国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

全て表示する >

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/05/18

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)5月18日(水曜日)
通巻第1126号
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
中国の靖国参拝批判トーン、一段と弱く
 小泉首相の参拝発言に外交部は一応の反発
***************************************

 中国外務省(外交部)の孔泉報道局長は5月17日の定例記者会見で、前日、国会の答弁での首相の靖国神社参拝発言に言及し、「単なる祭祀問題ではなく、歴史にどのように対処するかにかかわる問題だ」と述べた。

 つづけて「両手を中国やアジアの人民の血でぬらした十四人のA級戦犯がまつられている。彼らの罪は国際社会で既に定まっている」とし、いつものお経の文句、「日本が真に反省を実践に移し、中国やアジアの人民、国際社会の信用を得ることを希望する」と付け加えるに留めた。

 批判のトーンが弱まっている事実は注目である。
 小泉首相は靖国神社参拝をことしも行うだろう。国民は八月十五日を希望しているが、日取りは未定。

 さて中国はそのときどうするか?
 猛烈な反発をすれば、学生運動がいまいちど暴力的なデモに発展するだろう。
 しかし、中国は国内報道を一切しないという選択肢もある。小泉首相の靖国参拝を一行も報じないのだ。「反日活動家」を一転して拘束し始めている中国ゆえ、次にどうでるか、注目である。
◎ □ ◎ ◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(おしらせ)小誌は5月20日から取材旅行などのため5月23日ごろまで休刊の予定。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(サイト情報)(1)「ウズベクの独裁者は第二のサダムフセインか」と米有力紙が批判。
http://csmonitor.com/2005/0516/dailyUpdate.html
(クリスチャン・サイエンス・モニター↑)

(2)米国際貿易委員会(ITC)の「物流サービス」に関するレポート。これは米国通商代表部USTRの要請によってまとめられ、アメリカの物流産業を概観し、また業界が直面する貿易障壁を撤去するために、各国や地域との通商協定が有効であるとしている。
a)ニュースリリース ITC ISSUES REPORT ON LOGISTIC SERVICES
http://www.usitc.gov/ext_relations/news_release/2005/er0516cc2.HTM
b)レポート Logistic Services: An Overview of the Global Market and Potential Effects of Removing Trade Impediments U.S. International Trade Commission.  May 2005. 1、
http://hotdocs.usitc.gov/docs/pubs/332/pub3770.pdf
  ○
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪ ♪ ♪
<< 新刊のおしらせ >>
宮崎正弘の新刊が月末(5月27日)に二冊でます。
?『瀕死の中国(ドラゴン)』(阪急コミュニケーションズ刊)。

「強気の繁栄、高度成長」は張り子の虎だ!
 高度成長を誇る中国は未曾有の繁栄に酔っているかに見える。ところが農民暴動が頻発し、地域格差は拡大の一途、貧困に喘ぐ農村を無視して党幹部、官僚らの汚職、腐敗が進行している。
 他方では台湾独立を武力で封じ込める「反国家分裂法」を策定し、日本には「愛国無罪」を叫んで「反日デモ」の暴力化。日中友好の四半世紀を閲し、日本と中国はナショナリズムの対立関係に発展、また中国は米国と熾烈な通商摩擦を展開している。
 矛盾が方々で露呈し、はてしなく拡がる近未来への不安。中国にはマスコミが伝える表層とは異なった暗部、ブラックホールが存在するのではないのか。
 

?『中国よ、“反日”ありがとう(これで日本は普通の国になれる)』(清流出版刊)。

 反日暴動に隠された中国外交の狙いと、その挫折を通して近未来の日中関係を見通す。
 予約殺到中! 早めに書店にご予約ください!
         ○ ○○ ○ ○○ ○

     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
 (宅配便による注文は下記サイトでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
小誌の購読は下記で登録できます(↓無料)
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/a00000060.html
(↑この左欄をクリックされると過去4年分の小誌バックナンバーが閲覧可能)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)有限会社・宮崎正弘事務所2005 ◎転送自由(ただし転載は出典明記)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-08-18  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ日刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。