国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/12/03

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成17年(2005年)12月3日(土曜日)貳
     通巻第1317号  臨時増刊号
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 ハノイ、ビエンチャン紀行
  ベトナムもラオスも経済繁栄の真っ直中にあった
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 ▲ハノイの繁栄には驚かされた

 大急ぎでハノイ、ビェンチャンをまわった。
 ラオスへは成田から直航便がないためハノイで一泊する。ほかにバンコック経由もあるが、当方は時間の関係でハノイを選んだ。
ベトナムに行くのは、じつに33年ぶりである。私はベトナム戦争中、サイゴンに長期滞在して写真を撮影したことがある。それらの写真は当時でていた月刊誌『人と日本』の巻頭グラビアを飾った。

さてハノイ行きのフライトはベトナム航空と日本航空の共同便で満席。
たった六時間でハノイに着いてしまう。
ジャンボ機の乗客の八割方は日本人ビジネスマンで、観光客が3,40人ほど。あとは学生、居住者、在日海外華僑、国際ビジネスマン。国際的にもベトナムへの進出企業が増えた様相を如実にあらわしている。
 
ハノイでは不夜城のごとき繁栄に度肝を抜かれ、下町や大きな交差点にぴかぴか輝くクリスマスのネオンに首を傾げ、
「なんのためにベトコンは米国と闘ったのだろう?」
という矛盾した感情にとらわれる。それほどの親米ムードなのだ。
 
もともとフランス領だった北ベトナムも、キリスト教が多少は残って文化的影響力をまだ発揮しているというところだろうか。
 
ともかく旧サイゴン(現ホーチミン)の繁栄は知っていたが、あの共産主義のハノイでさえ、驚くほどの繁栄を享受しており、下町は華僑の町かと思うほどだ。
ディスコ、カラオケ、高級レストランに中国人、韓国人、台湾人が屯し、町はバイクの洪水(90%がホンダだという)。露店、屋台、物売り、ポン引き。凄い人手が続くのである。
 
露店でローレックス偽物の時計が僅か五ドル、CDは2ドル前後。
堂々とルイビュトンの財布の偽物を陳列している。この風景は中国と変わらない。
 耐久消費財のなかでも電化製品、クルマは韓国の現代も目立つが、基本的に中国製、韓国製のオンパレードである。
これでは中国経済圏にあって、ベトナムのような中国嫌いの国でも、人民元経済圏が拡がっているのだ。
 
この状況下に海外企業の進出が夥しくなり、ベトナムが勢いをつけている様は、「次のインドの次」にでてくる可能性も高い。
 近くに大工業団地の門だけが完成していたがフランスの凱旋門風なのである。


  ▲中国と韓国の物資が溢れかえっていた

  空港からハノイ市内まで40分もかかり、相当の交通渋滞である。看板もTCL、LGと中国、韓国ばかり。
 
 内湾に面したホテルにようやく旅装をとく。
目の前が静かな湖沼地帯で、おりしも夕日が沈んでゆく。その中で、釣りを愉しんでいる優雅な人がいる。
 隣りがシェラトン・ホテル。館内ではたまたまキリスト教風の結婚式が行われており、数百の参会者が豪遊している。紛れ込んで写真を撮ったが誰も闖入者に一瞥さえしないで料理をつついている。
余所者を警戒しないのではなく、大勢で呑むときは徹底してのむ国民性らしい。
(この国、本当に米国に勝ったの?)

高価な一流ホテルで、西欧のウェディング衣装をまとい大盤振る舞いという、こうした軽薄浮薄な文化は日本だけではないようだ。西側の文化にベトナムの独自性が失われようとしている観を強くした。

夜、フランス風レストランへでむいて夕食を摂ったが、これまた駐在外国人と観光客で満員。
食事もまあまあ美味だった。
 近くにはカラオケが並んでいるので、ためしに一軒を見学してみた。経営者が朝鮮系かと思われる店で、メニューをみると、ベトナム語、英語のつぎが中国語、ハングル、それから最後が日本語。
カラオケの画像には日本語の歌詞が平カナ表記なので、はて、不思議とばかり音響機械をみたら中国製である。


 ▲ラオスは落ち着き払って独裁の臭いがなかった

 翌日、飛行機でビエンチャンへ飛んだ。
 ラオスは貧困と中流と、富豪の三つの空間が仏教文化のなかで混在し、不思議に一党独裁の臭いがしない。
むしろ解放感がただよい、繁栄目指して苦闘しているという観である。

 首都のビェンチャンにもカラオケとクリスマスのネオンに飾り付け、最高級ホテルは西側より豪華絢爛で、しかも食事をしてもビールがたったの2ドルという良心的商法が展開されている。
 しかもこの国は落ち着いていて人々が喧しくないのが良い。

 日本人の感性にぴったり合うのがラオスでは?と思った。
というのもラオス料理は意外に旨く、どうやら世界のヒッピーがラオスのリゾート地に流れ込んでいる模様だ。

 ルアンパルパンという古都は軽井沢のごとく保養地にして、物価も安く、レンタサイクル屋がたくさん店開きしていて、世界の若者が蝟集している。
 治安も極め付きで良いが、北部と山岳地帯には山賊、ゲリア、麻薬マフィアの暗躍がある。

さてラオスにも少数民族としてくらす山岳民族のモン族が米国亡命を切り上げ陸続と帰国してビジネスを立ち上げている。これも驚きである。
 ビェンチャンの郊外にモン族の集落があり、一夫多妻制、しかも少女のうちに結婚して子供を産む。

ビエンチャン市内の商店街はベトナム系、中国系、タイ系が商圏拡大競争、日本は目立たないが、確実に経済の進出をしていた。
 

(この紀行の詳細に関しては、ハノイの分を来月発売の『自由』に、またラオス関係は精密な取材記録を写真入りで『エルネオス』に発表する予定です)。
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●出陣学徒慰霊祭記念集会

 本日! 12月3日
【演題】井尻千男、板垣正、小堀桂一郎、頭山興助、西村幸祐、水島総ほか。
【時間】13:00〜
【場所】靖国神社内靖国会館2階
【会費】3000円
【連絡】磐南総合研究会 070−6482−7770
【備考】http://www.wadachi.jp/ireisai/
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(読者の声1)貴台のメルマガや御著作,あるいは最近夥しく出版されてゐる中国関係の本のいくつかを読むにつれ,つくづく中国と言ふ国は地球と言ふ生命体(ガイア)に生じた癌のやうな存在であるといふ思ひが強くなります.癌の特徴は周りの正常な組織に害を及ぼすことと,止め処もなく増殖することです.またしばしば癌は宿主自体を死に至らしめます。
実際の癌であれば切り取るとか,放射線等を使って癌細胞をやっつけるとかの手段が考へられますが,ガイアの癌に対してはさう乱暴なことはできません.共産政権は遠からず崩壊するでせうし,そのあと国はいくつかに分裂すると見られてゐます。
さうなれば政治的な害毒は薄まるでせうが,癌の害は他にもあります.その中でもっとも深刻なのが環境破壊と資源漁りです。
スモッグは常に北京や上海の上空に留まる譯ではありません。強い風が吹けば快晴碧空と言ふ状態になるでせう.汚染空気は日本はもとより,世界中に拡がる譯です.河川の汚染も大気ほど急ではないにせよいづれ近海へ,さらに大洋へと拡散します.そのうち越前蟹も氷見の寒鰤も食べられなくなるかもしれない.中国のエネルギー効率は日本の1/8〜1/9と言ふ信じられないやうな数字ですが,この無駄使ひによって生じるエネルギー不足を解消するため世界中で資源を漁り,石油の暴騰を作り出すとともに公害の拡大再生産に励んでゐます.とにかく中国がこんな調子で膨張したら地球は持たないのではないか。
中国の適正人口は3〜4億人と言ひます。
いくら努力してもここまで減らすには百年以上かかるでせう.また中国人はどんなに環境破壊が進んでも,世界中からの顰蹙を買っても,経済発展最優先の政策を改めようとはしない.環境保護など,経済が十分の発展して余裕ができたら考へればよい,と公言して憚らない.国中がパラノイアに取り憑かれてゐます.したがって,中国自身の努力で環境問題が解決することを期待するのは文字通り“百年河清を待つ“ことになります。
そこで考へ方を大きく転換し,日本が大々的に中国の環境問題解決に乗り出したらどうでせうか.日本は環境技術も省エネ技術も世界に冠たる存在です.中国向けODAなど即刻やめ,逆に予算を増やしてエネルギーの効率化,排煙の脱硫,排水浄化,植林などを推進する.もちろんそのための条件として,すべて日本の技術,日本の機材を使ふこと,決して金で援助はしないこと,が肝心です.ODAのやうに援助のつもりの金が軍備拡大や資源漁りに使はれたらこんなあほらしい話はない.また,もし中国がつまらないプライドに囚はれてうるさいことを言ふなら泣きついてくるまで放って置けばよい。
もちろんこの話は媚中派の中国協力とは全く発想が異なります。
靖国問題にしろ歴史問題にしろ日本は言ふべきことは言ひ,やるべきことはやればよい.結果が政冷経冷でも一向に構はない.むしろせいぜいのところ,石平氏の言ふ経温政涼程度にとどめるべきと思ってゐます.ともかくこれは中国のためと言ふより,世界のためであり,なにより日本のためと思ふのです。
   (横浜市NN生)


(宮崎正弘のコメント)まったく満腔の賛意で、付け加える言葉はありません。環境問題、公害問題に日本の技術協力の粋を集めて取り組まないと、明日明後日の被害は我が国に直接的に及びますから。


   ♪
(読者の声2)より新鮮で意義深い情報深謝不勝。小生、ハノイへは4年ほど前にビエンチャンから。乗り合わせたのはプノンペン発ビエンチャン、ハノイ経由広州行き。中型機でしたが小生以外は、ほぼ中国人でした。ハノイ、プノンペン、ビエンチャン、サヴァナケットと回りましたが、何のためのインドシナ戦争、ベトナム戦争だったのかというご意見。全く同感です。近々、タイでは高校で中国語教育が必須科目になるとか。いやはや南にせり出す中華圏の勢いは尋常ではなさそうです。
ところで、これまで東南アジアにつぎ込んだ「円」の行く末は? 
なにやら日本の東南アジア外交は(「東南アジア外交のみにあらんや」ですが)昨今のインチキマンション建設に似て、”シナ地震に対する耐震性”がデタラメの計算だったことが白日の下に曝されたということでしょう。
まあデタラメの計算書を書いた外務省も、それに輪を掛けてバカをしている政治家も、その犯罪性は同列。
ところでハノイ空港ですが、便所からのアンモニア臭がロビー全体に漂っていましたが。。。。
  (KH生、名古屋)


(宮崎正弘のコメント)ハノイの飛行場は新築のぴかぴか。免税店もなかなかのものが揃い、食堂もまあまあでした。
 アンモニアの臭い? ありませんでした。文明は進歩するもののようです(苦笑)。


  ♪
(読者の声3)週末に「朝河貫一」という政治学者についての評伝に目を通していました。福島県は安達太良山の麓にある二本松(現在の二本松市)の出身で、父親は二本松藩の下層武家の出。二本松藩にも会津藩の白虎隊のような悲劇がありました。
母親は長野県は南佐久の田野口藩の出、と書かれていて、わが故郷の隣りかと朝河に親近感が涌きました。因みに日本で二つある五稜郭の内の一つがここの龍岡城の中にあります。
 朝河貫一の父は、幕府方について奥羽越列藩同盟に組し、賊軍として官軍政府と戦った二本松藩の出ですから、息子の貫一には官途の道は閉ざされていました。福島尋常中学(現 安積高校)を卒業し東京に出て、牧師(横井小楠の長男)の篤志を得ながら勉学に励んで、早稲田大学の前身、東京専門学校を卒業し、学者の道を選び、その牧師の助力で渡米して、イエール大学で法学博士号をとり(日本人では初)、帰国しないままイエール大(クリントン夫妻、ブッシュも出た!?名門中の名門)、ダートマス大などで東洋政治を専門とする学究の徒として教職に奉じて、終戦後まもなく米で生涯を終えました。
 朝河が活躍したのは、日露戦争中とその講和会議がポーツマスで開かれた時期です。徳富蘇峰の「国民新聞」「国民の友」で戦争有理の論陣を張りました。 戦争最中に、米で「日露の衝突」を出版し、戦争を始めた日本の立場を米国の政治家・軍部・学者・ジャーナリストらに説き、日本に同調する米国輿論の喚起に寄与しました(加藤陽子「戦争の論理」P71参照)。手にした評伝は、ポーツマス条約案作成に朝河が裏で関わっていたことを検証しています。
 明治政府にとって、欧米列強の雄ロシアと、どうやったら終戦交渉を有利に進められるか、手探りであったことでしょう。10年前の清国とは相手が違いますから、対露開戦と同時にこの難問に苦渋したことでしょう。 伊藤博文が開戦直後、ハーバード大でルーズベルトと同窓だった金子堅太郎を米国に送り込んで、これを周到に模索し準備していたことは、よく知られています。 講和条約の内容については、どうでしょう。 本当に暗中模索だったことでしょう。
 国際社会に伍していくとの悲壮な使命感を担っていた当時日本の指導層、伊藤や小村外相からその命も帯びた金子堅太郎は必死であったことでしょう。 条約案を案出して作成し、差し出した黒子がいたようです。それが朝河貫一であったとの推論です。これには交渉団に加わっていた阪井徳太郎という、立志の仁が金子との仲介役を担っていたようです。因みに阪井は、後に三井合名に属しましたが、その報酬は、「立志会」というキリスト教団体を設立し、その運営に注ぎ込んでいた篤志家でした。
 朝河の著書゛日本の禍機゛は講談社学術文庫で読めるようです。
『彼の道に逆らわず又我が道を展べ』が朝河のモットーでした。
朝河は、沖縄返還交渉に裏で関わった、和製キッシンジャーと呼ばれた国際政治学者の若泉敬氏に似ていなくもないと思います。若泉氏は佐藤首相から直接頼まれて隠密裡に動きました。朝河は、自分の信念で匿名で動いていたようです。 二人の共通点は、双方ともただの書斎派学者でなく、現実を怜悧に見つめ、 予見し、熱い情熱に突き動かされて、躍動する政治の現場に積極的にアンガージュした、行動派学者であったことでしょう。
 朝河は、領土と金銭賠償をロシアに求めてはいけないと主張しました。それは交渉の中で結実し条約に盛られ奏功したのですが、日本の民意の賛同が得られない結果に落胆したのか、1904年から1905年当時の日記だけを処分してしまったようで、その間の活動を証する資料は見当っていません。
 若泉氏は三十年を経た後に、成功はなったが返還後苦渋を味わった交渉秘話を「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」に書き残しています。双方とも結果として、冷徹な政治世界から深い傷を負うことになったのです。
     (HN生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント)二本松の少年隊の悲劇も白虎隊に匹敵する悲劇、ある意味では白虎隊より悲惨かも知れません。最前線で闘って官軍の火砲の犠牲になって死んだ少年兵が多かった。ところで二本松の藩祖は丹羽家。信長の大幹部ながら秀吉について、晩年はちっとも良いところがなかった丹羽長秀。
さて二本松城には、小生も三回は行っておりますが、近くの岳温泉が、井上ひさしのなんとか共和国(にこにこ共和国?)のモデルと知ったときはがっかりしました。


   ♪
(読者の声4)銀行のロビィで拾い読みした雑誌に、ロシア語同時通訳の自称「ノンフィクション作家」米原万里が日本の宇宙開発について愚劣極まる文章を書いていました。
いわく、日本のロケット開発は失敗続きの税金無駄遣いで、中国の宇宙開発の方がずっと成功確率が高くて優れている、というものです。馬鹿も休み休み言え!です。
中国の宇宙開発が、危険なことは全て少数民族の自治区で行われ、手柄は漢民族が独り占めの、近隣村民の人命軽視に胡座を欠いた、世界最悪の示威行為・軍事開発であることなんぞ自明じゃないですか。日本のマスコミでは報道されませんが、例えば米ディスカバリーチャンネルではしっかり特集されています。
1996年の「長征」打上失敗では、近隣農村に墜落したロケットが推定500名の命を奪っています。当然、中共は報道管制を敷き事件を隠蔽しました。
http://youkanman.com/museum/movie/120.html
 米原万里は同時通訳できるほどロシア語堪能で東欧滞在も長いと聞きますが、共産国家の情報統制について毛ほども学ばなかったんですかね。節穴とは彼女のためにあるような言葉です。
そもそも、NASAを初めとして宇宙開発は純然たる軍事開発であって、日本のH2Aの成功や失敗が中国・北朝鮮への外交圧力の下地となっていることくらい、自明の理でしょう。
また、日本のロケットが高コスト体質なのは、EUのように赤道直下の植民地やロシアの打上施設を利用したり、米国のように広大な湿地のはずれに設けた発射台とちがって、日本では打上のたびに(打上延期も含めて)近傍の漁民に補償金を支払わねばならないような悪条件を背負っているうえ、関連技術が兵器化されて開発コストを回収できるような構造になっていないことによるのであって、技術力の問題ではありません。
それにしても、私のように九州の田舎で細々とビジネスしているような人間でも容易に見て取れる事柄が、なんで大マスコミや「知識人」にすら見抜けないのか、あるいはそれを報道できないのか、本当に理解に苦しみます。
(熊本 かろかろ)


(宮崎正弘のコメント)米原某女史は元日本共産党大幹部だった米原いたるの娘、しかもモスクワ留学ですから頭の中がいまも赤いのも仕方がないでしょう。彼女をつかう週刊文春が、商業主義的なのです。
 彼女の書くものは知識人ならだれも相手にしていません。
 さて中国ロケット基地の酒泉郊外には打ち上げ失敗で死んだ科学者と兵士のお墓もあり、その数五百と言われております(香港誌『開放』)。大変な犠牲の上になりたつ国家事業(というより虚業?)という側面があります。


  ♪
(読者の声5)貴誌1316号読者の声にあった、ユアンのプレスクラブ会見の件。
彼女は南京虐殺の数については公式な数字として30万人といっていただけであり、あの自殺したチャン何某と違い自分が確かめたものではないことはちゃんとそういう謙虚さがありました。反日とまでいえるかどうかわかりませんがシナ大陸での日本による被害などの数字も2千万人と鵜呑みにしているところはあります。
滅び行く東京には、まあ程度の低い外人記者が多いのと自虐に満ちた日本人の群れがプレスクラブの雰囲気であり、これこそが世界で反日の空気を作り上げることとなっている。日本人が日本を売っているわけであり、NYタイムズの最近の反日記事もその流れでしょう。でもこの本はやめられないほど面白い本であり、格調は高いと思っています。
この本に張作霖暗殺は日本軍の仕業に見せかけたスターリンの司令にもとずきトロツキー暗殺グループの仕業である新事実がソ連情報機関のアーカイヴから発見されたと驚くべき事実がさりげなく一行あり僕は腰をぬかしました。
(平河退屈男)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘の「張作霖暗殺は日本軍の仕業に見せかけたスターリンの司令にもとずきトロツキー暗殺グループの仕業である新事実がソ連情報機関のアーカイヴから発見された」は驚きですねぇ。
もし真実であるとすれば、歴史の闇は深くて真っ暗です。
           ◎  ○
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   (お知らせ)
●12月4日(日曜日)午後貳時。多摩霊園で三島由紀夫墓前報告祭があります。
集合は午後貳時に正門前です。墓前に憂国忌参加者の芳名を奉納し、報告を行います。
http://www.nippon-nn.net/mishima/index.html
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<< 宮崎正弘の新刊 >>
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
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『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
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『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
http://deserveit.jp/am/asin/4484052083.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
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