国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/04/15

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月15日(金曜日) 
通巻第1093号 
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外務省が中国旅行に「注意喚起」を警告
 だから大使館に近づくな、だってサ 邦人の安全確保はどうするの?
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 外務省がホームページに「中国旅行」へ「注意喚起」の信号をだした。
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=009#header
 大手旅行社のツアーはキャンセルが相次いでいる模様。

 またJTBなどは「大使館」や「人の集まる場所」には近づかないように呼びかけているという。
 そもそも大使館というのは邦人を守る義務があるんですが。。
 週末は荒れそうですね。
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(ラジオ日本)本日15日(金曜日)午後1時から3時までラジオ日本「ミッキー安川のずばり勝負」に宮崎正弘が生出演します。中国・韓国の反日デモ暴発とその背景、これからの日本外交の問題点など。

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(サイト情報)小誌1092号(4月14日付け)の折江省暴動について、そのご、NYTIMESが地図入りで伝え、参加者は6万人と報じています。↓
http://www.nytimes.com/2005/04/14/international/asia/14riot.html?th&emc=th
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(読者の声1)3月にマンダレーからラショーまで車で走りましたが、まずは”中国語の世界”の広さに改めて感嘆するばかり。それにしても悪路の連続で、ここまで皇軍を動かす理由があったのか。
ここで戦争ができると考えた旧軍首脳陣の思考回路を疑わざるをえませんでした。素人目に見ても、貧弱な兵站線で持ちこたえられるような場所でなく、ましてや長躯、昆明を陥し、背後から重慶を衝こうだなどと考えたとしたら、これはもう論語にいう「暴虎馮河死して悔いなき匹夫の勇」としかいいようはありません。
悪路を300キロ。片道10時間。道中の土産物屋、食堂、量り売りのガソリンスタント・・。どこでも中国語の世界。この悪路を10トン、15トンの大型トラックのコンボイが荷物を満載して疾駆。中緬交易の盛んな様の傍証でしょうか。途中、ドイツ人地質学者一行と暫し歓談。互いに「なぜ、こんなところに」。彼らいわく「このあたりはレアメタルの宝庫だよ・・・」。
10年前に5万人だったラショーの街は、いまや50万人とも60万人とも。中国系は30万人とか。幼稚園から高校まで、中国語で教育している学校が数校。小生が訪ねた学校の生徒総数は2000人。台湾と大陸の教科書のコピーを使用。街の食堂でも中国語。ホテルのフロントの壁に中国語で「女を連れ込むな」「クスリを吸うな」「酒飲んで遅くまで騒ぐな」「博打はご法度だ」と。だから、彼らはやっていると言うことでしょう・・・高原。真っ黒な夜空に瞬く星。しかし寒い・・。
さて皇軍はどんな軍装をしていたのかと思いました。まさか南方だから夏用の軍服だったわけではないでしょうが。かりにそうだったら、”白骨街道”は戦端を開く前から自明の理だと愚考した次第。まともな地図もなく、貧弱な軍装で、当てもなく歩かされた兵士はタマッタものではありません。しかも彼らの行動は”中国語コネクション”を経由して逐一重慶に連絡されていたはず。昔読んだ高木俊朗(だったと思いますが)の『抗命』が改めて思い出されました。メイミョーの街外れの畑中にヒッソリと「陸軍之碑」が。高さは1.5メートルほど。白いペンキは剥げていましたが裏に回ると「昭和二十二年四月建立」と読めました。
昭和二十二年四月といえば、小生が生まれた二ヵ月後。この碑を建立した「戦友」の殆どは鬼籍に入ったことでしょうが、彼らの「志」がミャンマーの畑中に生き続けていることを痛感。帰路の香港でラム氏のニュース知りました。友人のジャーナリストは「やつは逃げたわけじゃあないだろうが・・・」とポツリと。董ジイサンの退陣劇の渦中で面白い取材ができました。
さて「反日」騒ぎ。これをフジVSライブドアにたとえるのは不謹慎ですが、まあ江沢民はリーマン・ブラザースでは。まずは江の「売り抜け」勝ち。それにしても江にも胡にも、ましてや反日プロ活動家、野次馬、親中バカなどの有象無象に「泥菩薩過江、難保自身」ということばを送りたいものです。
そうそう、「南」の”池之めだか大統領”にも。
    (KH生、名古屋)


  ♪
(読者の声2)中国を批判する日本人のデモが【反中デモ実施のお知らせ】世界に日本国民の主張を!として行われます。
集合場所 大阪市西区靫本町3-9-2の中共在大阪総領事館前
     (最寄駅 大阪市営地下鉄「阿波座駅」)
(ttp://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.40.46.354&el=135.29.24.284)
 集合時間 4月24日(日)午前11時00分(昼時を狙ってまわりにもアピール)
 中共の国旗を破ったり破壊行為のない民度の高い平和的デモで日本の正当性を世界に訴えよう!! 「尖閣諸島は日本領土」「中国の教科書抗議は内政干渉」「在中邦人・法人への危害を許すな!!」「日本人学校の子供達を守ろう」
 

  ♪
(読者の声3)いわゆる尖閣諸島上陸や、今回の反日デモの組織などで有名な中国民間保釣連合会のHPにて、下記のような文章を見つけました。
 (鋭閣列島・釣魚島の論争──21世紀の人々の知能に対する試練)
作者:横浜国立大学の教授 村田忠禧
文章の出所:連合会
クリック数:5957
更新時間:2005-3-31
文章記録する:横浜国立大学教授 村田忠禧
編集責任者:eneng
(↑ページ一番下の翻訳)

http://www.cfdd.org.cn/web/Article/UploadFiles/200503/20050331103428975.jpg
http://fj01.now.net.cn:7751/www.cfdd.org.cn/web/Article/200503/20050331100102.html

(機械翻訳の為に、私の誤解があるやも知れません。機械翻訳の結果、私は「この文章は連合会に寄稿されたもの」と判断いたしました。間違っていましたら、申し訳ございません。)

村田教授は、横浜市立大学教授で、常に現代中国専門・矢吹晋教授と行動を共にし、両者は密接な関係にあります。矢吹晋教授は、「天安門虐殺事件”まぼろし”」派であり、89年時点で”まぼろし”説を発表するなどしており、それを追認”研究”し、論文を発表しているのが村田教授です。これ以外にも、両者は密接な活動をしています。
 現在、インターネットの世界では天安門虐殺事件”まぼろし”派が勢力を強めており、その先駆けといえる方です。また現代中国専門家としてテレビや各種メディアで、コメントを求められるなどしており、一昨日も日本テレビにて見解コメントしておりました。
 彼のコメントは中国政府より先に生放送で放送されました。その後中国政府の見解が放送されるようになったのですが、全く同じ内容で驚かされました。彼の”分析”の”鋭さ”ならば良いのですが、総合的に考え併せると、いかがなものかと感じます。
    (KT生)


(宮崎正弘のコメント)「天安門事件」の直後から“幻派”が中国共産党の第五列として日本国内に潜伏、病原菌をばらまいています。日本人の「影響力のある代理人」も駆使しています。
  何をしたか? テレビ局に圧力をかけて天安門広場の虐殺場面を放送しないよう、ヴィデオを使わないよう強引な圧力をかけたのです。その結果、日本のテレビ局で、あの虐殺場面を放映する局は殆どなくなりました。欧米では6月4日前後にかならず、天安門の学生を鉄砲で虐殺している中国軍の映像を流しています。
  ともかく日本の中国学者で信用できる人は極めて少数です。



(読者の声4)貴誌で「まるで劉邦が決起した黄巾党の乱のごとし」とあります。劉邦や項羽の決起は陳渉、呉広の農民反乱に連なる反秦決起で、「黄巾の乱」は後漢末期の太平道、張角を首領とする叛乱で、その中で劉備や曹操が頭角をあらわしてきたと思います。(半可通)


   ♪
(読者の声5)『文藝春秋』五月号の「ほりえもん特集」ですが、「ネットはメディアを殺せない」とのタイトルで立花隆ほどの方が、ほりえもんの戯言に生真面目に反論するとは!  逆に安逸を貪っていた既成マス・メディアの俄かに追い詰められた苦渋が透けて見えて興味深く思いました。ほりえもんは、商売はうまくても、チンピラです。東大といっても一番バーの低い学部、しかも中退です。文学・哲学・思想は何も勉強していませんから全然判っていないでしょう。
しかしいやな奴と全否定しないで保守論客の方々で奴の性根を叩き直すくらいの意気がほしいものです。同号で三島と山崎晃嗣との交流の可能性を指摘した保阪氏のコメントが私的には白眉でした。
   (HN生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント)「ほりえもん」が日本のマスコミの寵児になったこと自体が、小生には不思議ですが、あれがもし、若者のカリスマであるとすれば、日本社会は急速にドライで、アメリカ的になってしまった、ということの逆証明にもなります。そのことを憂うるきであり、拝金主義の中国を日本が批判できないのではないでしょうか。
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(休刊のお知らせ)明日16日(土曜)および17日(日曜、町村外相訪中)と中国各地で「反日デモ」の暴動化が予測されていますが、宮崎は先約があって山形です。18日夕刻に新情勢を分析する配信を予定しております。
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<<小泉首相の決断をもとめる国民大集会>>

日 時:平成17年4月24日(日)
    午後2時〜午後5時(開場1時)
場 所:日比谷公会堂(地下鉄日比谷線、霞ヶ関駅・内幸町駅)
テーマ:国家意思を示すため今こそ経済制裁発動を
登壇者:家族会会員、救う会役員、拉致議連役員など
司 会:桜井よしこ(予定)
参加費:無料
主 催:北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(代表 横田滋)
    北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(会長 佐藤勝巳)
    北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長 平沼赳夫)
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   <<宮崎正弘の新刊予告>>
 『瀕死のドラゴン』(5月25日発売予定、仮題、中国経済のバブル崩壊は秒読み)

     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
 (宅配便による注文は下記サイトでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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