国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/12/30

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成18年(2005年)12月30日(金曜日)
         通巻第1342号  
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【大みそか】チャンネル桜、どうなる?日本大変動
 12月31日午後八時から四時間の討論番組
 日本よ、今...「闘論!倒論!討論!2005」  
  「日本よ、今...『闘論!倒論!討論!2005』」【どうなる?日本大変動】
(出演)
伊藤哲夫(日本政策研究センター所長)
潮 匡人(評論家) 
黄 文雄(評論家)
佐藤 守(元空将) 
高橋和夫(放送大学助教授)
西岡 力(東京基督教大学教授) 
宮崎正弘(評論家)
林 建良(「台湾の声」「日本之声」編集長)
        ☆ ★ ☆
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◎文芸誌『すばる』二月号に所載の中村彰彦「再説・三島由紀夫と渋澤龍彦」(30枚)は秀逸かつ読み応え十分、わかりやすい比較文学論。
とくに両者はフランス文学、文化にときとして深く共鳴しあい、ときに反発しあうも、最後まで友情が続いたこと。
しかし三島ファンは渋澤を遠ざけ、渋澤ファンも三島を読まない傾向が濃厚なのは何故か?
三島は渋澤をモデルに『暁の寺』のドイツ文学者で今西康なる学者を登場させているが、渋澤に対して三島由紀夫は「モデルはほかに居ますから安心されたし」と書き残した。
渋澤龍彦の新婚旅行を兼ねたヨーロッパ訪問には三島が楯の会の制服をきて羽田空港に現れた。
渋澤は「あれが、今生の別れだったのか」と後で気がつくのである。
     ☆☆★☆☆
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   ♪
(読者の声1)貴誌12月29日付けに掲載の「スパイ」への論考について。
1.「無知は罪」:中共のワナに落ちた外交官の死は外国のスパイ工作の深刻さを物語っている。しかし無知は罪なのである。今回の外交官の自殺は、無警戒の日本人外交官の無知が死という罰を受けたと見ることができる。国際社会では「知らなかった」ではすまないのだ。
だから外国人は誰も同情しないのである。
 
2.また支那には「仔牛は虎を恐れない」という諺がある。同じく無知の罰である。
  結果は無惨なものになる。
戦後の日本の生活感覚一辺倒の発想は身を滅ぼし、死を招くということである。日本人は生存の感覚を思い出さなければならない。そこには警戒という当然の知恵があるはずだ。 
 とにかく死なないためにはどうしたら良いか、中共に関わる日本人は考えなければならない。明日は自分である。
 類似の事件として英国では「プロヒューモ事件」がある。プロヒューモ国防大臣がキーラーという絶世の美女にひっかかったが、この女は実はソ連スパイの情婦だった。国防情報漏えい事件が発覚してプロヒューモはピストル自殺している。
    (MC生) 


(宮崎正弘のコメント)レフチェンコ証言の翻訳本は、意外に売れて五万部以上だった記憶がありますが、その関係でワシントンDCに当時隠棲していた本人と電話で何回か話しました。週刊文春と月刊現代がその後、アメリカへとんで独占インタビューをやったものでした。後者は日取りがあえば、小生が通訳として渡米する予定でもありました。
 まさに無知が罪という箴言は、レフチェンコも言っておりました。


   ♪
(読者の声2)貴誌12月29日付けの「読者の声」にでた、TS生(在米)氏の体験談、面白く拝見させていただきました。古来中国の接待外交は有名ですね。三国志あたりにもその辺の事情がよくでています。 
 例えば呂布は劉備を接待し、自分の夫人の寝室に連れ込んだり、曹操は劉備を接待し、「天下の英雄は君と僕の2人のみ」と囁いたり、とその情景が出ている。正に36計の手練手管を使った中国外交の手法が読みとれる。
多くの日本人がコロリとまいる中で、この接待外交をはねつけて成果を挙げたのが大久保利通である。
彼は招待には出席したが、出された山海の珍味に一切箸をつけなかった。また利通は当時中国最大の政治家たる李鴻章に事前面会を求めなかった。これは相手の面子をつぶすという正に中国の政治慣習に反する無礼な行為だ。
しかし日清の条約締結後、大久保は李鴻章を訪問し、李の面子を立てた。後々、李は大久保を指して、自分が会った最高の外交官だと賞賛した。思うに現在の日本の外交官はその辺の商社あたりの営業マンと変わらない。これじゃ、かの張儀や蘇秦以来4000年の伝統をもつ中国外交術に勝てる訳がない。 
こんな日本の外務省は木っ端微塵に解体すべきである。
  (MI生)


   ♪
(読者の声3)  日本の在中外交員が自殺された理由が判り大変な憤激を感じます。
とんでもない専制国家です。早く先制対処しないと有事に発展してもおかしくない国家犯罪です。中国報道官の反論も全く横暴至極で謝罪すらなく
    外交断絶が良いと思います。事実で有れば、我が国の議員が過去に取り込まれた事よく理解できます。本当に恐ろしい国です
    (EY生)
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 << 宮崎正弘の新刊予告 >>
『出身地でわかる中国人』(PHP新書、1月13日発売、予価810円)
『中国瓦解』(阪急コミュニケーションズ、1月28日発売、予価1600円)
      ◎ ○ ◎ ○ ◎ 
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<<宮崎正弘のロングセラーズ>>
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
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『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860291239/africa07-22/ref%3Dnosim/250-0800565-9441848
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
『拉致』(徳間文庫、590円+税)
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  • FmvvwqZUOnd2013/02/17

    You are so asewome for helping me solve this mystery.