国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/04/20

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月21日(木曜日)貳 
通巻第1099号  臨時増刊号
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中国外相、「反日デモ」の中断を呼びかけへ
http://www.nytimes.com/2005/04/20/international/asia/20china.html?th=&emc=th&pagewanted=print&position=
(ニューヨークタイムズ↑)
速報につき、解説は後日。
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このややこしいタイミングに台湾の連戦・国民党主席が訪中
 第三次国共合作は兇と出るおそれが大きいが。。。。
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台湾の最大野党・国民党の連戦主席は4月26日から中国を訪問する。
北京では胡錦濤国家主席(共産党総書記)と会談する予定だが、これは第三次国共合作の総仕上げとなるかもしれない。しかしまたもや第二次国共合作の延長で、「反日」で共同戦線を張るんですかね?
 連戦の訪中は4月26日から5月3日までの8日間。

連戦・国民党主席は、北京のほかに孫文の墓がある南京、くわえて連戦の出生地・西安、そして上海の四都市を訪れる。
上海では辜振甫氏の死去以来、断絶している両岸の対話で、中国側の窓口である海峡両岸関係協会の汪道涵会長との会談も予定されているという。

 国民党は「国共両党が『敵対状態を正式に終わらせ』、中国が台湾対岸に700基以上配備している『ミサイルの撤去』などが話し合われる」としているが、さて、与党でもない国民党がプライベートな外交を展開すると、まして「お坊ちゃん」の連戦が中国共産党とまともな交渉が出来るはずもないと暗い見通しが台湾では支配的である。
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○4月23日です! 愛国者の皆さん“

▲「反日」破壊活動を糾弾する「反中国」大デモ行進の開催

集合場所 新宿大久保公園[ハローワーク新宿(新宿職業安定所)の裏]
     東京都新宿区歌舞伎町2−43 【交通】JR「新宿駅」東口から徒歩7分、西武「新宿駅」から徒歩3分(西武新宿駅から分かりやすい)、都営大江戸線「東新宿駅」から徒歩4分

集合日時 4月23日(土)13時30分(決議文等の朗読あり。デモ出発14時)

主 催   國民新聞社(03−3311−1001)、自由チベット協議会、歴史基本講座研究会、「もう我慢できない中国の横暴!」東京大デモ行進実行委委員会
実行委員長 酒井信彦(東京大学歴史編纂所教授)  
連絡事務局 國民新聞・西村修平 090−2756−8794
 (今や日中関係はシナ事変前夜を彷彿とさせる臨戦状態、政治家や一般国民はこの喫緊の事態をほとんど理解していない。それほどシナ・中共による日本人への精神侵略は半ば完成している。事態が如何なるものであろうが、心ある日本人はこの屈辱の現実を傍観して座視するわけにはいかない。4月23日は、日本人の誇りと魂を発露させる日にしたい。)   
 
◎手ぶらでも結構ですが、シナ・中共の横暴を糾弾・アピールするプラカードを各自ご用意ください。
           ▲
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(読者の声1)「上海「反日デモ」当日のための公安当局の指示書が発覚」(貴誌20日付け)で、今回の「自発的」反日暴動が「お上お達し」の官製暴動の化けそこないであることが見えてきましたね。
 「歴史教科書改竄抗議」との中国の主張、そっくりお返しします。中国国定教科書では、「毛沢東共産党軍は、日本軍と戦い撃破し勝利した」との主旨で書かれています。事実は「毛沢東共産党軍は、日本軍を中国本土に誘い込み、蒋介石国民党軍と戦わせ、戦いに疲れた蒋介石国民党軍を撃破し勝利した」のが大筋です。従って毛沢東共産党軍にとって日本軍は、国内の大敵・蒋介石国民党軍を弱らせた大恩人なのです。さらに日本軍の中国本土に誘い込みの毛沢東共産党軍の作戦に、まんまと嵌った日本のドジな指揮官は、東条英機関東軍参謀長なのです。東条英機には、「中国に貢献した日本の敵」の側面があります。これらの歴史の事実に学ぶことを中国に主張する必要があります。
  今一つ、反日暴動の原因は、日本発のサヨク印反日贖罪歴史観とそれを背負った無作為な日中友好です。自らの歴史観を持たない無防備土下座の外交や経済交流、援助が相手・中国韓国に組し易しの反日感情を芽生えさせたといえます。この点でサヨク印のマスコミ、文化人、政治家は、「日中韓共同の敵」(どこかで聞いたような・・・)なのです。これからは、国益に根差した自国の歴史観を持つ政治家外交官の出番です。共産主義の残滓を引きずったサヨク印反日諸氏は粗大ゴミとして東シナ海に不法投棄、退場あるのみです。
(TT生、いわき市)   


(宮崎正弘のコメント)まったく「自発的」とはお笑いですが、欧米の新聞から「中国の歴史教科書のほうが大きく間違っている」と合唱されて、これ以上続けると「まずい」と自覚したのでしょう。


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(読者の声2)先日、日高義樹氏の講演会を聞いて来ました。パラノイア的に軍備増強を行う中国。アメリカは自国の利害に沿わなければ、中国と妥協して日本を捨てる可能性もあり得ること示唆しています。先生のメルマガから、いずれ中国は頓挫し、現在の勢いはそがれるものと期待しておりますが、日高説を如何ご評価されますか。要旨は以下の通りです。
?ハワイに本部を置く米太平洋軍は25隻の潜水艦を保有、内7隻を西太平洋に配置。しかし、現在潜水艦を10隻保有の中国は軍備増強を進めており、10年後には100隻体制を目指している。アメリカ政府はこれに対抗して軍備を増強する気はない。「中国が一定のルールを守りさえすれば」という前提条件はあるが、アメリカは将来「西太平洋とアジアの覇権は中国にまかせてしまおう」とまで考えている。
?ブッシュ政権は米国では大戦後初めての「ビジネス政権」と言われている。イラク進攻は石油の為の戦いであり、あれだけ米兵の血が流されても我慢できる。しかしアジアで米兵が死ぬのはムダだと考えている。このまま推移すれば10年後は日本にとって大変な事態になるだろう。
?ドル持ち直しの理由:2004年、双子の赤字を理由にドルは下がりだし、多くの評論家は更なるドル安を予測した。しかしドルは予想に反してそれほど安くはならなかった。その理由は「潜水艦ミサイルによる中国への恫喝のお陰」。アメリカのミサイル原潜は1隻当たり270発の核ミサイルを搭載。1基が広島型の千個分の威力を持つ。2003年当時の西太平洋には原潜は1隻だけであったが、2004年に急遽7隻に増やした。マイケル・グリーンという日本で言えば係長レベルの担当者を中国に送り、胡錦トウを相手に7時間、さしで話し合いをさせた。つまり軍事力を背景に中国にドル買いを強要した。(恫喝外交)。
? 日本の今後 ☆ アメリカも国連も頼りにならない ☆ このまま推移すれば、アジアの覇権は中国のものとなる。 ☆ 韓国、北朝鮮もいずれ中国の支配下になる。これらの国の保有する潜水艦総数は、中国100隻(10年後)、韓国50隻、北朝鮮20隻(小型旧式)。こうなると海洋通商路は中国の意のまま。 ☆ 日本は自分の国をこれからどう守るかを真剣に考えなければならない。 
?石油生産は2005年がピークになるだろう。これからは石油不足の時代が来る。
  (埼玉、T生)


(宮崎正弘のコメント)前にも何回か指摘しましたが、小生はこのかたの分析を信用しておりません。


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(読者の声3)いつも貴重な情報源、宮崎さんの読者を含めた議論の場として、このメールマガジンを楽しみにしています。ウイルス対策等大変でしょうけれど、頑張ってください。
反日デモで慌しく中国が動いているときに、日本の政府は相変わらず、急ぐ必要もなさそうな郵政民営化で忙しくしているようです。こんなことをしている場合なのでしょうか。日本人の多くが白けた目で中国人を見始め、宮崎さんが言われたように中国特需が終わって、歴史的にもすごく大事な瞬間なのではないかと思うのです。やり方によっては、今までの歪な中国との関係を日本に有利な方向に持っていけるのではと思ったりするのですが、私自身は具体的に何をするべきか、よくわかりません。宮崎さんのご意見をお聞かせください。
   (AY生)


(宮崎正弘のコメント)なにはともあれ、もし東京近郊にお住まいでしたら、23日の「反中国」デモに参加されては如何でしょう?(小生は先約があって参加できませんが)。
 お近くに中国人留学生がいたら、いかに中国が間違っているか、丁寧に教え込む努力も必要でしょう。未来にかれらのうちの誰かが外務大臣になるかも知れませんし。。
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<<今月の拙論>>
?「中国海洋戦略の二律背反」(『日本文化』春号)
?「中国トンデモ裏事情最前線」(『新潮45』5月号)
?「李登輝さんの武士道とミシマ」(『月刊日本』、4月22日発売)
?「こんな中国へ進出した日本企業の命運」(『WILL』、4月26日発売)
?「混迷する台湾政局と反国家分裂法」(『エルネオス』、4月30日発売)
?「台湾有力議員会見記」(『自由』6月号、5月10日発売)
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     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
 (宅配便による注文は下記サイトでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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