国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/05/23

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)5月24日(火曜日)
通巻第1129号
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本号はニュース解説がありません。

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<< 今月の拙論 >>
(1)「プロメテウゥスと超限戦」(『月刊日本』6月号、5月22日発売)
(2)「計算狂った反日やらせデモ」(『月刊アクタス』6月号、発売中)
(3)「反日ゲームで制御不能に陥った中国の内幕」(『正論』7月号、6月1日発売)
(4)「ミャンマー経済の行方」(『経営速報』、6月下旬号)
(5)「反日中国とこれからの政治状況」(『情報交差点』、7月号)
(6)「四川省とパンダと痲婆豆腐」(『共同ウイークリー』、5月23日号)
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<<今週の書棚>>

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滝川義人『ユダヤの格言99』(講談社α新書)
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 実際にキブツで二年間くらしたことのある滝川義人氏とは四半世紀近い友人だが、イスラエルおよびユダヤに関してかなりの著作と翻訳がある。なかでも圧巻は『ユダヤを知る事典』(東京堂出版)。
その経験を十分に生かし切った格言の集大成、読んで気がつくことは、ユダヤの格言に金儲けに関しての箴言がほとんどないということである。
 曰く。「ひとりの母親は百人の教師にまさる」。
 また曰く。「一キロの預言より、一グラムの運」
 またまた曰く。「天国へは一本の路、地獄へは1000の路」。
 そしてこうも言う。「一人の嘘は嘘、二人の嘘も嘘、三人の嘘は政治となる」
 まるで中国の政治を揶揄(やゆ)しているかのようだ。
 「嘘つきは物覚えがいい」というユダヤの格言は、「真実を語れば、何を話したか覚える必要はない」のであり、だから「嘘をついているとき、脳は一生懸命に回転している」(米国テンプル大学の研究報告)ことになる。
最新医学は脳の断層写真撮影に成功し、「嘘をつくときは七カ所、本当のことを話しているときは四カ所が活性化している」事実が判明した。
ということは「ユダヤの賢人は1500年も前にそのことを見抜いていた」のである。
 本書はこういう洒脱極まりないジョークに類する格言の宝庫となっている。


   ♪
石井英夫『コラムばか一代  産経抄の35年』(産経新聞社刊)
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 名物コラムニスト石井さんの回想記、なにごとも惜しまれて散れ、といわれてさっさと産経抄の執筆をおやめになり、熱狂的ファンをがっかりさせた。
 そうか、氏も72歳とは、いつも若々しい文章に接していたので、お歳を感じたことがなかったのだ。
 本書は産経抄の裏話からはじまって、文章作法(毎朝耳掻き一杯の毒を盛る)、美しいニッポン論などが満載されている。
 しかし産経抄ファンには石井さんが、たとえば文章作法で、あるいは山本夏彦、司馬遼太郎論でなにを言われるかは予測可能の範囲である。
 評者(宮崎)は、意外な側面の箇所を以下に拾う。
 それは反骨のコラム、反共産主義のコラムをかく石井さんがしょっちゅう、中国を旅行されているという事実。それも辺境ばかりを旅されて、ご自慢のカメラで傑作の写真も撮られて来た実績も一方にあるという不思議な(?)側面である。
 オルドスの黄土高原に行く前、氏も多少は漢族史観にそまっていたらしく、蛮族の地と誤解していた。
ところが「北アジアに出現した兇奴や突厥や鮮卑といった原始遊牧民族は、前千年紀まではごく温和で、争いを好まぬ人々だった。遺跡などを見ても、兵器らしい兵器をもちあわせていたふしはない」。
 それが変質していったのは第一に農耕経済が発達し、「都市文明に物欲をそそられ、もうひとつは組織的な騎馬戦術を身につけ、他民族の富を手に入れるすべをしった」からではないか、と江上波夫氏の騎馬民族説を援用されて言う。
 石井さんはフフホトで「一つの民族がきちんと自立できるか、どうか、そのカギは教育です。教育の基本は言葉です」というモンゴルの知識人と邂逅した。
 日本の寺子屋が明治維新の原動力になったことを、モンゴルの人が賞賛したという。
 足の向くまま石井さんは中国の桃源郷にも足を運び、シャングリラの地へ足を延ばしている。
麗江ではナシ族(納西族)の強烈な印象を書き記す。かれらはトンパ文字の伝統をもつ、誇り高い民族だという(旅行の時期が異なるのだろうけれど、小生が麗江で目撃したのはトンパ文字をいまでも書けるのは村の長老だけ、トンパの資料は英米の博物館、研究は欧米と日本で進んでいて、現地では完全に衰退した)。
 ともかく苗族もパイ族も、ウィグル族も民族のアイデンティティを大事にしている事実を特段の感銘で書かれている。
最後にベニスの衰退期を生きたジョバンニ・ホテロの言葉で結んでいる。
 「偉大な国家を滅ぼすものは、決して外面的な要因ではない。それはなによりも人間の心の中、そしてその反映たる社会の風潮によって滅びる」。
だから日本語を破壊する、いや破壊されていく現状を傍観している日本もまた。。。


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栗原宏文著『歴史洗脳を解く』(扶桑社刊)
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 愛媛大学で工学系の教鞭をとられる著者があるとき、テレビや新聞の歴史教科書報道に違和感を覚えた。それは強烈な違和感だった。
 とくに「新しい歴史教科書を作る会」の教科書は、誰も読みもしないで攻撃している実態がある。先日も町村外相を批判して止まない李肇星外相にマスコミが帰ってから町村外相がつめよった。
「あなたはつくる会の教科書を読んだことがあるのか」(李外相は日本語が流暢)、すると李外相は「読んでも居ません」とそっけなかった(と町村に随行した記者から聴いた)。
そこで著者は愛知大学で、学生がどれほど、そうした左翼マスコミの洗脳に引っかかっているのかをネットの双方向通信を実践して実験してみた。
その地道な努力の成果が本書に結実した。
 愛媛と言えば左翼教員が多いところ、大江健三郎の出身地でもある。
 それだからこそ逆に保守派も強い。真剣な取り組みをみせている地方としても有名である。
 著者の栗原さんは、平成11年まで教科書問題になにほどの興味もなかった。西尾幹二氏の『国民の歴史』を父親から勧められても、「とくに関心をもった記憶はない」と正直に告白されている。
 略歴を拝見すると著者の栗原教授は東大工学部からマサチューセッツ工科大学留学という完全な理科系人間。オートメーションの研究で知られた。
 父親は戦前、米国に留学し、帰国後、航空機産業に従事した。南方戦線にかり出され復員後、戦争体験を著者に語ることはほとんどなかったという。
 些細な体験が著者をして左翼史観に決別させた。左翼の溜まり場で正直なことを言ったら一斉に攻撃されたのだ。
 それから試行錯誤のすえに授業にインターネットの掲示板を活用し、黒板の変わりに授業でも液晶プロジェクターを用いた。かなりの学生が掲示板に意見を寄せるようになり、そして数々の左翼歴史教育の弊害が露呈されていく。
 読んでみて、初心者の先入観の恐ろしさ、自虐史観の洗脳の深さ、教育現場の絶望などを再確認しながらも、しかし、真実を知ろうとする少数の学生の存在を見いだしたとき、日本の未来に希望も大きいという事実を発見した思いだった。こういう説得の努力も現場では必要なのだ。あきらめてはいけないのだ。
 「愛媛経済レポート」の書評は本書をして「偏向教育に拉致された学生――愛大教授、双方向教育で奪還」とある。なるほど言い得て妙である。
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(三島由紀夫展覧会のおしらせ)

 ようやく三島由紀夫展を見学。横浜の新地下鉄みなとみらい線の「元町」から急な坂を歩いて十五分。会場の神奈川県立文学館は遠いですねぇ。
(横浜市中区山手町110 電話(045)622−6666)
 新発見の若き日の三島の会計簿が冒頭に展示されていて、これは新聞で話題になったから、見学者の多くも食い入るように見ている。几帳面だった三島さんの面目躍如、ほかに従来の全集にもなかった写真、渋沢龍彦と林房雄、福田恒存に当てた新発見の手紙の実物(ほかにも川端康成、中村光夫、ドナルドキーン宛の手紙があるが、これは全集で既知のもの)、映画と演劇の古いポスターも珍しい。楯の会の制服やら第一回憂国忌のカタログもちゃんと飾ってありました。
 受付にはこの展覧会だけのためのカタログを売っている(900円)。これは貴重品。
展覧会は「三島由紀夫ドラマティック・ヒストリー」と銘打たれ、島田雅彦、辻井喬、高橋陸郎、猪瀬直樹らの文化講演会も別途開催(いずれも満員札止めの盛況)。
 6月5日まで。毎週月曜は休館。

なお九月の三島研究会「公開講座」は渋沢龍彦未亡人の渋沢龍子さんをお招きし、直木賞作家の中村彰彦氏が聞き役となった対話形式の「三島さんの思いで」を開催する予定です。日取りは未定、九月下旬。私学会館。
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(読者の声1)昨日付け貴誌の「今週の書棚」に元モンゴル大使の回想録が批評されておりました。(バダム・O・ドルジンツレン著、池田憲彦編訳『わが愛する青空と風と大地』<自由社刊>)。面白そうなので、書店に頼んでみたのですが、二週間以上かかると言われました。何かよい方法はありませんか?
     (TU生、桑名)


(宮崎正弘のコメント)直接、版元の自由社へ郵送をお願いしたら如何でしょうか?
自由社の電話は(03)5976−6201です。定価2000円+送料310円で送ってくれるはずですが。。。


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(読者の声2)嘗てトヨタ系小糸製作所の株式を大量に買い取ってM&Aを仕掛けて話題をまいたブーン・ピケンズ氏。そのご十六年間音を干しておりました。宮崎さんが先々月の『正論』でかかれた「ほりえもん」が『青の時代』から『@の時代』の乗っ取り王らしいこと、その時代的意義などについての論文のなかにピケンズのことが出てきました。
 ご存じと思いますが、いま発売中の『プレジデント』に、ピケンズの近況をしるした貴重なインタビューが掲載されています。
       (TH生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘ありがとう御座います。ピケンズをテキサス州まで追いかけて独占インタビューをした徳本栄一郎氏は、小生の知り合いです。偶然ですが、下記のような読後感を徳本さんに送ったところでした。
以下に再録します。
「今週の『PRESIDENT』の力作を拝読しました。それにしても貴兄はフットワークが良いですね。ピケンズ、あれから16年になるんですね。
 小生、かれが来日の折り、二回会っています。最初の記者会見で面白かったのは、300人の報道陣、小生ら少数以外ピケンズの顔を知らなかった。カメラは入室してくるアメリカ人を片っ端から撮影していました。
 最初に小生が質問し、ピケンズが当てたにもかかわらず、一番前にすわった「自動車工業界記者クラブ」が、「先に我々の(談合した)質問がある」と遮って、後回しにされたことなどを思い出しました。(そのオークラの会見場はピケンズが借りていた筈ですが)。
 そうですか、メサ石油が経営危機に陥ったあたりまで知っておりましたが、その後人手に渡したり、離婚したり、うつ病を体験(あの肥満はうつ病経験に多い)したり、かれは彼なりの人生を歩んでいたのですか」。


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(読者の声3)貴誌1128号にでていましたが、元ウズベク大使の孫崎さんのウズベクについての稿は中央公論にでました。中公新書は『日本外交・現場からの証言』で山本七平賞受賞です。
色々とこの書からは外交の機微を知りました。昭和16年の日米交渉での日本外交団内にスパイがいたと、英国筋からの情報と記しつつ、現役の外交官が明記しているのには驚きました。            (NI生、静岡)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘ありがとう御座いました。その論文は、小生も確かに読んだ記憶があるのですが。


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(読者の声4)偶然見つけたブログから; ウクライナでも華僑の進出がここ最近目立つようになりました。 中華料理店などは昔からあった模様ですが、最近は華僑の不動産買収の話を良く耳にします。
写真の綺麗なビルは、華僑の方が購入して大改装をしたみたいです。場所はキエフのど真ん中。本当に目の付け所が良いのと資金力に関心します。キエフでは去年の後半から不動産が高騰しています。これは上海よりも上昇率が高いと思います。表に出ているデータが無いので、注目されていませんが・・・。 
http://blogs.yahoo.co.jp/tohvic/GALLERY/gallery.html?fid=&m=&p=2
    (X生)


(宮崎正弘のコメント)小生がキエフを訪問したのは八年ほど前、市内のど真ん中というのは繁華街で殷賑を極めていました。華僑の投資は駅前、繁華街しか買いませんから。たしかにおっしゃる通りの投機行為をウクライナでも華僑は展開しているんでしょうねぇ。そのエネルギーの凄まじきこと!
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<< 公開講座のお知らせ >>
 三島研究会公開講座は「三島由紀夫と特攻隊」。富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)をお招きします。
 ことしは三島由紀夫の生誕80周年、没後35年。特攻隊の青年たちが後世の日本人に遺した魂のメッセージを改めて受け止め、「散華世代」だった三島由紀夫の文学と思想と行動の意味を考えます。
       記
 日  時  :  5月25日(水)午後7時〜
 場  所  :  JR・地下鉄 市ヶ谷駅前
          「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」4F 鳳凰の間
http://www.arcadia-jp.org/
会場分担金  :  おひとり2,000円
         (会場が今回から市ヶ谷に変更されております。ご注意ください)。
お問い合わせ :  三島由紀夫研究会e-mail:miura@nippon-nn.net
          http://www.nippon-nn.net/mishima/koza/
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○なお、「憂国忌」は、11月25日夕刻より九段会館大ホールです。
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<< 新刊のおしらせ >>
宮崎正弘の新刊が月末(5月27日)に二冊でます。
?『瀕死の中国(ドラゴン)』(阪急コミュニケーションズ刊)。

?『中国よ、“反日”ありがとう(これで日本は普通の国になれる)』(清流出版刊)。
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
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     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
 (宅配便による注文は下記サイトでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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