理に期待している物言はぬ支持層も堪忍の限界があります。江の傭兵は議長だから仕方がないとしても、前世紀の遺物のような、I教祖?、山拓、加藤紘とか、が画面にちらつくに及んで、吐き気がしてきたのでテレビを切りました。
   多くの媚中売国奴が教えたのか、モノで歓心をかうこと簡単とでも想うのか、わずかな米をかってやる?、トキををくれてやる?
完全に日本は舐められています。
   米国では旅客機でしたか、しかしブッシュからは、冷たくあしらわれましたね。またまた、総理は訪中ですか?
まさか、皇室を利用してかっての天皇訪中失敗の轍を踏むことだけはないでしょうね。
   ところで先生におききしたいのですが、これら売国奴といっても言い過ぎではないと思はれる人たちは、もしかして本心であれば、どうしたらこのような発想が出来るようになるのでしょうか?
  それとも買収されてしまった者は、このような演技を演じ続けざるをえなくなるのでしょうか?。このような人種が、こんなにも多く存在することがどうしても理解出来ないのです。

  わたしは月並み表現でいえば仕事一筋で医薬医療品商社の役員を勤め上げ、かろうじて戦中を覗いてきた年代の年金生活者です。
退任後改めて、社会に目をやると、理不尽多く、先生や黄文雄氏の著書に触れ、「眼から鱗が・・」でした。とどめは外国人(李登輝氏)から日本の精神性(武士道)を教えられたことです。
 早速「李登輝友の会」に入会しました。
会員の方から「桜チャンネル」や先生のメルマガを紹介されました。さらに初めての台湾の旅にて、先生と懇意にされているという同宿のKさんから先生のさらなる魅力を教えられました。以来毎日、先生のメルマガを楽しみにしています。結果、使命感無きマスコミの堕落を知るのでした。
 ところで小生、商社役員時代の実績にそれなりの自負はありましたが、先生は、山のように殺到しているだろうメールのチェックから、超人的な世界を股の行動力、講演、テレビ出演、著作、日本文学の最高峰・三島由紀夫の研究者でもあり、しかも一国の言語に通ずることは、その国の信奉者になることが常識のところ、現政権に限定するものとはいえ、きわめて厳しい分析をされています。
後日、知ることになったのですが、世間常識でいえば、先生は世界経済のアナリストであられること、バランスのとれた鋭い情勢分析力に合点がいきました。
 本当に先生はお一人なのかと思うばかりです。いまさらながら自己の身の丈を実感するのでした。
さてこの度、先生と日下公人先生のCDを入手して拝聴しました。
 われわれ平凡人の周辺でも、同じ思いを共有する者がきわめて多いにもかかわらづ、あの胡散臭い世論調査とかいう数字に、なぜ反映されないのか不思議に思っておりました。
それを日下公人先生は「マグマ」と表現されました。地中のマグマは見えません。しかし熱くなり、臨界温度をこえると噴火します。
けだし名言でした。
    (MY生、各務原)


(宮崎正弘のコメント) 7月1日に、名古屋の李登輝友の会で、小生が講演に伺います。お目にかかれることを愉しみにしております。
 


    ♪
(読者の声2) 名越二荒之助先生の御謦咳に接する機会はありませんでしたが、遠くからお見掛けするお姿はいつも矍鑠としておられました。
最後に元気なお姿に接したのは二月十三日の衆議院会館での西村真悟先生の会でした。司会の三輪さんが時間をオーバーしないようにと、名越先生にお願いしていました。御冥福をお祈り申し上げます。合掌
   (HN生、横浜)



   ♪
(読者の声3)4月12日の国会での温家宝の演説全文を日本語訳しました。
腹立たしいというよりは、あまりのばからしい言い草に笑ってしまうような内容です。一部意訳した部分もありますが、概ね正しいと思いますので、以下のURLからご覧く
ださい。
 2007年4月12日国会での温家宝演説全文訳
http://dempa.formosa-news.com/2007/04/2007412.html
    (TM生、沖縄県)

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●〔墓銘碑〕名越二荒之助(元高千穂商科大学教授)
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名越二荒之助(なごし・ふたらのすけ)氏は歴史評論を多く書いた。憂国忌発起人でもあった。
家永訴訟で国側の証人を務めた頃、保守論壇に登場されたが、子息は明治大学の学生だった。いま時事通信外信部長の名越健朗氏と先に知り合った。いまから35年も前だった。
台湾の歴史にも詳しく、多くの近代史の著作を残した。
14日、目黒の正覚寺で葬儀が営まれ、小生も出席してきた。懐かしき人達が会場に並んでいた。式は淡々と粛々と行われ、真言宗の荘厳な読経が鳴り響く中、参会者ひとりひとりの焼香が黙々と続いた。
板垣正・元参議院議員や藤岡信勝氏らの参列もあったが、形式張らず弔辞朗読もなく、じつに淡泊にさっぱりと、故人の性格を彷彿とさせる静かな葬儀だった。香典も供花も、弔電も断られた。いかにも氏らしい。

故人は“保守集会の名物”と言うとすこし失礼だが、殆ど、どの保守派・民族派の会にも「皆出席」。それも必ず質問を繰り出されるか、元気な声を轟かせて発言される。よもや84歳とは思えない、発言の中身に若さがあり、また常に問題意識が時代の先端にあった。
 小生の講演会でもたびたび最前列で聞いておられ、鋭い質問(それも原理原則に関する質問が多かった)を頂いた。当方が氏から「元気」を貰った。
「正論を聞く会」で、「百人斬り訴訟の会」で、「鄭南熔追悼会」で、そして某々の会で。
二月ごろ、議員会館で百人斬り訴訟報告のつどいがあり、小生が講演したときにもお目にかかったが、直後に電話をいただき、「靖国神社参拝を中国に認めさせるかわりに人民広場の英雄記念碑に日本の首相が献花するということで落ち着かないかね」と言われた。そのことを雑誌か新聞にも書かれたと記憶する。小生はその代案には賛成しかねますが、と返答した。共産党の言う「革命烈士」とは中国の民衆にとっては敵だから。
ともかく御高齢をもろともせずに“日夜、左翼の欺瞞と闘っていた戦士”という印象が私には強い。
 享年84歳。合掌。
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