国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/10/19

●小誌総発行部数320万部突破! ●登録読者6730名!
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成17年(2005年)10月19日(水曜日)
       通巻 第1258号  
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北朝鮮の核兵器容認(六カ国協議の無惨)のドミノ現象がベネズエラへ
 イランの核も時間の問題となりつつある
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 ブッシュ政権の核拡散防止問題への取り組みは、やや無原則的なニュアンスを醸し出すに至った。

 キルギス、カザフスタン、タジキスタンなどを歴訪したライス米国務長官は、パリでシラク大統領と会見したあと、突如、モスクワを訪問した(10月14日)。

 次の予定地ロンドンではブレア首相が首を長くして待っていたが、袖にされた?
 
 ちょうどプーチン政権は北カフカスでの反政府武力衝突事件で軍の特殊部隊を介入させ、情け容赦なく数十人を銃殺、”叛乱”を鎮圧したばかり。

 ライスとプーチンの会談の中味は?
 イランの核である。イランへの原子炉を供与したのはモスクワだからである。しかもモスクワはIAEAの査察に応じないイラン非難の合唱に加わらず、しかも九月24日のイラン制裁国連決議に「棄権」した。
直後にIAEAは、ノーベル平和賞の栄誉に輝いたが、核拡散防止への努力を認めても、実効となると、北朝鮮をみても過大な期待は禁物だろう。

 そのイランへ密かに核技術供与を要請したのがベネズエラのチャベス大統領だ。

 チャベスは先月、テヘランを訪問し、イスラム原理主義の反米闘争を礼賛、テロリストとは米国自身ではないか、と気勢を上げた。チャベスは石油で稼ぐ膨大なカネに明かせて、ロシアから十万丁ものカラシニコフ銃を輸入している。
 
「これらは南米諸国の反米ゲリラに配達される恐れが濃厚にある」(ワシントンタイムズ、10月17日付け)。

 チャベスは核兵器保有の野心をもち、どんな国であれ、核技術を供与してくれる国には自ら出掛ける。チャベスは北京を屡々訪問し、イランともキューバのカストロとも綿密に連絡をしている。

 「他にも宇宙衛星、ジェット戦闘機を欲しがっており、ベネズエラの石油鉱区利権を中国などに売りつけて稼いだカネを、これらチャベスの誇大妄想の野心の為につかう」と米国国務省の中南米担当官は分析している(同ワシントンタイムズ紙)。
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本日 !
<< 三島由紀夫研究会 “公開講座” >>

 文豪ミシマの新資料がぞくぞくと発見されていますが、出世作『仮面の告白』の下書き、草稿なども見つかり、後年の三島の人生に大きく投影した作品の内側が浮かび上がってきました。
これらの背景を発見者の一人でもある井上隆史助教授が克明に解説します。
           記
 と き     10月19日 午後7時(六時半開場)→ 8時半まで。
 ところ     市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」
          http://www.arcadia-jp.org/
 講師      井上隆史(白百合女子大学助教授) 
 演題      「『仮面の告白』再読―新資料から見る三島」
 会費      おひとり 2000円。
 詳細は     http://www.nippon-nn.net/mishima/koza/
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(読者の声)18日配信の貴誌第1256号の「読者の声1」で、広東省大石村の弾圧事件が取り上げられていましたが、その中で
  引用開始「10月9日、英紙ガーディアン記者ベンジャミン・ジョフ-ウォルト氏と湖北省の人民代表・呂邦列氏(Lu Banglie 日本で国会議員にあたる)が暴漢に襲われ、呂氏は撲殺された」引用終わり。
とありました。
  その呂氏が実は生きていて、記者会見をしているという続報があります。以下にその問題を論じたコラムのサイトを御案内します。
 http://www.ohtan.net/
      (一読者、愛知県)


(宮崎正弘のコメント)早速、サイトを開きました。なるほど、色々な情報が飛び交っていることが分かりました。
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(お知らせ1)サロン劇場 
  三島演劇の後継を自他共に任じられる村松英子さん主宰のサロン劇場です。久しぶりに細川邸で、楽しい芝居が上演されます。
 
 アルフレッド・ド・ミュッセ原作 演出 観世栄夫
 “千慮の一矢“
 出演 村松英子、坂上二郎、川口敬史、村松えり、永島克ほか

 11月20日 → 12月4日まで(11月26日のみ休演)
 入場料  5500円 
前売り  サロン劇場(03)3945−5384
 芝居は一時間ていど、終演後参加自由のパーティが一時間ほど。
 場所は細川邸(文京区目白台1−21−2)
 上演時間
 14時からの日は11月20,24,25,27,29,30及び12月3,4日。
 19時からの日は11月21,22,23,28,そして12月1,2、3日
   (いずれも開演30分前までに入場してください)
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(お知らせ2)地方講演旅行のため小誌は10月24日(月曜)号が休刊となります。   
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