国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/04/01

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)4月2日(土曜日) 
通巻第1079号 
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日本企業、またもチャイナリスクに直面
 今度はアサヒビールが槍玉に。中国進出ではなく撤収を考える企業が増えるだろう
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  反日ブームが韓国、中国で沸騰してきた。
 大歓迎といきたいところである。
 すでにトヨタが中国でだした広告に難癖を付けられ、その前はJALがとんでもないイチャモンをつけられた。
  ヤクザが「真っ白になる洗剤だと宣伝するので買った。完全に白くならない。どうしてくれる」とイチャモンをつけて脅す。あの遣り方だ。
 反日活動家にとって口実は何でも良いのである。

 今回の被害者はアサヒビール。同社の元役員だった中條高徳氏が「新しい歴史教科書をつくる会」の支援者であったことから、同社が資金援助を行ったなどと中国のメディアがでたらめな報道をしたためだ。
 現実に吉林省長春市でアサヒビールの不買の動きがでた。

 アサヒビールの大沢正彦・中国総代表(常務執行役員)は「アサヒビールは(つくる会に)資金等の援助は一切行っていない」と反論したが、その前に中国からの撤退をちらつかせた方が効果的だろう。 
 
 すでに反日活動家らはインターネットの「反日論壇」で日本の国連安保理事会常任理事会入りへの反対署名を集めており、二千万名が署名したなどと喧伝している。

 反日活動家らは4月3日に香港、広州などで「日本の国連安保理事会常任理事国入りに反対する集会」を開催すると発表している。
何人集まるか、署名が二千万なら、せめて十分の一の二百万人でも集めるんでしょうね。おそらく二百人も集まらないでしょうが。。。。
 またあらゆる政治集会を禁止している中国国家公安部が「反日集会」を、どこまで放置黙認するか、高見の見物である。

 ミニ中華思想の病状が激しい韓国も今度は金三勲国連大使が「韓国政府として(日本の常任理事会入りに)反対する」と発言、「阻止のための努力を続ける」として、「周辺国の信頼も得られず、歴史も反省しない日本が国際社会の指導的役割を果たすには限界がある」とニューヨークで韓国記者団に発言した(3月31日)。

 これで小泉首相は靖国神社公式参拝の条件が整った。

この反日という理不尽は嵐を千載一遇のチャンスととらえ、国際世論へのアピールのために参拝するべきである。
 靖国参拝後、内外記者団を集めて大々的に記者会見をせよ。正々堂々と参拝理由を述べよ。中国と韓国の非論理を論駁せよ。
郵政民営化など枝葉の論議をしている時ではないぞ。
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<<資料>>
「切腹」した許文龍先生に敬意を表する 
     台湾の声編集長 林 建良

 奇美グループの元会長、許文龍先生が3・26「百万人デモ」の前夜、新聞紙上で中国の反国家分裂法を支持するとの広告を掲載した件について、3月29日の朝日新聞は「台湾独立派の大物、心変わり・商売絡みで『圧力』、憶測」と報じた。 
 小林よしのり氏の『台湾論』にも登場し、日本でも尊敬を集めていた許先生だが、この記事を読んで失望した人も多いのではないだろうか。
 だが台湾国内では、許氏への失望というより、同情の声が圧倒的に高い。中国に進出中の奇美グループが「人質」にされ、もはやこのようにせざるを得なかったというのが一般的な見方である。すでに江蘇省鎮江にある同グループの工場は、中国当局から稼動停止命令を受け、工場長が逮捕されるといった卑劣な圧力を受けている。反国家分裂法に引っかかりその犠牲となった台独派第一号という見方が専らだが、正にその通りなのである。 
 だが許先生は単なる憐れな犠牲者で終わるような人ではない。問題の広告を見ると、確かに許先生のサインはあるものの、その文面は中国人が書いたような中国語なのである。これは非常に下品な言葉遣いであり、台湾人なら決して書けないものだ。特に日本教育を受けてきた許先生の世代は、このようなものは断じて書かない。
しかも中国の国家指導者には敬称をつけ、陳総統を「総統」と呼んでおらず、台湾人から見れば、これは異常すぎてとても真意だとは思わない。さらには広告の中で許先生は「会長引退」を表明しているが、実際にはすでに昨年6月、とっくに引退しているのだ。 つまり「自分で書いたものではない」「これは本意ではない」「すべてウソだ」といっているのに等しく、これは許氏の抵抗であろう。そして私はこれを読んで気がついた。この広告で許先生は、台湾人に対して「中国に関わればこのような目にあうぞ」と警告しているのだ。 
 許先生は今回の広告を打ち出したことで、これまで台湾のために尽くしてきた自分の営みをすべて無にした。つまり自らの人格を否定したのである。だが敢えてそのような道を選んだのは、奇美グループの従業員のためだけではない。台湾に警鐘を打ち鳴らすためなのだ。そして警鐘は最大限に鳴らした。つまり人格の「切腹」を通じて、対中投資を奨励する国家指導者陳総統に対しての諫言を行ったのだ。 私はそうであったと断言できる。許先生とはそのような方だ。日本教育を受けた許先生のこの行動は、日本人ならよく理解できるはずだ。 
 私は許先生を気の毒だとは敢えて言わない。それよりむしろ台湾のために発揮した勇気を讃えたい。 
 そして日本のメディアでありながら、軽々と「心変わり」と報じた朝日新聞には軽蔑する。
そもそも許先生が警戒を呼びかけるところの反国家分裂法は、なにも台湾企業だけでなく、中国に進出する日本企業にとっても脅威である。
だがそれすら書かないこの(朝日の)記事は、結局は許先生を見せしめにしようとする中国の行為を手伝っているだけである。 
 許先生が中国から憎まれるのは台独派だからというだけではない。中国から見れば許先生は李登輝先生に次ぐ「親日派」の権化であり、日本人の尊敬の的であるということも大きいのだ。中国の対台湾戦略の重要な一つは日台関係に楔を打ち込むことであり、両国を接近させる許先生は何としてでも日台への裏切り者に仕立てる必要があった。 
 朝日新聞が台湾の統一派とともに、中国の「反台湾」「反日本」の駒であることは疑いないが、今回の記事も中国の意向を受けてのものだったのだろうか。 
 許先生の真意を伝えてその名誉を守るため、そして敬意を表するためにこの一文を書いた。
       (「台湾の声」より転載)
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(おしらせ)韓国の反日テロリストと闘う呉善花女史を護ろう、と全国で呼びかけが始まりました。
http://nitiroku-nishio.jp/blog/
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(読者の声1)北朝鮮は拉致家族は問題としないで 今度の6カ国会議は「軍縮会談」と申し込みを米国にしている。北朝鮮の談話は米国に対して「米国は自国の核の脅威は棚に上げ、我々だけ核兵器を放棄すれば朝鮮半島の非核化が実現するかのように非核化の本質を欺いている」と批判した。
 さらに「米国は椅子に座って号令し、我々はひざまずいて米国の要求に応じるという不平等な会談をしては、いつまでたっても核問題は解決されない」と指摘、「もはや(核の)凍結と補償のようなやりとり式の問題を論じる時期は過ぎ去った」と主張した。 一方的な核計画放棄を拒否。そして兵器保有で「対等の姿勢」を主張している。
北朝鮮の人口は2000万人、凡そ日本の1億3千万人の6分の一。1人当たりの経済水準は日本の30分の一としてかけ合わせると180分の一です。人口の180分の一は100万人以下となり 金正日など日本の「県知事」以下のレベルになる筈です。その知事クラスの子豚が軍隊を組織して核ミサイルで世界の国を脅してお金をかき集めるし、世界で一番強い筈の米国にもこの有様。偉そうに横柄に「対等に話すなら出てやろう」と言う声明を出しました。
国民への完全なる締め付け監視国では内部崩壊も出来ない状態で金正日の天下。過去に日本が米国と最後まで戦いを止まないで国内の都市部にまで空爆されても降伏しないように、北朝鮮は最後までやる姿勢は崩さないでしょう。日本も米国も対応を間違えたのです。ソフトランディングなどするから益々、頭に乗ってからかうのを止める意思が無いのです。
  究極 核にしか関心が無かったのです。北朝鮮は米国だけ相手をしているのです、それは現体制の維持、不可侵条約、核開発。2002年になって体制維持の瀬戸際外交で 米国の軍事力を恐れて身もだえして拉致事件は白状した。しかし、米国がイラクで手間取ってるのを見て東アジアでの二正面作戦は取れないと読み、中国とロシアの国境線確立石油パイプライン計画、台湾への反分裂国家法成立の様子も見ている。米はNPT(核拡散防止条約)で第二次大戦の戦勝国の核兵器独占を前提としてそれ以外の国は自国の核防衛の問題には自己責任を果たせない仕組みになってる。米国は北朝鮮の核問題を日本の為の無事に解決する義務を負っている。さもないと日本はNPTを脱会してただちに核防衛をしなければならなくなる。テロも核も話し合いなど無い、先制攻撃を受けたら被害は甚大なのです、国民の生存が危ういのに他国任せで何時までもいる事ができなくなるのは自明です。
  三八度戦近くに掘られた地下には約50発の地対空ミサイルのフロッグセブンとスカッドCが韓国に向けられ、’生物化学兵器が搭載されている。発射されたら原爆100個分の被害が出る。勿論引き金を引いたら北朝鮮の自爆ともなる。この地対空ミサイルも無力化させよとしているが手離さないと思う。
 米国がアフガンからイラクへ攻撃を移して戦後処理もなかなか思うように早く片つかないし中東と東アジアの二正面が出来ないで当惑している米国の心理を掴んでる。工作船や拉致への謝罪を後悔して悔しがっているのが真相でしょう。
「北朝鮮の指導者は狂人かもしれないが馬鹿では無い。彼らは我々アメリカ人が侵攻するつもりが無いから、我々の側の武力放棄の広言は彼らを安心感にはならないで、我々アメリカ人の弱さのサインとなった。北朝鮮に対してだけでは無く我々アメリカ人の同盟国に対しても弱さと映った。」(C・クラウトハマー)朝鮮を巡る愚行2003。武力侵攻しないとアメリカが早い時期にしきりに繰り返し申し出たし武力侵攻しないと言う公式声明を文書化した。これはブッシュドクトリンの放棄です。アメリカの二枚舌です。クリントンの色狂いでもヘマな事はしなかった。外交的解決の成功はたいてい 背後に軍事的解決への意思が色濃く滲んでる時だけです。お菓子や人参をぶら下げても北朝鮮は核放棄はしない、ヒットラーは自分の望むものは生存の空間だと言ったし実行しました。彼らも実行する、安心感など不要なのだから、勿論強請りの金もしっかり要求する。当然の事である。核を手離すなど絶対にしない、離すと攻めて来るのは当然と思っている。
核保有国の無責任な政策失敗は核の拡散に繋がります。核に関して日本は’無力である。核の選択の議論すら国会でも禁止事項になってる。急場には何も間に合わない。米国はソマリアに侵攻して 戦死者が米兵に出ると無責任に撤退した前科があるのです。ブッシュがイラクに火をつけて火事を消しても後始末に追われている間、2003年1月10日北朝鮮の核拡散防止条約脱退宣言した時にも 役に立つ事は何も米国はして来なかった。それどころか国連安保に1件を持ち出すことも中国は妨害してきた。
  アメリカは本当に日本を防衛する気がないと言う事を日本人も知る時が来たようです。
日本は自分の事は自分ですることを忘れた。他国が自国の兵の血を流して戦い、日本を守ってくれるなど夢を見つづけているのか。
1。経済産業大臣の権限で北朝鮮向けの輸出や輸入を少し制限する事を続けよう。
  2。金融庁が北朝鮮への不正送金を止める、北朝鮮系金融機関の救済に公的資産を投入した以上は役員の日本人化その他をもっと本気で進める(日本国内にある金融機関だから救ったのですから日本人役員がいるのは道理である)また不良債権の処理も厳しく進める。
 3。外務省や法務省が出入国管理を徹底する。今の日本にいる朝鮮人は日本国籍も無ければ韓国国籍も無い。無国籍者
本人達が北朝鮮国籍だと言えども日本とは国交が無いのだから国とは認めれていない筈です。詰り「無国籍者」として逮捕する。
 4。国税庁が正しい課税を行う。
 5.警察や海上保安庁が麻薬の取り締まりをピシピシやる。
  6.船舶の出入りについては安全、 保険、整備など引き続き厳重に取り締まる。
やる意欲、自国は自国で出来ることを最大限出し切る。是からの地球人口が過剰に増加する時代に安易に外国人を国内に入れたり、何時までも正体不明の憲法を持っていると侵略されます。
   (YK生)


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(読者の声2)台湾の友人からの情報ですが、(1)許文龍さんがテレビに出ていた(2)テロップで大陸を近いうちに訪問すると言っていた。(3)ライブなのか、録画なのかは解らなかったとのことです。
  既に独立に関しては、「降伏」声明を出しているので、「凶惨支那」(共産中国)の次の意図は、許文龍さんの、今までの「従軍慰安婦、南京大虐殺などは支那人のねつ造」などの発言の訂正の強要ではないかと推察しています。
  小林よしのり氏の従軍慰安婦問題の時は、支那人教育で洗脳された連中も一緒になって許文龍さんを攻撃しました。文字どうり袋叩きでした。腰抜け洋平の「官房長官声明が、従軍慰安婦を肯定している。日本側が認めているのに、許文龍の発言はなんだ」となってしまいました。この許文龍さんを、日本側が見殺しにした経緯があります。
          (土龍)


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(読者の声3)いつも愛読しております。ささいな質問で恐縮ですが、最近先生の「日記」が長い間掲載されませんね。あれもまた楽しみにしているのですが。
       (HG生、長崎)


(宮崎正弘のコメント)このところ雑用に追われ、くわえて原稿に追われ、さらに書き下ろしが三冊、夏にかけて上梓する予定ですので、率直にいって日記を書いている時間がありません。とりあえずゴールデン・ウィークが明けることまで日記は中断させてください。ご了解のほどを。
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 <<宮崎正弘のロングセラーズ>>
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後(改訂版)』(並木書房、1575円)
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円) 
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