国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/02/11

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)2月11日(金曜日)
通巻 第1035号  
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慶祝●建国記念日 !
本号はニュース解説がありません。
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(読者の声1)、国連憲章の中国語正文は繁字でかかれており、国連安保理事会常任理事国の中国は「中華民國」とかかれています。
つまり中華民国の国連脱退と中華人民共和国の国連加盟は「中華民國」を代表する政府が台北政府から北京政府に変わったということです。そのとき、中華民国は国連から除名ないし追放されたのではなく、自身で脱退しました。つまり、居座ろうとすれば居座れたわけです。もし居座っていれば、中華人民共和国は中華民国に対して、台湾と国名を変えろと要求していたかも知れません。なにせ自身が「中華民國」を代表しているのですから。「権原」(権利の発生する原因)は「法源」(法律の妥当する根源、例えば道徳、倫理)ではありません。宮崎さんのメルマガの読者に受験生がいたらかわいそうです。メルマガを信じて不合格になったらたまりません。
        (ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)あのとき、蒋介石政権がこだわったのは「面子」でした。国連を舞台に最後まで国府を庇ったのは日本でした。中華思想は、事実上国連に残るよりも、国連を名誉のために脱退する方法を、かれらが選んだのです。
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(今週の寄贈本)

潮匡人『常識としての軍事学』(中央公論社)

 日本の多数派は、たといインテリであっても、軍事的常識ゼロであり、そのことを嘆いても、もはや時間は戻らない。
大学生も学校で世界の常識を教わらないから、戦争については何も知らない。テレビは無知のディレクターが番組を支配しているため大衆に輪をかけて無知な学者やコメンティターが軍事情勢を語る(騙るというほうが正しい)。
「先のイラク戦争では各テレビ局に出演した『軍事評論家』や大學教授、ジャーナリストたちはみな、当初、戦闘の「長期化泥沼化」を予想していた」が、結果は九日後にでた。「反米反戦」が先にあって、予想とはかれらの希望を言ったまでに過ぎなかった。軍事常識のないひとが、軍事情勢を語る愚かさ!
 本書の著者の潮さんは、防衛庁で広報担当をしていたベテラン。最近は櫻チャンネルの「今日の自衛隊」のキャスターも兼任されている。
 軍事、外交の基本からスパイ学にいたるまで、今日初歩的知識も失われてしまった現代日本人のために本書ではやさしく国際情勢を解説した。
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(サイト情報)パレスチナとイスラエル関連(1)国務省のファクトシート: "U.S. Assistance to the Palestinians." February 7, 2005
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2005/41870.htm
(2)議会調査局の Issue Brief for Congress: "The Middle East Peace Talks," updated February 1, 2005.   http://www.fas.org/man/crs/IB91137.pdf
(3)"Israeli-United States Relations," updated January 10, 2005.  
http://fpc.state.gov/documents/organization/41304.pdf
(4) "Palestinians and Middle East Peace: Issues for the United States," updated January 10, 2005. 
http://fpc.state.gov/documents/organization/41303.pdf
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか 
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