国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/10/20

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成17年(2005年)10月21日(金曜日)貳
     通巻 第1262号  
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APECでも鳥インフルエンザ対策を緊急協議へ
 病原菌が隣りにある日本の備えは大丈夫か
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 猛威の予兆がある。
 WHOは最悪のケースで一億五千万人が死亡すると警告している。

 11月中旬、ソウルで開催されるAPECには、日本からもちろん小泉首相、米国からはブッシュ大統領、中国から胡錦濤、台湾からはおそらく王金平(国会議長)らが勢揃いするが、経済問題のほか、鳥インフルエンザへ対策が緊急に協議されることになった。

 EU理事会緊急会議は、一足先に10月18日に招集され、鳥インフルエンザの世界大流行を防ぐため国際社会が協力して対応すべきとする感染対策で合意した。

 EUは動物と人間のインフルエンザ感染の対処法を検討、11月にジュネーブで開催される国連の場で提起する予定。
 このEU理事会緊急会議には加盟25ケ国からすべての外務大臣が参加し、EUならびに近隣地域で相次ぐ鳥インフルエンザ被害の情報交換、対策などを議論した。

記者会見でEU理事会は、「12月までに動物保健予防を強化する一方、ヒトへのインフルエンザ感染、流行の予防措置と計画を討論し、鳥インフルエンザを予防、コントロール、撲滅するための指導方針を決める」と発表した。

 すでにロシアやトルコ、イラン、ギリシャ、ブルガリア、ルーマニアで、鳥インフルエンザが相次ぎ発生している。
 アジア諸国ではベトナム、インドネシア、カザフスタンなどですでに60人が死亡している。

 日本は死亡者こそ出ていないが茨城県では60万羽ものニワトリが処分されている。
 元凶は中国青海省青海湖の渡り鳥とされており、九月からこれらの鳥は遠くニュージーランドへ飛来している。
もちろん多くの渡り鳥は日本へやってきている。
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(読者の声1)初めてお便りします。先生のメルマガをいつも楽しみにしております。さて、ご提案ですが、NHKでは、10月末まで紅白歌合戦の曲を募集しています。
http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/vote/
 どんな歌でもリクエストできるということなので日露戦争100周年にちなみ「水師営の会見」をみんなで応募しませんか。
 ステッセルの子孫が生きていたら喚んで一言しゃべってもらうのも面白いし。
 他にも最近NHKドラマ「ハルとナツ」でも歌われた「海ゆかば」もいい。これはブラジルから衛星生中継をして、日系人に靖国神社に捧げる歌として合唱していただきたい。
 又、民放ドラマ「女王の教室」のラストに歌われた「仰げば尊し」もメディアに久しぶりに登場しました。学校教育の真の姿を現した歌としてこれも是非希望したい。個人個人で思い入れの曲もあるでしょうが、こういった系統のリクエストがガンガンNHKに寄せられたらNHKがどういう態度をとるのか見ものでしょう。
  反日報道で地位失墜中のNHKだが、これぞ日本国益放送局といえる番組にして欲しいと願っております。ぜひリクエストにご協力ください。 
(稲の子)


(宮崎正弘のコメント)先日も、このマガジンの「書評」で紹介させて頂いた石井公一郎、萩野貞樹編『国語教科書副読本』(PHP)にも、ご提案の唱歌がすべて入っていて素晴らしい内容です。
NHKがそういう募集をしていることを初めて知りました(なにしろテレビを殆ど見ないので)、早速、小生もNHKにリクエストしてみます。


   ♪
(読者の声2)貴誌を四年ほど愛読しておりますが、海外取材などで長く休刊になると、本当に寂しい思いがします。でも、後日、それを取り返すかのように、こんどは一日に二回、或いは三回も配信のある日があって宮崎正弘さんのタフな執筆量には心底驚かされております。
 すこし気になるのは、人名、地名です。誰も知らない国の首相の名前とか、地名は、もうすこし注釈を増やしていただくと頭の中に入りやすい、一工夫必要ではないかと。
 たとえばキルギスのアカーエフとか、バキーエフとか、まったくチンプンカンプンです。この点を是非、工夫して下さい。
         (IY生、盛岡)


(宮崎正弘のコメント)このメルマガは一応「国際ニュース」ですので、海外の人達の動向に関心が集まり、どうしても日本になじみのない外国人が頻出します。
肩書きを増やすなどして工夫はしてみますが、一応、各新聞の記述の原則に従って表記しております。
現地読み、肩書きは冒頭で一回。しかし、欧米主要国家の指導者は日本のマスコミにも出ますが、まったく知られない人名は当方が勝手に発音からカタカナの名前を取りますし、中国語の場合、華字紙に当たっても猶(なお)不明の場合は、「音訳」として紹介します。しかしながら音訳はなかなか難しく、最近も朱成虎(将軍。「アメリカに核攻撃する」と発言して悪名を馳せた)は、最初、英字紙にZHOU CHEN FUと紹介されたので、周成虎と音訳し、さらには中国の人名事典(ラジオプレス、年鑑)にもあたると、周成虎は、たしかに国防大学にいました。
ところが、その後の華字誌は「朱成虎」として報じており、このニュースはしかも、香港の新聞が最初だった(あとで分かったのですが)ので、朱成虎のほうがただしかった。華字を読めないアメリカの媒体が、発音からchu(朱)をZHOU(周)と表記したようです。
中国の地名は詳細な中国の省別地図にあたって確認はしております。アルファベットからですと、後で日本のマスコミが、カタカナ人名を固定させるときに往々にして異なることになります。が、拙メルマガで本邦初出の場合、仕方がありません。


  ♪
(読者の声3)いつも大変勉強になるメルマガをありがとうございます。拝見するたびに驚きと共に知的興奮を覚えております。
ところで下記は今朝(20日付け)の産経新聞記事より引用いたしました。

「遺棄兵器30−40万発」 政府修正答弁 中国主張の5分の1」
  http://www.sankei.co.jp/news/morning/20iti001.htm
 「(引用開始)日本政府は平成八年、化学兵器禁止条約に基づき、中国における遺棄化学兵器を約七十万発と申告していたが、十四年十月から十一月にかけ、埋設範囲と数量を正確に把握するため磁気探査を実施。中国外交部と日本政府が委託した民間業者が探査にあたった。
 その結果、実際には申告の約半分である三十万−四十万発と推定されたという。三年前に判明していた数量を明らかにしてこなかったことについて、内閣府は産経新聞の取材に対し、「今春の国際会議では三十万−四十万発と発言している」と意図的に情報を秘匿したわけではないと説明している。
 遺棄化学兵器処理事業で日本政府は、来年度から四年間で九百七十三億円をかけ、ハルバ嶺に処理関連施設を建設することを決定。事業は有償、無償資金協力を合わせた十六年度の対中政府開発援助(ODA)の新規供与額(約九百億円)と同規模の巨大プロジェクトとなっている(引用終わり)」。

上記の質問をされた、泉健太(衆院・民主・京都)議員の質疑のやり取りが下記のサイトより視聴頂けます。
衆議院テレビ
http://www.shugiintv.go.jp/jp/
開会日 : 平成17年10月19日 (水)  会議名 : 内閣委員会
泉健太(民主党・無所属クラブ) 11時 50分21分
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=28350&media_type=wb&lang=j&spkid=7019&time=01:57:36.4
       (KT生)


   ♪
(読者の声4)教材用の資料を検索していて面白いサイトを見つけました
http://nandakorea.sakura.ne.jp/frame.html
ご参考までに。
     (TA生、ロスアンジェルス)
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(お知らせ1)明日21日(金曜日)深夜。ラジオ日本「ミッキーの朝まで勝負」に宮崎正弘が生出演します。正確な時間は22日(土曜日)午前零時から1時15分ごろまで。
ところで、この番組ではメールでも視聴者からのご意見を募集しております。ただし番組中にご意見を読み上げるか、どうかはディレクターが決めます。
下記のサイトで21日午後10時半→22日午前0時半ごろまでの間のみ受付。
 yasukawa@jorf.co.jp
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(お知らせ2)宮崎が地方講演(福井)のため小誌は10月24日付けが休刊です。
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『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/
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『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
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『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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