国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/06/02

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)6月2日(木曜日)
通巻第1140号  
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 米中通商摩擦、激突は「天安門事件」16周年の日に北京で
  セーフガードと報復関税の応酬、新たな緊張の場面も
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 米通商代表部(USTR)のポートマンUSTR代表は6月4日に中国を訪問、中国に滞在中のグティエレス商務長官とともに呉儀副首相と会談する。
人民元切り上げを要求している米国議会の強烈な不満を背景に米中摩擦は天王山を迎える。

国務副長官に転出したゼーリック前代表の後任・ポートマン代表は「中国に対してはよりアグレッシブ(攻撃的)に取り組む」と表明、世界貿易機関(WTO)への提訴なども辞さない」と決意を述べている。

呉儀・副首相は通商問題のベテラン、米国側の知的財産権侵害への不満、サービス市場の自由化遅延などにどう対応するか。また米国はWTO加盟時の公約事項を遵守していない現実に呼応しての緊急輸入制限(セーフガード)を発動し、中国側は報復関税で応じているが、これをどう処理するか。

いずれにしても米中摩擦が収まる気配は薄いだろう。
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 明日です!
<<“百人斬り”裁判 勝利判決をめざす決起集会 >>

嘘が明らかな百人斬り。潔き日本軍人の名誉を回復させよう“ これは日本人のこころの問題でもある! 訴訟内容は原告への慰謝料と訂正記事掲載を求める民事訴訟。南京裁判の過ちを招いた原因である東京日々新聞(現毎日)の虚報を明らかにし、抗日記念館展示や書籍が完全に追放されること、虚報を認めなかったメディアなどの社会的信用を失墜させることにある。原告側は野田少尉の妹野田マサさん、向井少尉の長女恵美子クーパーさんと次女の向井千恵子さん。下記の要領で「勝利判決を目指して決起集会」が開催されます。

              記
 と き          6月3日 午後7時(開場六時半)
 ところ          文京シビック 小ホール
              (地下鉄「後楽園」あるいは「春日」駅、JRは「水道橋」)
 記念講演と講師      黄文雄、宮崎正弘、向井千恵子、稲田朋美ほか(宮崎の講演時間は午後7時15分頃から45分頃まで)。
 入場           無料、予約も不要。
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 『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税)

(中華思想は、伝来の神話、想像上に成立する龍と麒麟の発想から生まれている。中国が世界の中心、中華民族は世界で一番優秀、したがって東の夷でしかない日本が経済的に繁栄し、先進国顔している現実を認めたくない。倭とか小日本とか言って軽蔑の対応をとりたがるのは、この癒しがたい病理の所為である)
●目次
プロローグ 繁栄の蔭に崩壊の予兆が
 政冷経熱のもとで空前の激震
 
第一章 投機がやがて中国を滅ぼす
 横行する闇金融  押し寄せる外貨、逃げてゆく外貨
 それならと鉄鉱石鉱山にも投機  新空港建設も投機対象
 俄か成金らの豪遊ぶり 欧米ファンドマネージャーも中国へ日参
 株はインサイダー取引と仕手戦

第二章 中華思想は“張り子の虎”
 北朝鮮の日本人拉致?「その何が問題なの」 日本排除のためなら敵とも握手
 韓国、フィリピンとの外交的からみ  軍は強硬派ばかりだが……
 中華思想の内側のイロニー  管理責任という言葉は理解不能
 「核の闇市場」に中国の関与は明らか

第三章 瀕死の巨竜
 断末魔の中国経済  だからカネは海外へ逃げるのだ
 権力の商業市場化  スイスの秘密口座
 憲法改正、私有財産を保障し、共産党を民主化?
 温家宝首相はどこまで辣腕か  農民への酷税は社会主義と矛盾
 東北三省の再建に手こずる  生きている知恵は「孫子の商法」だ

第四章 資源パラノイアの妄想
 軍の発想から生まれた「資源パラノイア」  シベリア鉱区も日本から横取り
 カザフスタンとも資源で激突  尖閣諸島をめぐって日中間に戦争は起こるか?
 日本の領域からガスを盗掘  「調査船」という名の「スパイ船」
 日本領海を白昼堂々と侵犯  中国原発管理の杜撰さ

第五章 はてしない環境破壊、水不足
 深刻な水不足、そして水質汚染  農作物が枯れ、民族大移動の恐怖
 水がなくなれば土地は砂漠に  運河掘削で乾坤一擲の博打
 ついには隣国との水争いも  上海は逆に沈没の危機
 ピンクイルカも死滅した  排ガスは地球的規模の大気汚染の元凶
 三峡ダムは世界最大の“肥溜め”に  日中間では「さかな戦争」も併発

第六章 中国農業の崩壊
 『中国農民調査』の衝撃  直訴は党幹部の耳に届いたが……
 頻発する農民暴動は「黄巾党の乱」  イスラム教徒vs漢族の乱闘
 共産党への不満は憤怒の爆発へ  建設現場の悲惨、炭坑事故の無惨

第七章 「反日」は「反政府、反共産党」の記号である
 次々と脅される日本企業  見上げる目線から見下ろす目線へ
 理性や理論は通用しない  一人っ子が主流の若者達と反日
 海亀派の成功ブームも終わった  「6・4再評価」を逃げる口実
 パンドラの箱を開けたのは彼らだ  「劣根性」から「大和精神」は理解不能
 アイリス・チャンを神格化

第八章 モラルも文学もどん底を迷走
 儒教は死に絶えたのか  ノーベル賞作家も嘆く物質文明のおごりと欠陥
 ポルノ、風俗、頽廃  かくして文学も“失われた世代”が
 日本の戦後文学とは非対称  「天安門」世代は何処へ行ってしまったのか

第九章 さらば中国、こんにちはインド
 インド市場が燃えている  IBMも本格的にインド進出
 インド政権の舵取りには不安も  英米は中国への貿易制裁を準備中
 ハイテク盗難への怒り  インドの対中国外交も静かに変身

第十章 東アジア共同体と台湾と
 インド洋大津波を奇貨として  中国が秘める覇権への思惑
 台湾への堅苦しい態度  反日感情は錯綜した劣等意識
 台湾は本当に独立したいのか  世界的規模で華禍

エピローグ 中国経済、崩壊の音が聞こえる
   ○
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『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
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『本当は中国で何が起きているのか』(徳間書店、1500円)
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