国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2005/01/18

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)1月19日(水曜日)
通巻第1018号  登録読者4300名突破!     
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趙紫陽元総書記の死去で天安門事件の再来を懼れ、報道を禁止した中国
  胡錦濤は「中国のゴルバチョフ」ではなかったと失望感が拡がっている
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 17日に死亡した趙紫陽元総書記の報道を中国は禁止した。
 新華社は英文版で「同志」とだけ表現し、履歴の公表まで避けた。共産党中央宣伝部は、国内の一切の報道を禁止したばかりか、ウェブサイトのチャットルームでの会話まで禁止した。

 天安門前広場は私服警官で溢れた。学生、知識人の集会を恐れているからだ。
 
 胡錦濤の「親民路線」は一時多くの民衆が期待を寄せた。前任者江沢民の硬直した路線を前向きに転換させるかもしれないとする期待は昨年秋あたりまでに漸次希釈化していたが、今回の趙紫陽報道禁止事件であぶくのように消えた。かれは「ゴルビー」にはなれなかった。
いや、硬直化した共産党青年団そのもの、最悪のエリートという意味では、胡錦濤は「中国版ブレジネフ」である(或るチャイナ・ウォッチャー)。

 台湾と日本に対する胡の強硬姿勢は、以前より強くなった。柔軟な姿勢はジェスチャーに過ぎなかった。
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宮崎正弘 講演会のお知らせ
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 とき   1月22日(土曜日)、午後2時―4時です。
ところ  大手町「産経プラザ」二階。
(地下鉄大手町下車、産経新聞本社左出口よりエスカレータで二階へ)
主催   「正論を聞く会」。
演題   「ことし対中外交、正念場」。
問い合わせ (03)3505−6585 「正論の会」(代表・三輪和雄)
この会はどなたでも入場出来ます。予約も不要です。
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(読者の声1)昨日付けの「読者の声2」(私は転勤で千葉県へ引っ越してきて4年になるものです)云々とあっって、佐倉市「国立歴史民俗博物館」について言及があり、「なんと、国立の文化研究施設と自ら名乗っている施設なのに日本の歴史に「天皇」が全く出てこないのです。唯一「前方後円墳」の説明に一つ二つの記述があるだけです。展示は縄文時代から現代まであるのにもかかわらず」とありました。
この「歴博」の問題は、堂本知事の遙か以前よりの問題です。
小生は、10年ほど前に、その「歴博」を訪れましたが、朝鮮人虐殺のコーナーがあり、「朝鮮人を虐殺したのです…」とトーキーで流してをりました。これについては(いま話題の「女性戰犯法廷」が北鮮=擁護の政治パフォーマンスであつたと同じく)、歴博の『朝鮮人虐殺』の展示やトーキーも政治的背景があると思ひます。
(正反對のケース、つまり、戰前の鮮人によるテロや終戰時の鮮人暴動を、展示したりトーキーで流す事など考へられない)左翼=反日ネットワークの一翼をなしてゐるのでせう。
 以下(↓)は「伏せ字」にしてありますが「歴博」の事だと思ひます。
「87 date 2002/10/22(火)08:11 uname betsumiya subject re(3):戦時国際法の良い入門書をおしえてください。
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これの原因も簡単に想像できることですが、国立大学とりわけ法学・歴史学など文科系ですと、慣例的なルートから上昇する組織的な勢力を排除できないという問題があります。
××民俗館長が日共系で、入場者を増やす才覚もなければ学問上の功績もなにもなく、国民の税金を費消して恥じません」。
 法学で国際法は歴史学における××民族学に相当する分野にすぎないのでしょう。
http://ww1.m78.com/past/log8-3.html
    (showa78)


   ♪
(読者の声2)貴誌メルマガ最新号(18日付け、1016号)で「中国は九兆円の別途収入に躍起なのである。党幹部が公金を横領してマカオへ博打に出掛けることはいまや珍しくもない。勝てば儲けをごっそり自分のものにして、あとの原資は知らぬ顔をして返す。負けたら海外逃亡である(捕まったら金額が大きいと死刑)。一年にこうしたカネは6000億元(およそ九兆円)になるという」とありました。
6000億元は推測でしょうが、この出典は、何処当たりでしょうか。香港メディアか何かでしょうか? ご教示いただけますと幸いです。小生、この数字に興味涌きました。推論としても興味深い数字ですね。日本の対中ODAでもこれまで3兆3000億円ですから。
   (RH生、大手町)


(宮崎正弘のコメント)数字は在日留学生らの『留学生新聞』(2005年1月15日号)からの援用ですが、ということは第一次資料の数字であって、実態はもっと大きいだろうと思います。


   ♪
(読者の声3)昨日関西の中小企業のだんはんに誘われて経済界の「経済界大賞」の授賞式に出席しましたんやぁ。
 それにしても経済界のだんはんの顔がわるうなりましたぁ。なんか昔の土光はんみたいに哲人の雰囲気があらへんのやぁ ちゃちな顔でなぁ。今年経済界大賞とりはった松下の中村社長はん、このだんはん結構クールでドライで仕事師やあゆう印象どす。ええかっこしはらへんところが好感もてました。シャイなんか手元に原稿みながらホップステップジャンプで利き足の着地がだいじやゆうて、まだまだ松下も軌道に乗ったわけでなく、ホンマことし貰うの遠慮したのにいい、どうしてもいいはるし、まあ従業員みんながもらうううゆうことで仕方なくうけたんやぁゆうてはった。松下は2001年に大赤字だして奇跡の復活やぁ中村だんはんも幸之助の人は斬らへんという思想を変え当時はリストラで苦労してはったわ。祇園でも評判どしたわぁ。偉いわぁこのだんはん!幸之助とはちゃう労使一体の新たな理念を追求してはるんちゃうかぁ。
 「敢闘賞」はサッポロのドラフトワンやあ。それと東宝と楽天や。顔が悪いはどれもこれも。「社会貢献賞」はミキハウスや。あの「愛ちゃん」「野村」他13人アテネにおくりこんだ実績やぁ。
 あとはシナ人とどっかの老舗のぼんぼんが青年経営者賞やった。なんか哲学無いなぁ。
 顔つきに。最後フラワー賞に中山参与どす。嗚呼、このおばちゃん賞貰うのはじめてやねんてぇ。素直に喜ぶ顔が素敵やあ。ほんま癒しのかおしてはるわぁ。
 出だしに佐藤正忠はんでてきはって、つらそうな病気あがりで『人間大病せんと人生わからへんからアカン』ゆうてはった。娘はんの社長が表彰状授与してはってけど、まるでおとおちゃんと同じ顔に和服きせたおなごはんどしたわぁ。こんな娘はんの下の部下大変やろなぁ。慶應の島田とかゆう経済学部教授むかしNHKに高橋とかゆうちゃっちい司会者おりましたやろそっくりやぁ。ゆうこともチャチでなぁ。最後、竹村はんが挨拶してはったがインドやシナが7%の成長でアジアの経済をひっぱてくれて日本はそのお陰で4%くらい成長するなんて『出鱈目』とゆうか情けないはなししてはった。
 インドやシナが信用でけるんどすかぁ?
(京都の芸妓 しんこ姐さん)


(宮崎正弘のコメント)そうですか、いや、そうでしょうね。財界人にも「国士」が居なくなった。昔、土光敏夫、桜田武、木川田、鹿内、水野、植村、小林とか、どえらく政治家に伍セル人達、いや「政治家を指導している財界人」がたくさん居ましたがねぇ。それでも楽しそうに観察されていますね。


   ♪
(読者の声4)熊本近辺のかたに、「日台共栄新年の集い」の御案内です。
同時に中嶋嶺雄先生の講演会と許世楷大使歓迎会を開催します。
このたびの李登輝前総統の訪日を機に日台共栄の更なる飛躍を期すため、下記により標記の集いを開催いたします。当日は国際教養大学学長の中嶋嶺雄先生による講演「中国と台湾の現状と将来」に続き、台湾の許世楷新駐日代表の歓迎会を催します。
 ふるってご参加くださるようご案内申し上げます。                  謹白
                         熊本県・台湾蓬莱会、熊本李登輝友の会
                                                       会長 紀伊 進
■日 時  平成17年1月21日(金)午後3時〜(開場:午後2時30分)
■会 場  熊本市・平和園
       〒860-0845 熊本県熊本市上通1-19 大進第7ビル 3階
       TEL 096-353-3301
■講 演  午後3時〜 中嶋嶺雄先生「中国と台湾の現状と将来」
■歓迎会  午後5時〜 許世楷新駐日代表歓迎会
■参加費  6,000円
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sitem=%B5%DC%BA%EA%C0%B5%B9%B0&sv=30
(↑このサイトからも上記すべての本の注文可能。1500円以上は送料無料)。
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