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 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

発行日:3/12


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●小誌総発行部数460万部まもなく達成! 登録読者、間もなく7500名!
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成18年(2006年)3月13日(月曜日)
         通巻第1411号 
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 汚職公務員が8500人って、すこし実状より少ないんじゃありませんか?
  全人代で報告されたのは汚職「立件」組が減少の由
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 中国最高人民検察院の賈春旺検察長(検事総長)が全国人民代表大会(全人代)で2005年の活動を報告した(10日)。
昨年に汚職などで立件された国家公務員は4万1447人。

「05年に収賄額10万元(約146万円)あるいは横領額100万元を超えた大型事件で立件された公務員は8490人。うち地方各省トップを含む閣僚級が8人、中央・地方局長級が196人だった」(人民日報)。

一昨年より減少したものの、胡錦濤政権の「庶民路線」の呼びかけも何処吹く風。汚職は隅々にまで蔓延している。

また最高人民法院が審理した「知財権」関連の重大案件は77件、地方法院での案件は前年比28%増の3529件に達したと述べた。
          □ 
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   ♪
(読者の声1)貴誌1410号のコメント。「もともと上海は『呉』と『越』の狭間。ちなみに三国志のもう一つの国は『蜀』(いまの四川省)でこれまた独立王国でした」と言われましたが、三国志の三国は呉と蜀と魏です。
呉越の抗争があったのは三国時代ではありません。この呉は名前が同じでも別の国です。
ちなみに、九州沖で見つかった魏の国王から贈られた金印が有名ですが、大和朝廷と交易・友好関係あったのは、主に呉です。呉は絹の大産地で、日本で絹衣料が本格的に導入されたのは呉との関係からと思われます。
和服を呉服というのはここから来ていると思います。
ちなみに、三国時代に呉のあった地域では「呉」と「和」がともに「yuan」と発音されていたそうです。これが呉服と和服が同じ意味に使われだした一因と考えます。三国のなかで「呉」は最初に滅びました。後の高句麗滅亡時と同様、呉から大量の難民が日本へ来たと考えられます。
      (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント) もちろんご指摘の通りで、第一、かの時代には「上海」はただの長江下流の中洲。古代の『越』あたり。時系列を飛び越えた比喩とお考え下さい。舌足らずでしたが。
 上海周辺では青島ビール、燕京ビールより、古越ビール(上海の地ビール)が売り上げトップ。
かの「三国志」の三国とは呉と蜀と魏ですが、治乱興亡、栄華盛衰はげしき王朝の変遷で、上海が浮かんでくるのは、この三百年ほどのはなしで、それ以前は日本と最も近く、親しかったのは寧波でした。ともかくご指摘有り難う御座いました。


   ♪
(読者の声2) 次のニュースを読んで思わず考え込みましたね。
「『ノルウェイの森』などで知られる作家、村上春樹さん(57)の自筆原稿が本人に無断で流出し、古書店やインターネットで高値で売りに出されていた。月刊誌「文芸春秋」4月号に村上さん本人がその経緯を寄稿、「不法な自筆原稿取り引きに作家として警鐘を鳴らす」と強く批判している」(東京新聞、3月10日付け)そうです。
で、流れ出した原稿はフィッツジェラルド作「氷の宮殿」の村上の翻訳で原稿用紙73枚で100万円を超す値段だったよし。
「古書店やネットでは、作家の自筆原稿や書簡が日常的に売買されている。例えば三島由紀夫の「草稿」は、400字詰め原稿用紙30枚で500万円の値がついて古書店の1月の目録に掲載された」(前掲東京新聞)。
で考えさせられてしまったのはこうです。村上春樹の価値は原稿用紙一枚に付き一万三千七百円なり。
他方、三島は一枚につき16万7000円。三島の45分の一でしかないこと。 村上春樹の怒りの真因は、この価格差にあるんじゃないのか、と。
      (図書凶刃)


(宮崎正弘のコメント)相当、皮肉なコメントとして伺っておきます。中国の書店で「日本文学コーナー」は行くと村上春樹はトップ扱いで渡邉淳一と並びます。中国で売れている女流ポルノ作家のひとりの筆名は「春樹」っていいます。
 明らかに村上のもじりです。
 『ノルウェイの森』は海賊版も数種類あって売れており、それをもじって『ノルウェイに森はない』という小説まがいもベストセラーになりました。
 翻って中国においては三島文学は、いい加減な中国語への翻訳本が数多ありますが、いずれも軍国主義者扱いで、まともに受け取られていません。欧米では三島の主要作品がほぼ翻訳され本格研究も行われているのですが。。。。
 世界で翻訳されている日本人作家は、たしかに三島由紀夫がダントツのトップですが、つぎに村上春樹、吉本バナナ、大江健三郎、安部公房という順でしょうか。

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  三島研究会が協賛の催しです!
 

「鄭南榕先生を偲ぶ集い」
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 「台湾の三島事件」と呼ばれる出来事は、烈士・鄭南榕の自決事件です。
 国民党の独裁時代に、外省人でありながら深く台湾独立に共鳴し奔走し、ついには官憲に取り囲まれての籠城線の果て焼身自決。その壮烈な魂は多くの人士に衝撃をあたえた。
 この烈士を讃える催しが下記の要領で日本でも取りおこなわれます。どなたでもご参加出来ます。三島由紀夫研究会、協賛です。
           記

と き  平成18年4月1日(土)午後2時30分〜5時30分(二時会場)
ところ  文京区民センター3F
(文京区本郷4-15-14  TEL:03-3814-6731(文京シビックセンターの斜向。都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分、東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分、JR総武中央線「水道橋駅」徒歩10分)

プログラム  主催者挨拶、来賓挨拶、祭電披露、祭文奏上、献花
講 演    黄文雄先生(評論家、拓殖大学日本文化研究所客員教授)
       「国士・鄭南榕の自焚の意味するもの」
       宮崎正弘先生(作家、評論家)
       「鄭南榕と三島由紀夫について」
参加費    おひとり 1000円
懇親会    同会場にて、午後5時30分〜7時30分(懇親会費別途2000円)
主 催    鄭南榕顕彰会(日台交流教育会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム)
協 賛    三島由紀夫研究会
後 援    在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台湾独立建国聯盟日本本部、日本台湾医師連合、怡友会
           ★ ☆ ☆ ★
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  ♪
三島由紀夫研究会 第223回 公開講座

 「三島由紀夫とパリ」(仮題)

 パリ在住の竹本忠雄氏は、嘗てアンドレマルローの友人として主要作品の翻訳も担
当、長かった在仏評論生活をいったん切り上げて帰国。筑波大学で教鞭を執った。
 同時に旺盛な評論生活を再開し、フランス人の三島事件への衝撃と評価をまとめた
『パリ憂国忌』(日本教文社)は評判になった。
 再びパリへ移住し、コラム、翻訳、評論などの活動を開始し、とりわけ浅薄で人種
偏見に満ちた「反日」報道に狂奔するフランスジャーナリズムに単独で斬り込み、日
本イメージの誤解を解くことに挺身されてきた。
 この度は久しぶりの帰国、思いの丈を語って頂くことになりました。ふるってご参
加下さい。
             記
と き         4月21日(金曜日)午後六時半(六時開場)
ところ         市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」四階
講師          竹本忠雄(評論家、筑波大学名誉教授)
演題          「ミシマとパリと」(仮題)
会費          おひとり2000円(会場分担金として)
            どなたでも参加できます(なお、講座終了後、恒例の懇親会はありません) 
            ◎ ◎ ◎
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    ♪♪♪
<宮崎正弘のロングセラーズ>
『中国瓦解』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484062062/qid=1141986490/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-7934173-6246743
『出身地でわかる中国人』(PHP新書、861円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569646204/249-7934173-6246743
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1470円)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1680円) 
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1680円)
『拉致』(徳間文庫、620円)
この他、宮崎正弘の本は下記にも一覧。
http://www.junkudo.co.jp/view2.jsp?VIEW=author&ARGS=%8B%7B%8D%E8%81%40%90%B3%8DO
(上記ジュンク堂から申し込めます↑)
      ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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◎小誌の購読は下記サイトから。(過去五年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所2001−2006 ◎転送自由。転載は出典を明記。
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発行者プロフィール

宮崎正弘

宮崎正弘

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/

国際情勢の裏情報を豊富なデータと人脈から解析してゆく。独特な方法と辛辣な批判精神によるニュースの裏側で織りなされている人間模様に興味を持つ。筆者の人生観と執筆を継続する動機の基軸は同じ。ホームページは http://miyazaki.xii.jp/

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