国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/09/25

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)9月26日(月曜日)
       通巻1234号 
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偽物から酷似ブランド、中国の「盗版有理」(WTOへの“造反有理”)
  ベンツ、BMWそっくりのクルマが大々的に中国市場に登場した
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 世界から酷評された中国の偽物市場。ルイビュトンの新型はパリで新作発表前に、北京で偽物が出回っている。
パリのデザイン部にスパイが潜り込んでいるのか?

 大ヒット映画「スターウォーズ」の新作「エピソード3」は、ハリウッド封切りの翌々日に中国で偽DVDが出回った。価格は20元(300円)。
これじゃ、知的財産権の守護を誓っての、中国のWTO加盟そのものの動機もあやしくなる。

 さて中国吉利汽車(汽車は「自動車」の意味)が新発売のクルマは富士重工の新型スバルとそっくり(『自由時報』は100%酷似と書いた。同紙9月20日付け)。
 トヨタ「ALTIS」に九割がた酷似クルマは比亜油汽車のF3だ。
韓国大宇自動車の新型「MATIZ」にそっくりは、奇瑞汽車のQQ、しかも値段が半分でデザインが紛らわしく、なかには本物と誤断して購入する中国人もいるとか。

 中国は一昨年に444万台の自動車を生産し、昨年は500万台、2008年北京オリンピックの年には800万台の自動車を生産するだろう、と豪語を繰り返しているが、中味が「盗版」(にせもの)ばかりではねぇ。

 そういえばベストセラー村上春樹の『ノルウェイの森』をパロった『ノルウェイに森はない』という小説もベストセラー。
衛慧女史の風俗小説『上海ドール』が世界で翻訳されるや、こんどは『北京ドール』を買いて小説家の仲間入りした女性のペンネームは「春樹」。
こうなると、どこまでおちゃらけで、どこまで模倣精神なのか、その一方で反日を獅子吼する手合いがいる、この国を理解するのは本当に難しい。
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(休刊のお知らせ)地方講演のため小誌は9月27日付けを休刊します
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(読者の声1)ようやく杉並区では良識あるPTAなどが立ち上がって扶桑社版の歴史教科書が採択され、関係者はほっと安心した処でした。ところがNHKで国谷匡子が「杉並の教育委員会が扶桑社の歴史教科書は現場の声を無視した」と解説していましたが、彼女は左翼活動家ですか? 腹がたって仕方がないのですが。
      (UI生、杉並)


(宮崎正弘のコメント)昨日までバングラデシュへ取材で出向いておりましたので、不在中の日本のマスコミの動きを殆ど知りません。しかし基本的にNHKがおかしいと首を傾げる国民が急増しているのは事実で、NHK受信料不払い視聴者が百万世帯を越えている現実を、むしろNHKがどう対応するのか。局内の左翼をこのまま野放しにすれば、いずれ、不払い視聴者は1000万世帯を越えるでしょう。


   ♪
(読者の声2)乗り遅れた話題の上に、些事にて恐縮ですが東条英機が自殺を試みた折りの拳銃の口径は、石原都知事の発言では「22口径」となっております。しかし私の記憶では「自決した婿(近衛師団参謀古賀少佐)が使ったコルトの拳銃で口径は32口径」であったはずです。
 32口径は当時の将校の携帯する拳銃としては日本でも欧州でも標準的なものであり、ジェームス・ボンドのワルサーPPKも同じ口径、同じ弾を使っているはずです。
 従って、東条英機は「自決の仕方が下手であった」ことは事実としても、「道具の選択にあたり愚かであった」とまではいえないと思います。事実、婿はそれで自決している。東條氏はあえて婿の使った拳銃を使ったようですね。まあ確実を期するために少々当たり所が急所をずれていても体組織を大きく破壊する大口径の拳銃を用いるべきだった、というのは一つの意見ですが・・・。
なお22口径拳銃弾は自衛用のポケットピストル、また競技・小動物狩猟用ピストルの弾薬としてポピュラー、物騒なところでは近距離からの暗殺に用いられているとききますし、米国では暴発による死亡事故も多発している、等々きいたことがありますので、それなりに十分な殺傷力があると言っていいでしょう。以上 トリビアではありますが、ご参考までに申し上げます。 
      (DH生)
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 <<三島由紀夫研究会 公開講座>>

 文豪・三島由紀夫とフランス文学者・澁澤龍彦との深い親交は、三島戯曲「サド侯爵夫人」等に結実しました。両氏の「サド」を巡る解釈、澁澤龍彦が三島由紀夫に与えた影響、当時の文壇模様等々を、両人の永年に亘る親交を見聞して来た澁澤龍彦夫人に、直木賞作家の中村彰彦氏が対談形式で伺います。
 澁澤龍子氏略歴:作家・澁澤龍彦未亡人、著作に「澁澤龍彦との日々」(白水社)等々 
 中村彰彦氏略歴:直木賞作家、「二つの山河」(文藝春秋)で直木賞受賞。「烈士と呼ばれる男」(文藝春秋)など。
         記
とき         平成17年9月27日(火) 午後7時(六時半開場)。
ところ    JR・地下鉄 市ヶ谷駅前
       「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」4F 飛鳥の間  
演題     「没後35年特別企画― 対話形式による三島さんの思い出」
講師       作家・澁澤龍子氏(澁澤龍彦未亡人)、直木賞作家・中村彰彦
会場分担金  おひとり 二千円
 問い合わせ  03-3200-2295/ miura@nippon-nn.netまで
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宮崎正弘の新刊予告!
 『朝鮮半島・台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
   10月5日刊行! 定価1500円+税
朝鮮半島、台湾海峡の近未来、100のシナリオを網羅
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<<<自治調査研究会 勉強会>>>

 ボストン総領事、露西亜公使、カザフスタン大使を歴任され、早稲田客員教授を務める河東氏の国際経験を生かした世界情勢分析!

           記
とき    10月19日午後六時
ところ   横浜西口「かながわ県民サポートセンター」三階304会議室
講師    日本政策投資銀行上席主任研究員 河東哲夫
演題    「冷戦後の世界と日本」
お問い合わせ (045)263−0055 苅部

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これからの宮崎正弘の講演会およびシンポジウムの予告
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<<佐賀 土曜セミナー>>
 佐賀および周辺にお住まいの読者の方、どなたでも参加自由です!

とき  10月1日(土曜日)午後2時→4時
ところ 佐賀市天神三丁目 「アバンセ」ホール
http://www.saganet.ne.jp/avance/riyo/riyo8-1.html
宮崎正弘「中国人と日本人――日本は中国を誤解していないか」(質疑応答を含んで120分)  入場無料!
   ◎

<<日本再生シンポジウム>>
とき   10月23日(日曜日)午後二時→四時十五分(その後懇親会)
ところ  永田町 星陵会館ホール
http://www.seiryokai.org/kaikan.html
テーマ  「中、韓国、北朝鮮の『反日トライアングル』とどう闘うか」
パネリスト 志方俊之、田久保忠衛、西村真悟、宮崎正弘 司会・加瀬英明
参加費   2000円(懇親会は別途会費)
申し込み予約が必要です。
h03421@syugiin.go.jp(定員に達した場合は締め切ります)
    ◎

<<平河総研 講演会>>
とき  11月13日(日曜日)午後一時半→四時
ところ 神田錦町3−28 学士会館
http://www.toda.co.jp/kenchiku/bukken/k_bukken9.html
宮崎正弘の独演会二時間(詳細は近日、この欄に発表します)
    ◎

<<ポーツマス・ネットワーク発会記念シンポジウム>>
「明治の気概 日本人の可能性」
とき    11月19日(土曜日)午後1330→1630
ところ   神田錦町3−28 学士会館
http://www.toda.co.jp/kenchiku/bukken/k_bukken9.html
パネリスト 井尻千男、加瀬英明、藤岡信勝、宮崎正弘
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<<宮崎正弘のロングセラーズ>>
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税) 
http://deserveit.jp/am/asin/4484052083.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
http://deserveit.jp/am/asin/4890631704.html
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円プラス税)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
      ◎
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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