国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/04/11

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月12日(火曜日) 
通巻第1089号 
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中国の反日デモ、ようやく暴発したが
 参加者わずか2万名、懼れるに値せず
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 4月2日から開始された日本への厭がらせ、「反日」に名前を借りた暴力デモはエスカレートして、ついに北京で1万人の反日デモ(9日)、広州で二万人が花園飯店を襲った(10日)。同ホテルには日本領事館がはいっている。
北京、広州ともに日本料理店が被害を受けた(殆どが中国人の経営)。

 だが、ユーゴスラビアの中国大使館誤爆事件のとき、反米デモは、米国大使館に火炎瓶を投げ、大使は命からがら逃げた。警察は見てみない振りをした。
 映画館はハリウッド映画を急遽、中国の愛国映画と切り替え、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどは一週間閉店した。
 
 ところが深せんのジャスコは、今日から営業をしている。
 日本企業で休業に陥ったところはない。

 台湾では3月26日「反国家分裂法」に抗議して100万人の抗議集会とデモが行われた。台湾国民は2300万だから、比率で言えば23人にひとりが参加した。

 数年前、香港で「基本法」改悪に立ち上がって市民が100万人(香港市民は690万人)、要するに7人にひとりが抗議活動に参加した。

 今回、「反日」が剥き出しで、燃えるような憎悪を伴うほどのものであれば、少なくとも5000万人位が参加しなければ辻褄があわないだろう。
それが13億人の、わずか2万名。それも背後に国家公安部の謀略が見え隠れしている。参加者はお祭り気分と付和雷同組が殆ど。

 “やらせ反日”の正体がばれた。
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(トピックス)
http://www.dajiyuan.com/gb/5/4/10/n883755.htm
(反日デモは中国共産党が煽動、と本質を報じる華字紙)
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<<自治調査研究会、4月勉強会のお知らせ>>

 ロシア研究家として定評のある小林和男氏(現「作新大学」教授、NHK解説委員)が「プーチンの手法と日露関係」について縦横無尽に語ります。


 とき     4月28日 午後六時
 ところ    横浜西口「三越」裏。徒歩3分
「かながわ県民サポートセンター」304会議室(大会議室)
 演題と講師  小林和男「プーチンの手法と日露関係」
 費用     おひとり 2000円
 問い合わせ  (045)263−0055
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<<サイト紹介>>
1)平河総合研究所のメルマガ「よみがえれ、美しい日本」
http://www.hirakawa-i.org/mailmagazine.html
(↑このサイトで見本誌閲覧、申し込みが出来ます)

2)殆ど毎朝、舌鋒鋭く朝日新聞を的確に批判する勝谷誠彦さんのHP
http://homepage2.nifty.com/katsuya-m/
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<<今月の拙論>>
?「@の時代へ変質するM&Aへの危惧」(『正論』5月号、発売中)
?「中国海洋戦略の二律背反」(『日本文化』春号、4月10日発売開始)
?「中国トンデモ裏事情最前線」(『新潮45』、4月18日発売)
?「李登輝さんの武士道とミシマ」(『月刊日本』、4月22日発売)
?「反日暴動、日本企業は大丈夫?」(仮題、『WILL』、4月26日発売)
?「混迷する台湾政局と反国家分裂法」(『エルネオス』、4月30日発売)
?「台湾有力議員会見記」(『自由』6月号、5月10日発売)
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<<今週の発言>>
?各週刊誌「反日デモ特集」にコメントをしております
?(櫻チャンネル出演のお知らせ)4月14日(木曜日)午後10時、櫻チャンネルの遠藤浩一さんの番組「解体新書21」に宮崎正弘がゲスト出演します。テーマは「反国家分裂法と台湾の近未来」。一時間のトーク番組です。なお再放送は15日(金)午前4時と同15日(金)午後1時の二回あります。○
?(ミッキー安川「ずばり勝負」出演のお知らせ)4月15日(金曜日)午後1時から3時まで宮崎正弘が生出演します。1422khz。
ただし関西方面のかたは午後二時まで。
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(読者の声1)日下公人著『そして日本は勝つ』によりますと、戦前教育は「知 情 意」 の三点に秀でた人をそだてるのを教育の目標にしていたそうです。
英語だけだと、知が劣化する。中国語だと、情が劣化する、日本語では、意が劣化するそうです。
これからは私の想像ですが、明治以前の人たちは漢詩漢文は自在につかえたようです。つまり漢文で物事を考えられた、とゆう事でしょう、現代人の融通不断は結局漢文あたまがない、とゆうことがいえるのでは、ありませんか?   私も遅まきながら、漢詩でも習ってみようかと思うこのごろです。それが意の復活のきっかけになると確信しています。
 (鎮西)


(宮崎正弘のコメント)英語は論理の組み立てが旨くなり、中国語は嘘をつくのがうまくなり、日本語は謝罪がうまくなる。半ば冗談ですが、そういう側面もありませんか。


   ♪
(読者の声2)許文龍さまのこの一件は、本当に本当にせつないです。当日、わたしはフジサンケイ ビジネスアイ&産経新聞社さんの「日台文化交流 青少年スカラシップ」第2回のお仕事で、100万人デモの当日(台南の方は、バスで大勢大挙して台北へGO!の当日)われわれ青少年一行は逆行!して台湾を南下し(台南へ)向かう飛行機内で、わたしは、前の席の人が読んでいた『聯合報』の見出しをチラリ見て、びっくり仰天し、それを奪うような気持ちで記事を読ませていただきました。
 許文龍さまとは過去、個人的に2度ほどお会いする機会をいただけたのですがとてつもなく思慮深く物静か、絵と音楽がご趣味のロマンティスト。これぞ「中国大陸さんの住民さん」にはいるのかよぉ?(いるはずがない!)。
古典的な感性と現代的なセンスと、人間愛と自然(ひときわ海とお魚!)への愛、そして台湾に対する果てしない愛と、日本の歴史や日本人を尊重し愛してくださっており、許文龍さんはまさに、世界的にもたぐい稀な知的超人「かつ人格的な経営者」だと思っております。しかもそのお暮らしぶりは華美・派手とはほど遠く、上品な落ち着く環境であり、とてもとても感服いたしました。
 これは、(日本人&女性であり、かつ人を信用し&愛したいのに、中国人についてだけはどうしてもできない)わたしの考えではありますが世界各国に「中国と台湾がまったく別ものである」ことを、歴史や政治や民族だけでなく抽象的ですが「人間」という見地から分からせてあげたいです。長年、幸か不幸かわたしはどうでもいい中国人、そして素晴らしい台湾の方々とたくさん出会うことができ、それについては揺るぎない信念、具体的な見解があります。
        (KK生、港区)


(宮崎正弘のコメント)情報筋によりますと許文龍氏は北京に呼び出しを受けており、次に「強制連行はなかった」など一連の歴史の真実を話したことについて改竄史観への転向署名を強要される懼れがあります。
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     <<宮崎正弘の新刊予告>>
 『瀕死のドラゴン』(5月25日発売予定、仮題、中国経済のバブル崩壊は秒読み)

     <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
   (御注文と宅配便発送は下記アマゾンでも取り扱っています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/250-2645852-0546630
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◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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