国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/10/28

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成17年(2005年)10月29日(土曜日)
       通巻第1275号 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 台湾の地方選挙へ中国が露骨な干渉を開始
   北京は台湾野党への支援を進出企業に禁止し、選挙に介入
***************************************

 台湾企業がピンチに立った。中国へ進出した台湾企業、いまや六万社! 大陸に駐在しているマネージャー、エンジニアの数およそ百万人!

 台湾では年末に地方議会選挙がある。
 中国国務院台湾事務辨公室、対外貿易経済合作部は、中国に投資している台湾主要企業に対して、陳水扁総統の民進党へ支援することを突如、禁止した。

 同時に台湾企業の政治献金を制限する警告を発し、台湾へ内政干渉をさらに露骨にした。

 台湾の政治資金規正法では、献金企業は納金日時から金額までが即時公開されるシステムとなっており、まさに中国側が台湾企業をコントロールしやすい検閲制度のようなものである。

 そのうえで四月の連戦・国民党主席(当時)と五月の宋楚諭・親民党主席の中国訪問により、北京←→台北間に築かれた私的な連絡ルートを通じて、国民党と親民党支援の台湾地方の県・市長、および県会議員など百名が八月に北京に招待された。
  自由な討論と称して中国側の「議員」との討論会などを開催し、ついでに反日記念館を見学させるなどの「指導」を施した。
 
 こうして中国共産党は、台湾の野党に表面的には友好姿勢を示してきた。
国共合作、民主連合などと言って近づいてきた共産主義者のおぞましき笑顔。作られた微笑。毛沢東が革命前に利用した民主諸党派の運命を思い起こすべし!
       ◎ ○ ◎ ○ ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(お詫び)昨日付け小誌1274号が一部の読者に重複して配信になりました。サーバの操作ミスによるものと思われます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(お知らせ1)11月25日は「憂国忌」です。
http://www.nippon-nn.net/mishima/index.html
(お知らせ2)小誌の登録読者が6850名を突破しました!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)貴誌に連載された宮崎さんの「企業買収屋が英雄になった」(前・後編)を拝読し、まさに現状は「伝統文化を毀損する異常なM&Aの流行」という分析にこころから賛意をあらわしたいと思います。
 それにしても、こういう長い論文を時々、雑誌発表を経由せずに貴誌に発表されていますが、無料情報メルマガ誌のなかでも、これほど情報量が多いメルマガは稀有のこと、どなたかが以前にも心配されていましたが、台所は大丈夫なのでしょうか?


(宮崎正弘のコメント)或る雑誌に「ヒルズな男達(ITばぶる紳士)の倫理と日本資本主義の精神」という原稿を頼まれ、その取材段階での拙論です。
これに詳しい内容を追加的に書き込んで、形容詞をちりばめ、されに関係者へ取材し、過去の資本主義の典型例を挿入して、編成を変えつつ40枚ほどの論文を新年号に間に合わせます。
 ともかくデータ、下書き原稿など、いちど梗概を発表しておきますと、読者から正誤表の指摘があったりして単行本のときには有力な下書き草稿にもなり得ます。
台所のご懸念には及びません。ご心配有り難う御座います。また小誌を会員制の有料メディアにする考えはありません。


   ♪
(読者の声2)貴誌に曰く。「『ほりえもん』は革命児。モラルが希薄で倫理観が乏しく」と比喩されていますが、「革命児」とは大体そんな連中。あのカメちゃん相手に大立ち回りできたのも革命児に対する期待があったからだ!小泉氏だって年寄り革命児だ!
東電、関電、物産、三菱自、カネボウ、・・・等々。一連の不祥事の裏には、功成り名を遂げた老人(害)経営者が存在し、彼等のモラル欠落や無能ぶりに比べれば未だマシだと思うが、如何!?
 三木谷は全てほりえもんの知恵を盗用し狡猾に立ち回って成功してきたが、今度はどうかな? ただ彼が成功すれば名うての”反日”キャスターを放逐するので期待したい。
 なお昨今、名前を売っている連中は勢いあるうちが勝負だが、今後彼等が生き残る確率は非常に低いと見る。
(MI生)


(宮崎正弘のコメント)もし、小泉首相が革命児であるとすれば、以前にも書いたように「明智」は誰でしょうね? 田中角栄に比べると、小泉は変人だけど、ミニ信長でもありませんよ。信長に失礼だと思いますが(苦笑)。
 意思の強さだけは師匠の福田赳夫ゆずりのところ(局部的ですが)が、ありますね。
 思い出すことがあります。
 小生が雑誌編集者時代。昭和47年から昭和50年あたりのことですが、小生はあの頃、青嵐会担当でした。それゆえなのか、個人的嫌悪感からか、もっとも田中首相とは縁遠い所にいました。
当時、じつは綿貫民輔氏も野田毅氏も、一応は青嵐会のメンバーでした。一度も会合に来なかったけれど。ハマコーさんは当時まだ若くて暴れ者で、青嵐会では中山正暉氏とつねに組んでいましたね。石原慎太郎、中尾栄一、藤尾、玉置、そして中川一郎、渡辺美智雄の各氏と、いま思えばそれぞれが個性的で、梟雄で、いまの「XXチルドラン」の、個性のない、精彩を欠いた人達とは比べようがない。
 亀井、平沼ラインが「国家基本問題同志会」を立ち上げたのは青嵐会ジュニアの流れでした。
さて福田総理のことですが、小生は福田大蔵大臣のときに『浪漫』(月刊誌)でインタビューしたことがあります。後日知り合って、韓国のシンポジウムに引っ張り出されることになるのですが、韓国のジャーナリストのイ・ドヒュン氏が福田総理に独占インタビューにきて、世田谷の私邸が分からず迷った。
なぜなら「あんな”しもたや”(狭い路地を挟んで向かいのアパートは洗濯物を干してある)に、一国の総理が住んでいるわけはない、という先入観から、何回もその場所を通ったのに『まさかっ』とおもって、あげくに(警備の)警官に聞いたら『ここだ』といわれて、驚いた」と印象を語ってくれました。
「韓国なら大統領の親戚というだけでも豪邸にすんでおりますからね」とも。呵々大笑。
         △ △ △ △ △
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(お知らせ3)
■■■ポーツマスネットワーク発会記念シンポジウム■■■
    「明治の気概 ―日本人の可能性―」
日時:11月19日(土)13:30‐16:30(13:00開場)
会場:学士会館 東京都千代田区神田錦町3‐28 
定員:220名(先着順、入場無料)
パネリスト:井尻千男、加瀬英明、藤岡信勝、宮崎正弘(50音順、敬称略)
 さらに詳しくは下記サイトで。
http://www.nichiro100.jp/index.html
         ◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
      ☆ ☆ ☆ ☆
<< 宮崎正弘の最新刊 >>
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/
      ☆ ☆
<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
http://deserveit.jp/am/asin/4484052083.html

『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
           ☆ ☆ ☆ ☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
小誌の購読は下記でご友人・知己・メル友の代理登録もできます。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
(↑この左欄。過去4年分の小誌バックナンバーが閲覧可能です)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所2005 ◎転送自由(転載は出典を明記のこと)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。