国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/07/15

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)7月15日(金曜日)参
          通算1184号 臨時増刊号
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 NYタイムズが特報、中国は核兵器を容赦なく使用する
  台湾侵攻時、米国が台湾を支援した場合、核を米国へ撃つと軍の強硬派
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 15日付けの「ニューヨーク・タイムス」紙は、中国の軍幹部が「もし台湾侵攻の際に、米軍が邪魔をすれば、中国は核兵器を米国へお見舞いする」と衝撃の発言をしている、と伝えた。

 「もし米軍が中国軍のミサイル基地に高性能爆弾を積んだ巡航ミサイルで攻撃するのなら、我々は核兵器を使って応戦せざるを得ない」。
 こういう物騒な発言したのは軍国防大学外訓系主任で少将の周成虎。
 最近、北京を訪問した香港の記者団に喋ったという。

 周成虎少将は「あくまで個人的見解」と断りながらも、(中国政府の公式見解は「いかなる場合にも中国は核兵器を使わない」)従来パターンを軽々と突き破る発言をした。

「従来、中国軍が第一撃での核兵器を不使用としてきたのは、強力な防御兵器を配備していないからであり、現実の戦争では最大の努力をして最大の敵に立ち向かうわけだから、現環境下で、中国が通常兵器で米国を凌駕することはあり得ない。したがって論理的帰結としてそうなる」とした。

 中国は1964年に核武装以来、多弾頭化と命中精度向上のため、米国から技術を盗んできた。
いまでは280発以上の弾頭が米国本土へ届き、「もし米国が西安にしかけるなら、我々は数百のアメリカの都市を壊滅するだろう」と凄まじい発言をする。

 このような強硬発言は初めてのことでもなく、95年に熊光楷上将(副参謀総長)がペンタゴン幹部訪中の際にも語っている。
「アメリカは台北よりロスアンジェルスが破壊されることを心配するべきだ」と。
 (ニューヨーク・タイムズ↓)
http://www.nytimes.com/2005/07/15/international/asia/15china.html?th&emc=th
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(読者の声1)昨日、靖国神社の御霊祭りに行ってきました。浴衣姿の娘サンや,幼児連れの若い母親達が,御老人の中に混じって手を合わせている姿に感動しました.この国はまだ大丈夫と思ったり,私の後ろに並んで参拝する娘5人が,『あら,始めに二回拝んで二回手を打つのね』といった時,何とも微笑ましいというか,親や教師達のいい加減さに,むかっときましたが,彼女達には責任がない,と思いなおしました。
梢で若き英霊達が微笑んでいる姿がまぶたに浮かびました。
(MS生)


(宮崎正弘のコメント)御霊祀り、例年より盛況のようで安堵したところです。8月15日には空前の人手が予想されます。


   ♪
(読者の声2)中国による日本内部での対立を煽って弱体化させるのは兵法の定法ですね。次にどんな策を練ってくるのかは解りませんが、トップの意思が磐石ならばどんな手も通用しないのでしょうが。
色々な策を用いて内部分裂・離反を計り、内憂外患状態へ持っていけば兵を使わず国を乗っ取ることが出来る。意外としていることはシンプルなんですね。
このメルマガで色々勉強させてもらっています。感謝しています。これからも続かれ
ることを祈っております。
      (トルネコ)


(宮崎正弘のコメント)孫子の兵法は「たたかわずして勝つ」ことを上策として、実際に熱い戦争をすることは下策、ですから、日本人同士が内訌しあってエネルギーを消耗すれば中国にとってこれほど好都合なことはない、というわけです。
 朝日新聞は明確な自覚のもとに中国のための先駆者として旗を鮮明に振っているようですね。
            ☆☆☆☆☆
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(お知らせ)小誌、本日付けは速報版
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