国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/05/27

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)5月28日(土曜日)
通巻第1135号 
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 中国の若者の失業率、公式に9%と発表
  話し半分として18%が失業、パラサイト族が急増
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『晨報』(5月27日付け)は中国の15−29歳の若者の失業率が9%に上ったと伝えた。これは中国労働社会保障省が初めて行った調査によるもので、とくに高等教育をうけていない若者の失業率が高い。
同紙によると、大卒の失業率5%、中卒は30%、専門学校卒は37%。1年以上失業している若者の72%は就職先が見つかれない理由は「低い教育水準」と回答しているいという。

また貧富の格差による不均衡も見られるが、大学新卒のなかで希望の企業に就労機会を得られた者は50%前後と見積もられている。
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(読者の声1)フィリピンでの帝国陸軍兵士生存のニュース。小野田さん帰還時の驚きと感動が蘇るのでしょうか。あの時、小野田さんの立ち居振る舞いから、日本人としての《覚悟と決意、そして尊厳》を思い知らされたものでした。今回の方々もまた、ふやけた日本への《警鐘》なのでしょうか。それにしても北京あたりが「日本人の好戦性の証拠だ」などとトンチンカンなことを言い出さないことを祈ります。
          (HK生、愛知)


(宮崎正弘のコメント)この驚天動地のNEWSで各紙は大揺れでした。ちょうど出演中だったラジオ番組ではFAX投書がやまとなりました。しかし番組は時間がなくて、この問題を取り上げませんでした。
横井、小野田両氏と違うのは、現地のゲリラへの軍事訓練指導者として居残った人達で、こういう軍人は中国、台湾、インドネシアその他で(おそらくビルマにも)数千、いや数万人は居たはずでしょう。


   ♪
(読者の声2)気が早いと失笑を買いそうですが、9月3日の勝利記念パーティの時に、「紀元二千六百年の勅語」(正式には、時難克服の詔書)を読み上げて気勢を挙げては如何かと思料します。なかなかいい文面です。

(以下引用)
神武天皇惟神(イシン、神ヲ思う)ノ大道(ダイドウ、人としての正しい道)ニ遵(シタガ)ヒ、一系無窮(イッケイムキュウ、同じ血統ガ永遠ニ続く)ノ宝祚(ホウソ、天皇の位)ヲ継キ、万世不易(バンセイフエキ、永久に変わりのない)ノ丕基(ヒキ、大きい基礎)ヲ定メ、以テ天業(天皇が国を治める事業)ヲ経綸(ケイリン、国を治め整え)シタマヘリ。
歴朝(歴代ノ朝廷)相承(アイウ)ケ、上(カミ、天皇)仁愛ノ化(カ、徳による教え導き)ヲ以テ下(シモ、臣民)ニ及ホシ、下(シモ)忠厚(チュウコウ、忠義ニ厚い)ノ俗(ゾク、習慣)ヲ以テ上(カミ)ニ奉シ、君民一体以テ朕(チン、天皇の一人称)カ世ニ逮(オヨ、及び)ヒ、茲(ココ)ニ紀元二千六百年ヲ迎フ。今や非常の世局(セイキョク、世上のなりゆき)ニ際シ、斯(コ)ノ紀元ノ佳節(カセツ、めでたい日)ニ当ル、爾(ナンジ)臣民、宜シク思(オモイ)ヲ神武天皇ノ創業ニ騁(ハ、馳せ)セ、皇図(コウト、天皇ノ意図)ノ高遠ニシテ皇謨(コウボ、天皇の計画)ノ雄深(ユウシン、大きく深い)ナルヲ念(オモ)ヒ、和衷(ワチュウ、心の底からうち解ける)戮力(リクリョク、協力)益々国体の精華(セイカ、最も優れている所)ヲ発輝シ、以テ時難(ジナン、困難な時)ノ克服ヲ致シ、以テ国威ノ昂揚ニ勗(ツト)メ、祖宗(ソソウ、代々の天皇)ノ心霊ニ対(コタ)ヘンコトヲ期スヘシ。昭和15年2月11日(引用終わり)
   (HN生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント)紀元2600年のおり国家行事が催行され、関係者に勲章が配られました。その一つを骨董屋さんで見つけて小生に送ってくれた人が居ます。カラオケに行くときに♪「紀元は二千六百年」を歌うときの小道具としても必要だから、と注釈つきでした(苦笑)。
 さてご提案ですが、現代の若者が中心ですので、いきなり上記を奉読するのは、理解をうることに、かなりの距離があると思います。


   ♪
(読者の声3)その昔、我が家を守る為にお隣りと諍いになり、お隣りやそれに加勢した近所などに負けた祖父は人民裁判で縛り首の刑に処せられた。祖父が行ったことの是非はお隣りと我が家では当然見解の分かれるとこであるが我々子孫は今後は未来志向で仲良くやっていこうという事にしていた。
お隣りには悪人であっても我が家には家を守ろうと戦った立派な祖父である。その祖父を始め我が家の祖先の法要を毎年然るべき時期に我が家で我が家の伝統に則って行うのは子孫であればごく自然な想い、行いであり隣り近所にとやかく言われる筋のものではない。
ところが当初は(当たり前のことながら)何も問題にしなかったお隣りが最近どういう意図からか法要はけしからんと難癖をつけてきた。家長の父親は他所の家の法要のやり方まで構うなと一応の反論はするもののどこか腰がひけている。たくさんいる私の兄弟の中にもお隣りに懐柔されたり、お小遣いを昔もらって弱みを握られていたり、あるいはおいしい料理をご馳走するからとか言われ、お隣りのご機嫌を損ねてまで祖父やご先祖の法要はしなくてもよいではないかと父親に言い出す者もいる。祖父は子孫なら自分の気持ちは判ってくれると自らを納得させて死に臨んだと思います。その思いを我々子孫が受け止めずして誰が受け止める。しかも祖父は死をもって贖っている。
現世での決着はついている。お隣りは墓を暴いても死人に唾する伝統文化を持っている。所詮不倶戴天の間柄である。最近では塀越しに穴を掘って我が家の井戸水を抜こうとしたり、夜中にこっそり侵入して我が家の様子を窺ったり、我が家の裏庭の築山をあれは自分のものだと言い出しどら息子をけしかけ築山に登らせたり、挙句の果ては我が家が自治会の役員に立候補すると聞いて例のどら息子をけしかけ立候補はけしからんなどと大暴れさせた。さすがにこれは村中のひんしゅくをかったが、こんな隣人を相手に「未来志向で仲良くやって行こう」ということは所詮幻想であることを私は当初から判っていたがここに来て他の多くの兄弟も気付きはじめた。我々はほぼ確信に近い思いを共有するに至りました。
まさにどなたかが新聞か何かで書いておられましたが、「近所付き合いはするが距離を保ったほうがいい」。 
(インドネシア在住 SY生)


(宮崎正弘のコメント)東京裁判は、法の精神から言っても破産した論理です。サンフランシスコ講和条約は、蒋介石と締結したもので、日中間の問題はここで解決済み。中国と締結をやり直す、ということ自体が日本の失策でした。


   ♪
 (読者の声4)5月19日のことです。愛知万博会場での中国のナショナルデーを覗いたのですが、そのとき法輪功関係者3名(といってもおじいさんとおばあさんとおばさんですが)が会場に入場してきた(私が座っていた付近が空いていたので、すぐ前の座席に彼らが座り、私の後ろには日本の私服が立って無線で話していたので、彼らが法輪功だということがわかったのです)。
 そして、彼らが座席に着席するや、中国の公安と日本の警察(私服)が一緒になって7〜8名くらいで彼らの周りを取り囲むように座り、監視を始めた。いろいろなやり取りが無線から聞こえてきましたが、私は、そのときの日本の警察が本当に情けなくなりました。
 中国は、法輪功には本当に神経質になっていますね。今後とも法輪功からはいろいろな意味で、目が離せないと思います。
   (UH生、名古屋)


(宮崎正弘のコメント)これは重要な情報ですね。ありがとう御座いました。
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(サイト情報)(1)国連本部で開催されている核拡散防止条約(NPT)再検討会議についての詳細。http://www.state.gov/t/np/wmd/nnp/c10602.htm
アメリカ政府からの発言 Statements of the U.S. delegation
http://www.state.gov/t/np/wmd/nnp/c14279.htm
軍縮・核拡散防止関連のオンライン資料 Arms Control and Non-Proliferation Online Reading International Information Programs, U.S. Dept. of State
http://usinfo.state.gov/is/is/international_security/arms_control/arms_reading.html
国連 2005 Review Conference of the Parties to the Treaty on the Non-Proliferation
of Nuclear Weapons (NPT)、United Nations
http://www.un.org/events/npt2005/index.html

(2)米国連邦議会下院の国際関係委員会アジア太平洋小委員会で、「米国と北東アジア」と題する公聴会が開かれました。下院 国際関係委員会アジア太平洋小委員会のサイト
Subcommittee on Asia and the Pacific, Committee on International Relations,U.S. House of Representatives
http://wwwc.house.gov/international_relations/aphear.htm
5月26日公聴会「米国と北東アジア」Hearing: The United States and Northeast Asia
May 26, 2005 Statement by Representative James A. Leach
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/leach052605.pdf
Statement by Assistant Secretary Christopher R. Hill
http://wwwc.house.gov/international_relations/109/hil052605.pdf
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<<“百人斬り”裁判 勝利判決をめざす決起集会 >>

嘘が明らかな百人斬り。潔き日本軍人の名誉を回復させよう“ これは日本人のこころの問題でもある!
訴訟内容は原告への慰謝料と訂正記事掲載を求める民事訴訟。南京裁判の過ちを招いた原因である東京日々新聞(現毎日)の虚報を明らかにし、抗日記念館展示や書籍が完全に追放されること、虚報を認めなかったメディアなどの社会的信用を失墜させることにある。
 原告側は野田少尉の妹野田マサさん、向井少尉の長女恵美子クーパーさんと次女の向井千恵子さん。下記の要領で「勝利判決を目指して決起集会」が開催されます。


 と き          6月3日 午後7時(開場六時半)
 ところ          文京シビック 小ホール
(地下鉄「後楽園」あるいは「春日」駅、JRは「水道橋」)
 講師           黄文雄、宮崎正弘、向井千恵子、稲田朋美ほか(宮崎の講演時間は午後7時15分頃から45分頃まで)。
入場           無料、予約も不要。
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<< 自治調査研究会、勉強会 >>
 来月6月30日には、「憲法について」と題して、民主党前党首の鳩山由紀夫氏をお招きします。「ハト派」から改憲派へ大転換の氏の信条と決意と憲法論を聴きます。
           記
とき      6月30日(木曜)午後六時
ところ     横浜西口「三越」裏 神奈川県民サポートセンター 304会議室
講師      鳩山由紀夫(衆議院議員、前民主党党首)
演題      「憲法のはなし」
問い合わせ   (045)263−0055
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<<今週の発言>>
「東京新聞」東シナ海ガス田開発をめぐって宮崎正弘の発言
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050527/mng_____tokuho__000.shtml
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<< 宮崎正弘 今月の拙論 >>
(1)「プロメテウゥスと超限戦」(『月刊日本』6月号、5月22日発売)
(2)「計算狂った反日やらせデモ」(『月刊アクタス』6月号、発売中)
(3)「一人っ子社会の現実」(『世界週報』、6月7日号、発売中)
(4)「四川省とパンダと痲婆豆腐」(『共同ウイークリー』、5月23日号)
(5)「反日ゲームで制御不能に陥った中国の内幕」(『正論』7月号、6月1日発売)
(6)「ミャンマー経済の行方」(『経営速報』、6月下旬号)
(7)「反日中国とこれからの政治状況」(『情報交差点』、6月号)
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     <<宮崎正弘の最新刊>>
 『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ刊、1600円+税)
http://www.hankyu-com.co.jp/books/_ISBNfolder/ISBN_05200/05208_hinshi/hinshi.html#pagetop
 (カバー写真と目次など詳細↑)

『中国よ、反日ありがとう』(清流出版刊、1400円+税)
http://www.seiryupub.co.jp/
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html

    (宮崎正弘のロングセラーズ)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
『胡錦濤・中国の新覇権戦略』(KKベストセラーズ、1480円)
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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