国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/06/02

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)6月3日(金曜日)
通巻第1141号  
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青海省チベット族自治区で大規模な暴動が発生の模様
 牧畜農民から入山税までまきあげていた地元共産党幹部への不満
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 本当に中国は「反日」なんぞ、やってる場合か。

「ラジオ自由アジア」に依ると、青海省玉樹チベット族自治州で5月20日から21日にかけ住民数千人が治安当局と衝突した。
暴動の原因は地元共産党幹部のあまりの不正と農民からの税金ぼったくりの苛斂誅求である。チベット人農民が薬草を採る際に入山税を徴集し、それを私物化しているため。

この類いの民族衝突は河南省、新彊ウィグル自治区など方々で報告されているが、青海省の暴動では日頃おとなしいチベット族が止むに止まれず暴れたのだ。自治州政府の庁舎が焼かれ、軍が駆けつけて発砲、死傷者の有無は不明という。 

チベット人の多い玉樹県は7万人の98%が「蔵族」(チベット族)。
標高4000メートル、牧畜以外にこれという産業はなく、ちなみにこの土地は外国人に開放されてはいるが、省都・西寧から西南へ820キロ(バスで25時間かかります)。

第二の都市ゴルムトから東南へ500キロ、殆ど山奥で四川省とチベット自治区に近い。

 このあたりは毛沢東や胡錦濤の名前はしらなくともダライラマ猊下の名前は知っている。
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(サイト情報1)グレゴリー・クラーク(前多摩大学学長)が、たまに良いことを指摘した。“日本がインドと中国を締め上げる同盟関係の構築をさぼっているうちに、中国はさっさとインドとパートナー関係を樹立したぞ“
http://taiwansecurity.org/News/2005/JT-300505.htm
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(サイト情報2)“朝日新聞が「反日」ファシズム”と西村幸祐氏のブログ
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4027967.html
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(読者の声1)最近、情報はまさに”氾濫”でして、じっくり考える暇がない有様です。先生の「早読み」メルマガがなかったら、この氾濫の中で方向感覚を失う惧れさえあります。
しかし同時に贋物といいますか”ためにする”議論であるとか目的を隠した論文を読んで、一目で胡散臭いと感じたり「あ、狙いはあっちだな」とか、少しわかったりするようになっている自分を感じて、おかげさまでと心からお礼を申し上げます。
  また西尾幹二さんの目録で「路の会」における皆さんの議論振りを読ませていただいておりますが、いい会ですね。ときどき先生の「某月某日」でもその雰囲気は伝わりますが、やはりレベルが高い人たちの議論は、読んで楽しく思います。一般に「保守は群れず」と非常に些細な見解の相違でもないがしろにせず論争しますが、私などから見ると、せめて今のような時は自主憲法と教育基本法の制定、そして自前の軍事力整備を大同として、その余のことは小異として保守論壇が一致団結できないものかと考えます。あまりにも普通の国でないのが悲しいのです。
        (HS生、豊橋) 


(宮崎正弘のコメント)「路の会」はいつも侃々諤々ですが、あの形式で路の会の議論を正確に再現して単行本になったのが一冊ありますよ。タイトルが長いのですが『日本はなぜ戦後たちまち米国への敵意を失ったのか』(徳間書店刊)です。二年前の作品だと記憶します。西尾幹二さんを中心に片岡鉄哉、小浜逸郎、遠藤浩一、小田村四郎、小生ら十数人が議論に加わっています。
 ところで小生の日誌「某月某日」ですが、この半年ほどまったく書いている暇がなく、そのうちに時間が出来たら真っ先に公開します。


   ♪
(読者の声2)フィリピンに残留している日本軍の敗残兵が生きているという情報の錯綜で(調査チームが)延期・撤退となったのは残念です。
未だにその戦友達の遺骨収拾に努力されている方々の努力には頭が下がります。こういう時期に又もや中国側からの反日デモ・インフルエンザを連発・連打されたので一層、首相の靖国参拝で各界から意見も沸出して来て、森岡氏の発言が今まで言明してこないできたA級戦犯の法律上からの立場や当時の日本国の状態などから既に解決されている事柄をあえて取り上げ、人々を戦争をする行為をした事が悪いとか負けたからだとか議論も放出するように国内にいつも騒擾させてきたマスコミの無責任さは追及されるべき問題ですし、既に戦犯ではなくなり、日本の為の戦争に関り亡くなられた方々として祀られていることがはっきり知れ渡る切っ掛けにもなりました。
歴史の流れを把握して戦死者に思いを馳せる方々が居ないような共産党や旧社会党の人や社民、民主の野党の故意か不勉強か、悪意で自己を正当化させる道具として今回も格好の餌食にさせられては戦死者の方々の御霊も浮ばれません。私は官邸に下記のようなメールを出しました。
自己防衛に靖国問題を野党に利用させないためです。
卑怯な野党は自己弁護・自己防衛・自己売名行為を繰り返す根拠が「近隣諸国条項」を錦の御旗としているのです。だから新聞社も承知の上で野党のところへ行き助け船のつもりで安国問題を政治問題として煽り立てました。
何故朝日新聞を先頭としてマスコミは政治家の発言を煽動させて放火魔のごとき新聞記事を書くのでしょうか?
政治には権謀術数はつき物ですが、だからといってそれが政治の常態ではありません。
新聞の報道記事を逆手にとって、鬼の首を取ったようにコメントを載せる新聞も新聞なのです。
まして国会をボイコットして郵政審議会に欠席する「給料泥棒。税金泥棒」と国民から非難されるのを避けるために、政治問題に摩り替えるのです。国会は1日2億円経費が必要です。働かない、ズル休みしている者に給料も時間給も民間では有り得ないのです。
与党に反論するだけの材料が無いから「審議する内容そのもの中身が間違っている、もう1度作り直さないなら出席しない」は可笑しな答弁です。
内容の悪いカ書が有れば指摘して堂々と自論を述べ、非を糾し問題点を列挙して説明反論するだけの答弁が無いか、最初からその問題は何か有った時は「あの時は我々は項なる事が分かっていたので全員で反対するために’審議拒否’して国会に出なかったのだ。」と言う巻き返しを図る卑怯な手段でしか無い。
こういう負け犬の遠吠えでも大勢で吼えればマスコミが取り上げると、最初から馴れ合いで記事を誘導しているのが新聞社の方針です。新聞社の大部分の収入で占める’企業の広告費’は大きいので、一般購読者の広い裾野へ向かい一部特定大口企業(中国へ進出してる企業)を慮り、先走りするか、依頼されて結託して、お暇な無能な政治家を使い政府への足を引っ張る、異論や反対意見をコメントして載せさせる事になるのです。こうして見事な中国が喜ぶ「山彦現象」が沸き起こり、新聞やマスコミは大繁盛して中間が栄える共同体が日本と中国政府の三角電網は築かれて、中国政府が「遠隔装置」として利用して益々勢いづき中国国営新華社で全世界に怒号するので、(華僑は全世界に拡散して商売しているのです。人口も膨大ですから影響も多くなるのです)、これが日本政府には恫喝、脅迫観念を生み出して日本国内の日本人には関係無く日本の国益を中国側に渡したり、日本政府内の人事権まで中国に掌握されるのです。
朝日新聞がこういう事態を何時も引き起すのは名新聞社内部の体質だと思われます。
戦前も誤報や誇示、虚飾された記事ばかり書いたと言われています。こういう花火や放火魔の朝日新聞には、振り回されて利用されるのは愚かです。何時も国益を優先させて外国を利することになる事には気をつけないと今は情報社会なので瞬時に外国へ国内事情が伝わり、自国に利用出来るこれらの政府与党を叩ける材料に使われます。憂慮し口惜しいのは海外に在住する邦人数が人口からも少ないので日本の国営メディアを経営して情報を正しく伝える手段が有りません。これからは「インフォメーション・ウオー」が活発になります。戦争にいきなりなる軍隊という抑止力も大切ですがソフト戦力の充実や対策が重要になります。
国際法でも当たり前の国の主権に関る違法行為を継続して行う国は敵国条例に加えるべき存在です。
今の憲法が国連重視なのですから軍隊の抑止力が無い国ではマスコミや野党の左巻き労組出身の税金泥棒が利用する「近隣諸国条項」を廃止して免罪符に使え無いようにする為にも緊急に廃止してください。負け組の野党の政治に利用させない。
        (YK生)


(宮崎正弘のコメント)朝日新聞が国民の声を代弁せず「チョーニチ新聞」と批判されて、はや数十年、いったいこんな理性も知性もない新聞を誰が読んでいるのか、そのことに興味が湧きますね。
 フィリピンの日本兵生存? ガセの疑いが濃厚になりつつあります。


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(読者の声3)待望の宮崎さんの新著、『中国よ、反日ありがとう』を入手、一気に読みました。すでにわたしの周囲でも読んでいる人がいて、現代中国論としても出色と言っておりましたが、なるほど宮崎さんはすべての土地をご自分で実際に歩かれて、現実の中国のはなしをされておられる。リアリティの迫力が違います。ほかの中国学者が観念や文献から論じているものと違って、やはりユニークで説得力があります。
また各地の反日記念館の展示も逐一概要を説明されておられるページもたいへん貴重だと思いました。いや率直に言って「中国の嘘」が、これほど酷いものかと認識をあらたにしました。文中にある「反日は中国人の阿片」。これも名言でした。感想まで。
     (HI生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)御激励有り難う御座います。お陰様で書店でも好評の売れ行きを示しており増刷が決まりました。印刷に最低一週間を要しますが、品切れ状況をなくす、というのが出版社の使命でもあり、ご協力頂いております。
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(お知らせ)
 本日 ! 雨が降っても開催します !
<<“百人斬り”裁判 勝利判決をめざす決起集会 >>

嘘が明らかな「百人斬り」。訴訟内容は原告への慰謝料と訂正記事掲載を求める民事訴訟。裁判の過ちを招いた原因である東京日々新聞(現毎日)の虚報を明らかにし、抗日記念館の嘘の展示やプロパガンダの偽書籍が完全に追放されること、虚報を認めなかったメディアなどの社会的信用を失墜させることにある。
原告側は野田少尉の妹野田マサさん、向井少尉の長女恵美子クーパーさんと次女の向井千恵子さん。
下記の要領です。
              記
 と き          6月3日 午後7時(開場六時半)
 ところ          文京シビックセンター 小ホール
              (地下鉄「後楽園」あるいは「春日」駅、JRは「水道橋」)
 記念講演と講師      黄文雄、宮崎正弘、向井千恵子、稲田朋美ほか。
 入場           無料、予約も不要。
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<<宮崎正弘の最新刊>>  
 はやくも三版! 話題集中!
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
 理性を失った暴動。あの一連の反日運動の「おかげ」で、日本は憲法改正を政治日程にのせることが出来た。
日米共同戦略目標と新防衛大綱は明確に中国を軍事的脅威と認定し、さらに国内世論はアンチ中国一辺倒となった!
これで日本はようやく「普通の国」になれる!
http://www.seiryupub.co.jp/
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宮崎正弘の新著
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税)
品切れ書店が出ています。増刷まもなく出来!
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<宮崎正弘のロングセラーズ>
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『本当は中国で何が起きているのか』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
『風紀紊乱たる中国』(清流出版、1500円)
『胡錦濤・中国の新覇権戦略』(KKベストセラーズ、1480円)
 (ほか宮崎の全著作目録は下記のサイトに。↓)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/tyosyo/index.html
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