国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/11/15

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成17年(2005年)11月15日(火曜日)貳
       通巻 第1298号 
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ブッシュ大統領、大波乱の北東アジア歴訪へ出発
 今晩、京都へ。中国では演説しない人権批判の内容を日本で行うらしい。。。
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 またまた面妖な、いや物騒な情報が飛び交っている。
香港の米総領事館は「広東省広州の米関連施設に対するテロ攻撃の情報がある」として、広州など華南に居住するアメリカ人に警告を発した。 
 
さきにも北京の米大使館が「中国の高級ホテルが攻撃される可能性がある」と中国在住のアメリカ人に警告した(9日)。
ところが、中国の情報当局がこのテロ情報をあとから強く否定、やむなくその警告を米国が取り下げた経緯がある。にもかかわらず広州付近の米関連施設が攻撃されるという「信頼できる情報」を米政府が受け取ったと米国筋はいう。
とくに広州のクラブやレストラン、教会、学校など米国人が多数集まる場所への警戒を警告しており、華南を旅行する観光客、ビジネスマンにも広州総領事館に事前登録するよう異例の呼びかけをしている。

こうした情勢下に、ブッシュ米大統領は日本、韓国、中国、モンゴルのアジア4か国歴訪の途についた。
 最初の訪問国は同盟国ニッポン、朋友の小泉もいるので「リラックスできる訪問」(日米関係者)になるという。
牛肉の輸出再開と米軍の再編がブッシュの関心事だ。

 二番目の訪問国、韓国では、在韓米軍の再編などで目を覆いたくなるほどに悪化した二国間関係の修復が課題、とくに盧武鉉大統領との会談では、北朝鮮の核問題で共通路線を模索し、「同盟関係の強化」(ブッシュ大統領)を狙う手筈になっているという。
 とはいえ「三無大統領」(無知、無能、無謀=ノムヒョン大統領のこと)だから、何を言い出すか予測不能である(脱線だが、三無大統領を「リンゴ大統領」とも韓国では囁く。「リンゴ」?外側は真っ赤でも、中味はしろ)。

 険難の中国訪問は、ホワイトハウスは「貿易赤字の縮小」と「人民元の為替問題」に集中し、人権批判を控えるという。
ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、「大統領はアメリカの労働者の利益を推し進めるためアジアを訪問する」と強調し、経済問題を前面に出す思惑を示唆している。

  こうした米国の対中政策の穏健化は、周辺のビジネスロビィの影響も強い。

たとえばサッサー駐中国前米国大使はFEDEX、フォード、モトローラの中国ビジネスの顧問として活躍。この人物、ユーゴ誤爆事件のとき北京の大使で火炎瓶を投げ込まれて中国を怨んでいると思いきや? ま、「北京のならず者、殺人鬼」とののしっていたクリントンが、98年頃から北京に急接近、外交を旋回させて、いまや中国ロビィの代表格ですからね。

 「直前にダライラマ猊下と面会したが、ブッシュ大統領は全米のマスコミを一社も会見部屋へ入れず、しかも会見後、ホワイトハウスは各社に写真を下げ渡したが、ウエッブのHPにさえ、ダライラマ会見の事実を掲載しなかった。人権批判についても中国では行わず、京都で演説する中に含ませる」(ワシントンポスト、11月13日付け)。

 NYタイムズは社説(11月14日付け)で、「13億のマーケットの思惑を越えて、裏側に呻吟する民衆の本当の声、かれらの希求は自由ではないのか。本当にブッシュは北京で貿易不均衡と人民元の為替レート是正だけの要求で良いのか」と書いて次のように続けた。
 「先週のラテン・アメリカ諸国歴訪は無惨な失敗だった。今回もモンゴル以外は多くを望めない。とくにスーダンの暗黒、惨状に対して、中国が展開した非人道的な外交に対して、ブッシュ大統領は北京で中国政府を非難すべきであり、貿易不均衡やら為替の話なんぞはあまりにも近視眼的である」。
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お知らせ《 緊急集会! 》

 皇室典範改悪阻止!!「草莽崛起」国民大会

二千年以上続いた日本の国体・国柄が、今、一部の人々の手によって改悪されようとしています。日本が日本で無くなる危機が迫っています。先帝陛下が『耐え難きを耐え、忍び難きを忍び』守られた日本の国体、これを私たちの世代で壊してはなりません。GHQ司令官マッカーサーですら変えられなかった、世界最古の国、日本のあり方、その中心たる御皇室と皇統を、私たち日本国民の手で守り抜きましょう!
         記
 とき    11月18日(金) 19時(21時終演予定)
※入場無料
ところ   なかのZERO 大ホール(JRまたは東京メトロ東西線中野駅南口から徒歩8分(東京都中野区中野2−9−7 03−5340−5000)

登壇者予定  井尻千男、伊藤哲夫、遠藤浩一、小田村四郎、加瀬英明、小堀桂一郎、西尾幹二、西村幸祐、平田文昭、宮崎正弘ほか。(50音順)

【共催】全国地方議員1000名日本大勉強会実行委員会、神奈川草莽議員の会、日本政策研究センター、日本世論の会、建て直そう日本・女性塾、新日本協議会、英霊にこたえる会、皇位の正統な継承の堅持を求める会、誇りある日本をつくる会、人権擁護法案に反対する地方議員の会、靖国神社へ参拝する全国地方議員の会、(社)国民文化研究会、チャンネル桜草莽会、三遷の会、日本文化チャンネル桜社員同志会ほか。
【後援】 皇室典範問題研究会。【報道】衛星放送スカパー!767ch「日本文化チャンネル桜」、インターネット「チャンネル桜オンラインTV」ほか。
【連絡先】 全国地方議員1000名日本大勉強会事務局03-6419-3825  
        E-mail soumou@ch-sakura.jp
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(サイト情報)ブッシュ大統領はアジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加するため15日、日本に立ち寄り16日には、日米首脳会談が京都で開かれる。
(1)ホワイトハウスによるアジア歴訪のページ President to Travel to Japan, South Korea, China and Mongolia
http://www.whitehouse.gov/asia/2005/
(2)日・韓・中・モンゴルのアジア歴訪に同行するマイケル・グリーン米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長によるオンラインQ&A 「ホワイトハウスに聞く」 "Ask the White House"
http://www.whitehouse.gov/ask/20051109.html
(3)エリザベス・エコノミー:「アジア歴訪でアジアでの地位向上を目指すブッシュ政権」--外交問題評議会によるアジア歴訪インタビュー記事 Economy: Bush Team Hopes to Improve Standing in Asia During Presidential Trip
http://www.cfr.org/publication/9204/economy.html?jsessionid=51a344eaa9293b304fbacdfb24d114bf
(4)APEC公式サイト Official APEC Website 
http://www.apec.org/
(5)APEC韓国公式サイト Website of APEC 2005 Korea
http://www.apec2005.org/
(6)米国務省国際情報プログラム局IIPによるAPEC特別サイト
http://usinfo.state.gov/eap/east_asia_pacific/apec.html
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「憂国忌」まであと10日!
  三島由紀夫氏没後35周年追悼「憂国忌」は間もなくです!
  割引チケットの申し込みは16日をもって締め切ります。

鎮魂祭。「薔薇刑」上映と解説(細江英公)。
追悼挨拶(松本徹ほか)。
<シンポジウム>
井尻千男、入江隆則、サイデンステッカー、西尾幹二、村松英子
http://www.nippon-nn.net/mishima/index.html
          記
 11月25日(金曜日) 午後6時(五時開場、開場時間が30分早まりました)。
 場所 九段下 九段会館大ホール
当日、三島関連本などの割引販売があります!
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(ポースマス ネットワーク 発会記念シンポジウム)

 日露戦争勝利百周年記念青年の集いに結集したヤングを中心として組織活動にはまったく捉われない勉強会をスタートします。
 初回は記念シンポジウムで、前掲集会世話人の加瀬英明、藤岡信勝、宮崎正弘に井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)を加え、「日本人の気概」と題しての二時間。どうぞお気軽にお出かけ下さい。

 とき    11月19日(土曜日)午後一時半
 ところ   学士会館(神田錦町。地下鉄神保町徒歩三分、竹橋から4分)
 詳しくは下記サイトで。
http://www.nichiro-pn.com/home.html
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http://www.wadachi.jp/ireisai/
出陣学徒慰霊祭 12月3日(土曜日) 1230 靖国神社
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三島由紀夫先生墓前報告祭(憂国忌実行委員会主催)
       12月4日 午後二時 多摩霊園正門前集合
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『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
http://deserveit.jp/am/asin/4484052083.html
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『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
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