国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/04/20

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月20日(水曜日)貳 
通巻第1097号 臨時増刊
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 破壊された大使館と領事館を修理させるな
  中国の凶暴な本質を記念する建物としてあのまま保存しよう
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 中国大使館は「借り物」である。持ち主は中国外交部の系列企業。だから修理を申し出るのは謝罪ではなく、オーナーとして当然の行為。日本だって米国だって、こういう場合、店子はオーナーの修理を待てば良い。

 さて、それよりも破壊され、投石、煉瓦、汚物、ペットボトル。。。
 このゴミの山と破壊された窓ガラスを、そのまま保存した方が良いのではないか。中国の凶暴な本質を何時までも記憶に留めるために。 
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「反日」破壊活動を糾弾する「反中国」大デモ行進の開催
      
集合場所 新宿大久保公園
集合日時 4月23日(土)13時30分(決議文等の朗読あり)
          デモ出発  14時
主 催   國民新聞社(03−3311−1001)、自由チベット協議会、歴史基本講座研究会、「もう我慢できない中国の横暴!」東京大デモ行進実行委委員会
実行委員長 酒井信彦(東京大学歴史編纂所教授)  
連絡事務局 國民新聞・西村修平 090−2756−8794
 (今や日中関係はシナ事変前夜を彷彿とさせる臨戦状態と言っていいが、政治家や一般国民はこの喫緊の事態をほとんど理解していない。それほど、シナ・中共による日本人への精神侵略は半ば完成している。事態が如何なるものであろうが、心ある日本人はこの屈辱の現実を傍観して座視するわけにはいかない。4月23日は、日本人の誇りと魂を発露させる日にしたい。)   
 
◎手ぶらでも結構ですが、シナ・中共の横暴を糾弾・アピールするプラカードを各自ご用意ください。
           ▲
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(読者の声1)最近の中国の一連の気狂いじみた反日デモを、苦々しく見ておりましたが、どうやら先生がメルマガに書かれたとおり、連中の方から手打ちのサインを始めたようです。
人民日報英語版を読んでいて気になる記事を見つけましたので送らせていただきます。
1: People's Daily urges public to maintain social stability
http://english.peopledaily.com.cn/200504/17/eng20050417_181424.html
2: To develop Nippon-China cooperation will butter both sides
http://english.peopledaily.com.cn/200504/19/eng20050419_181764.html

 1については、先生も他の購読者の皆様も、ご存知だと思いますが、小生が注目しているのは2の記事です。中国政府からの日本政府、または日本財界にたいする”手打ち”の意思表示では、ないかと考えております。
 この記事自体、我々日本人に対して親中派(御用聞き)日本人を利用して経済的利権をちらつかせた、協力関係の復活を呼びかけるメッセージのように思えます。
 胡錦濤自身、今回の一連の騒乱に相当青ざめているようですから、おそらく内心は日本との一時的な和解を、早急に自分達に有利な形で演出したいのではないか。先生は如何にお考えでしょうか。
 中国暴民による気狂い騒ぎはまだまだ続くとお考えのようですが、もし小生の仮説が正しいとお考えならば、我々としてはこの間に中国政府の”手打ち”申し入れを、黙殺すべきだとお考えでしょうか、それとも交渉を開始すべきとお考えでしょうか。
 おそらく連中が、現在、第三者、例えば国連事務総長のアナン、またはアメリカなどに、手打ちの立会人を、要請することも選択肢に入れて考慮しているのかもしれない。いかがお考えでしょうか。その場合には我が国の方が国際的な圧力を受け、中国にうまい具合にまるめこまれそうな気がしてなりません。小生の仮説(というよりは、妄想かもしれませんが)については先生だけでなく、他の購読者の皆様の御意見をぜひ拝読させていただきたいと思います。
   (TS生)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘のごとく「我が国の方が国際的な圧力を受け、中国にうまい具合にまるめこまれそうな気がしてなりません」というのは、まさに小生らの懸念でもあります。


   ♪
(読者の声2)小泉首相は8月15日に靖国神社参拝、直後、辞任のシナリオが急浮上」と貴誌にありました。
すでにその次の号にても読者の方が触れていましたが,このアイデア,素晴らしいお考えだと思います。中国共産党があれほどまでに小泉首相の靖国訪問に反対してきましたので,もし小泉総理が8月15日に靖国神社を訪問した場合,中国人が「怒りのデモ」を行うことを共産党幹部が阻止することはできますまい。中国人は,大手を振ってデモに参加できるでしょう.
 そしてその際に中国人が暴徒化しても,武装警察がすぐには小銃や機関銃の水平射撃を実行できるとも思えません。
いったん反靖国デモが始まれば,かなり過激化する可能性があります。デモが反日から反共産党に転化して,中南海など中枢部になだれ込むようになって,はじめて武力鎮圧が開始されるでしょう。
 私は流血の事態を好むわけではないし,犠牲者たちが気の毒だとは思いますが,かかる武力鎮圧が都市部で実行された場合,社会不安が高まり,外資撤退が大規模に行われるでしょう。中国経済の破滅の始まりです。
「小泉首相の8月15日靖国参拝が中国共産党の独裁体制の終焉をもたらした」という評価がなされるかもしれません.小泉総理は「歴史に名を残したい」と願望していらっしゃるそうですから,これは千載一遇のチャンスです.
 アメリカのレーガン元大統領は,「ソ連を潰した男」,「ヨーロッパで冷戦を終結させた男」として,歴史的評価を受けていますが,小泉純一郎だって負けてはいません。
小泉は「中共をぶっこわした男」,「東アジアの冷戦を終結させた男」,「共産主義の息の根を止めた男」,そして「全体主義にとどめを刺した男」として,後世,最大級の賛辞を受けるに違いありません。
それにしても小泉さんは運の良い男です。
「当選したら,絶対に8月15日に靖国に参拝する」などと公言しておきながら,中国とそれにつるんだ反日的日本人に説得されて(脅かされて?)2日早めて8月13日に靖国を参拝したのは今日あることを予期していたのですね。総理在任中,毎年8月15日に参拝していたら,これほどまでに劇的効果を持つはずはなかったでしょうからね。
 問題は,彼に「全体主義にとどめを刺す」だけの勇気があるかどうかです。
これまでの日本の政治家だと(まあ,石原慎太郎を除いて)100%だめですが,かすかな希望を抱かせるのは,「彼は何をやるかわからない」という評判を持っていることです。「小泉純一郎は突拍子もないことをやる」という,政治家仲間の“噂”に期待しています。
   (YN生、八王子)


(宮崎正弘のコメント)相当深く次のシナリオを読んでおられますが、その前提となる小泉批評が過剰に高いのか、或いは低すぎて揶揄を通り越した比喩なのか、判定しがたいところです。基本的に反日暴動は継続します。五四運動記念日あたりが次の山場でしょう。


  ♪
(読者の声3A)この数日間の先生の相次ぐメルマガ発信は、実に的確に混乱情報を整理して、さらに行方を指し示しています。先生の分析どおりの展開がいま支那大陸で進んでいると確信しながら、メルマガを読ませていただいています。
 また「読者の声」の諸氏が、それぞれに異なる情報や分析をしているのが載せられるのも、このメルマガの大きな力になっていると感じます。きっと中国への進出企業の面々と投資家は、耳をダンボにして目を皿にして、自社の情報と先生の情報とを見比べながら水先案内のように活用しているのでしょう。
 中国の自壊が進む一方で、そこから派生する安保上の動乱が危惧されます。そのときにわが日本はまともな独立国精神を取り戻しているのでしょうか。足元を見つめ、気が急くのを覚えます。
      (HS生、豊橋)

(読者の声3B)いろいろ、中国の深い分析を毎号、有難うございました。宮崎さんは当代、最高の中国ウオッチャーの一人です。身辺の安全によくよくご注意ください。
      (RW生、江戸川区)


(宮崎正弘のコメント)連日、小誌の読者も増えているようです。ともかく反日デモのあいだは、新聞、週刊誌、雑誌、ラジオ、テレビ、外国メディアの取材に追われ、悲鳴をあげたくなりました。結局、テレビは「テレビ東京」をのぞく民放全局から依頼がありましたが、すべて出演をお断りしました。二分間のコメントのためにスタジオへ出向くと往復三時間以上のロスとなり、そこまでしてミーハー番組に解説する必要を感じませんでしたから。テレビ出演は五分間以上喋らせてくれる局のみ。
 またご指摘の「「読者の声」の諸氏が、それぞれに異なる情報や分析をしているのが載せられるのも、このメルマガの大きな力になっていると感じます。きっと中国への進出企業の面々と投資家は、耳をダンボにして目を皿にして、自社の情報と先生の情報とを見比べながら水先案内のように活用しているのでしょう」という箇所ですが、読者からの情報の交換というメリットも大事にしていきたいと思います。
また「反中国文化人300」なるブラックリストが出回っていて、小生もそのなかに入っている由。多くの方からご指摘がありました。脅迫電話は慣れっこ、一番繁雑なのは、HPへのウィルス攻撃です。ほかの先生方には所属する大学への隠微な圧力が凄まじくなっています。
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<<今月の拙論>>
?「中国海洋戦略の二律背反」(『日本文化』春号)
?「中国トンデモ裏事情最前線」(『新潮45』5月号)
?「李登輝さんの武士道とミシマ」(『月刊日本』、4月22日発売)
?「こんな中国へ進出した日本企業の命運」(『WILL』、4月26日発売)
?「混迷する台湾政局と反国家分裂法」(『エルネオス』、4月30日発売)
?「台湾有力議員会見記」(『自由』6月号、5月10日発売)
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<<お知らせ>>宮崎正弘の(櫻チャンネル)へ出演は4月25日(月曜)午後6時半、西村真悟代議士との「真悟十番勝負」にゲスト出演。「中国の反日、中国は国家なのか」などをめぐって30分のトーク。
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     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
 (宅配便による注文は下記サイトでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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