国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/06/16

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)6月17日(金曜日) 貳
第1158号  臨時増刊  
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本号はニュース解説がありません。

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(読者の声1)民主党の羽田孜元首相は13日夜、都内のホテルで開かれたパーティーで、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「(中国の反発は)被害者の悲鳴だ。なぜ独り善がりで突っ張っているのか。戦争は絶対やらないという覚悟を持っているなら、何回わびても限界があるとは思わない」と、首相の姿勢を批判した。羽田氏は「首相は『戦争をしないためにお参りをしている』と言うが、(中国では)日本の首相が戦争を始めた人を神様にしてお参りしていると思われている」と指摘した。[ 2005年6月13日20時33分 ]
(羽田代議士の連絡先)⇒ mail@t-hata.net
  また加藤元幹事長も小泉首相の外交姿勢を批判し、「(首相は)国民のナショナリズムに90%乗っていいが、10%、20%は相手国の指導者の立場に立ち、二国間関係を考える義務がある」−加藤元幹事長はこのように述べ、小泉首相の靖国神社参拝をめぐって参拝中止を求める中国などに配慮すべきとの考えを示し、一連の小泉首相の言動を厳しく批判した。
(加藤代議士のHPからの連絡先)⇒ http://www.katokoichi.org/
     (IY生、滋賀)


(宮崎正弘のコメント)日本在住評論家・石平氏の分析では中国が靖国参拝は中国指導部が不安定化するので、止めてくれと日本政治家を通じて懇願している由。参拝カードは日本側が握っている、と分析しています(VOCIE、7月号)。石さんは、ご承知のように信憑性の高い分析で知られます。


   ♪
(読者の声2)貴誌1157号(昨日付け)で、切れ味の鋭いモンゴル(中央アジア)情報を拝読致しました。貴台(の情報)なかりせば、中央アジアは我々の視界から取りこぼされて、暗闇地帯となっていたでしょう。経済成長していると大雑把に云って、大凡成長率以上(+2%程度)のインフレに見舞われます。
その観点からすると、モンゴルの成長率とインフレは平仄が合っており実態に即した信頼できる数値と思います。それからすると、中国の嘘っこきは失笑物です。
経済成長率が9%を超えているにも拘わらず、株式相場は暴落しインフレ率が3%程度とは噴飯物です。頭隠して尻隠さずです。ピークをつけた2004年7〜8月の消費者物価指数CPIでも前年対比+5.3%です。
2004年12月には+2.4%に低下しました。インフレ率の変動を見る限り、中国の景気が過熱しているとは云い難いのです。高名な経済評論家氏が、或る講演会で「敢えて過去形で申し上げます。中国のバブルは崩壊しました」と述べたそうですが、そもそも初めから中国全体にバブルは存在していなかったと云えます。 正確に申せば、中国の沿岸地域で太子党などの限られた一部特権階級の間で土地投機、マンション投機、商品相場投機が発生したが、2005年に入って終息したというのが正しい見方でしょう。如何でしょうか?
     (HN生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント)まさにご指摘の通り、投機の主体「温州グループ」のうち、すくなくとも上海の投機から、17の集団が大量売却、売り逃げを図りました。不動産バブルが弾け始めています。
 続報、ちかく小誌でも掲載します。


   ♪
(読者の声3)ジェンキンス氏の帰国に関するNHKニュースで変な訳が字幕に出た。
「I am very happy.」といい、続いて「Thank you very much Japan」といっていた。ただし、後半はかなり雑音があった。14日のニュースでは前半だけ訳がつき、15日はなんと後半部分が、「はるばる日本からこられてうれしい」という訳がついていた。
私ですら聞き取れたのにプロ通訳が誤訳をするはずがない。意図的に日本への感謝の言葉を消したのであろう。NHKここまでやるのか。これだけ雑音があればたいていの日本人は聞き取れないとたかをくくって歪曲したのであろう。しかし、以前「think light of」(かるく考える、軽視する)を「正しいと考える」(think right of)と誤訳していたこともあるので、これも通訳の質の問題かもしれない。
いずれにしろ、NHK幹部の放送の質への姿勢を象徴している。
    (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)事実とすれば、すごい語学力低下ですか。それともアメリカべったり?


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(読者の声4)「ワシントンポスト紙の音声画像つき 中国河北省の大暴動暴動報道!」
ワシントンポスト Shengyou Attack June 14, 2005
Editor's Note: This video contains violent content. 
A farmer in Shengyou, China, videotaped hundreds of armed men attacking a group of local farmers.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/video/2005/06/15/VI2005061501066.html
URLを開くと以下の地元農民襲撃事件が音声付画像で見ることができます!!!

米紙、中国で地元農民への襲撃映像を公表・村民らが死亡 
 中国河北省で11日未明、発電所建設のための土地収用をめぐり、立ち退きを拒否する地元農民を数百人のグループが襲撃し村民ら7人が死亡した事件で、米ワシントン・ポスト紙が15日までに、当時の様子を写した映像を同紙のウェブサイト上で公表した。 
 映像では、ショットガンやパイプなどを持った数百人の男が、建設予定地に穴を掘って立てこもった農民らを襲う様子が写っている。  同紙によると、農民は、男らが6台のバスに分乗して乗り付けて「殺せ」などと叫びながら襲ってきたと証言している。〔共同〕  (13:03) 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050616STXKE027116062005.html

中国・河北省 武装集団が村を襲撃 住民6人死亡、48人ケガ 中国で、武装集団が村を襲撃した。「河北省で11日明け方、200人から300人の迷彩服姿の武装集団が村を襲撃し、猟銃やパイプなどで逃げようとする住民を襲った。襲撃で住民6人が死亡したほか、48人がケガをした」 村が襲われた理由はわかっていないが、この村は再開発をめぐる土地の補償金で当局ともめており、当局が武装集団を雇って襲わせた疑いも出ている。 NNN(日本TV 
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20050616/20050616-00000008-nnn-int.html
       (TK生、世田谷)
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『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『本当は中国で何が起きているのか』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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創刊日:2001-08-18  
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