国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/12/25

●慶祝 小誌通巻1000号突破!
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)12月25日(土曜日)
  通巻 第1000号 <<千号突破記念増大号>>  
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上海富豪ナンバー1、欺瞞と虚偽の錬金術
   天才的な詐欺師に酷似する手口、架空の取引
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 その昔、カナダにシャヒーンなる怪人物がいた。
 かれがでっち上げた架空の石油鉱区開発プロジェクトにまんまと騙されて、日本の安宅産業(当時総合商社第六位)は消滅した(この事件をモデルにした松本清張の作品に『空の城』がある)。

 架空の取引で投資家を騙した大がかりな手口で、天文学的資金をだまし取った最近の例はエンロンである。
 
 だが、詐欺師となれば中国は世界一多い。
 周正毅は「農凱集団」を率い、嘗て「上海富豪」第一位と言われた。かの『フォーブス』も特集したほどだった。多くの中国のビジネス雑誌の表紙にもなった。

 周はもともと日本留学組で、当時、インチキ毛はえ薬「101」で小金を貯め、帰国してエステなどを経営。それから株式投機が当たって資産をつくり、不動産ビジネスを展開し稼ぎまくった人物。

 土地の払い下げで権力者と組んだスキャンダルが絶えず、とうとう昨夏に逮捕された。
裁判で懲役三年の判決(こんなに軽い刑の筈はないが背後で「上海閥」が庇った形跡が濃厚)。

 さて、周正毅夫人は毛玉坪という。
 香港で起訴されて、話題を呼んだが、銀行詐欺容疑である。
 毛は2001年から03年3月まで「農凱集団」の取締役を兼任し、銀行から架空の事業への借入や、架空取引の信用状開設を要求し、詐取した。その手口は「南海企業」なるペーパー・カンパニーがプラスチック原材料を輸入する代金などと偽の取引をでっち上げていた。

 23件の詐欺によりごまかしたカネは8900万香港ドル。被害は殆どの香港の銀行で、12月22日に結審。1月13日に判決がある。現在20万香港ドルで保釈され、香港から出国できない措置がとられているという。
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(宮崎正弘の講演会のお知らせ)
 来る1月22日(土曜日)、午後2時―4時。大手町「産経プラザ」二階。
主催は「正論の会」。どなたでも入場出来ます。会費は1500円(学生1000円)。
会終了後、簡単な懇親会も予定されています(別途会費)。
演題は「対中外交、いよいよ正念場」。
問い合わせ先 (03)3505−6585 「正論の会」(代表・三輪和雄)
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 プーチンの手品、奇術は国益の独占
  ロシア経済の未来に暗雲が拡がった
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 ロシア国営石油会社の「ロスネフチ」(ガスプロム系列)はプーチンの政敵だったユーコスの子会社「ユガンスクネフテガス」を競売で市価の三分の一の安値で落札した「バイカル・フィナンス・グループ」を、その日のうちに買収した。
 「?」
 電光石火の早業、新手の禿げたかファンド。それともこれは一体なんなのだ?

 ともかくこれでロシア経済復興のシンボル、自由化の象徴だったユーコス解体は確定、その子会社は国営企業に移管された。
つまりプーチン政権の利権に直結する企業となる。

 ややこしくて複雑に見える手口も、要するにロスネフチは、落札と同時にバイカルの落札価格で同社の100%の株式を取得したと言うわけだ。バイカル社は政権ダミーのペーパー・カンパニィで、所在地さえ明確ではない。入札資格さえ疑わしいのだ。

 なんのことはない。最初からプーチンが老獪巧緻なトラップを仕組んでのユーコス解体、政敵排除の汚い手品ではないか。
これで野党を支援しつつ付け08年のロシア大統領確実といわれてホドルコフスキーは政治生命を完全に失った。たとえ出所してもビジネスのより所が消えてしまったのだから。

  ユーコス問題はさらに輻輳する。
 魑魅魍魎の活躍世界では、何がどうなっているか、整理するのが大変である。

 ここで突如、中国が登場する。
 もともと中国は解体されたユーコスと契約を交わして、シベリア石油のパイプラインを内蒙古省から黒龍江省の大慶まで繋ぐ権利を獲得した。それがボドルコフスキー失脚で白紙にもどり、プーチンは日本とのナホトカルートを優先するとしてきたのだ。
 
 中国石油天然ガス(CNPC)は近く、重大な発表を行う。
 すでにプーチン大統領は「(ユーコス子会社の)ユガンスクネフテガスの運営に中国企業が参加するかもしれない」と語っており、先に参加を表明したドイツ企業への牽制を投げながら、一方で中国石油のロシア企業への経営参画を促す。
「?」
 これって日本への裏切りではないのか?

 ロシアは日本とのあいだにナホトカルートを決めたはずだが、中国の猛烈な巻き返しにあって、一旦、白紙とされた大慶へのルートを、工事途中に分岐し、さきに中国に売り渡す案に急傾斜している。
(えげつない契約違反じゃありませんか)

 中国外交部の劉建超報道官はこのニュースに笑みをたたえて記者会見し、
「ロシアのプーチン大統領は、ロシアが中国とのエネルギー分野での協力を重視し、中国とのエネルギー協力強化決定に変更がないと表明している。われわれはロシアのこうした姿勢を称賛するとともに、両国間のエネルギー協力が引き続き適切に発展することを望む」(「人民網日本語版」2004年12月24日)。

 ロシアの二枚舌。それをも跳ね返す勢いの中国の巻き返しの激しさ。とても日本のような、善意だけの、あいてをすぐに信じる国のような、のんびりしすぎる国家安全保障政策では、この世の闇をわたるのは難しい。
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<<宮崎正弘の近況>>


(某月某日)小野田寛郎さんから手紙をいただいた。
 ブラジルから最高の勲章を贈られたことへの御礼と感慨が述べられており授与式で、「ブラジル国空軍では、これ以上の勲章は御座いません」といわれ、同基地では日本人も交えてパーティがあったこと。「平成16年12月13日、ブラジル国南マット・グロッソ州の名誉州民に選ばれました。これもまた、日本人は初めてです。この日も州政府主催で当地カンボグランデ日系人や当移住地の皆さまが参列してくださり、沖縄舞踊や子供たちの太鼓で賑やかにお祝いの会」とつづく。
 そして「ルバング島での闘いをおえて、帰還以来、満三十周年の節目と重なり誠に光栄の至りです。今後は微力ながらも、余のために尽くしたいと思っております」と結ばれていた。淡々として技巧のない文章なのに、読みながらこみ上げてくるものがあった。
 あれから三十年経ったのか。


(某月某日)「路の会」の年末の勉強会は菅野覚明(東大助教授)。『神道の逆襲』『武士道の逆襲』など旺盛な著作でも知られるが、本業は僧侶(永平寺)。神道は普遍性を持つか、神道は輸出可能か、聖典がない、美術がないのは何故か等々。
一時間半ほどの哲学的な講話のあと十五分ほどの休憩をとり、それから参加者と議論となる。
 西尾幹二氏がいつものように議長役。井尻千男、藤岡信勝、八木秀次、東中野修道、萩野貞樹、黄文雄氏らがさかんに質問を繰り出した。
 そう言えば、興福寺の仏教美術、とくに彫刻を上野美術館に巡回展示されたときに小生もゆっくりと見学したことがあるが、あれは神道の芸術と仏教が渾然一体となったものである、と田中英道先生が言われていたことをおもいだした。菅野氏は神道の儀式はマニュアルのないところが秘儀に近い、という。一回限りのもの、とも。
戦前、神道は満州、台湾、韓国、サハリン、南洋諸島にも輸出されたが、あくまでも日本人の移民に伴った。
神道は布教しない。この点はユダヤ教に似ているが、本来の在り方は「清浄、正直、誠」を重んずるもので国際的な普遍性はある、と菅野氏は力説される。
 教義は祭司に関してのみで、中世型は「日本書紀、専門神職、儀礼、道徳」を特色とするのに対して、「復古型」は、「古事記、信仰者、歌、文学」のキーワードが特徴だという。
 わかったようでわからないまま二次会へ。
 小生は後醍醐天皇の宮中における秘儀、熊本の神風連が決起前夜に行った秘儀などについて質問。三島由紀夫の『奔馬』では、三島さんの独創による神風連の決起前夜の秘儀の描写がある(詳細は拙著『三島由紀夫はいかにして日本回帰したのか』(清流出版)を参照)。
 たまたま、路の会の翌日に光岡明氏の訃報に接した。
なんという偶然であろう。光岡さんは熊本日々新聞、熊本文化会館初代館長など、熊本の名士だったが、直木賞作家。じつは藤島泰輔氏が熊本で小学校三年間を過ごしているが、そのときの同級生である。小生、藤島さんから紹介されていた。
晩年、渾身の力をこめて神風連を書いた。原稿は仕上がっていて、氏とお目にかかった数年前にも「どうしても決起前夜の秘儀の詳細がわからない。それがわからないと書き終わることが出来ない」と述懐しておられた。あの遺作は刊行されるのだろうか?


(某月某日)クリスマス・イヴ、東京タワー周辺は午前二時を過ぎてもクルマがぎっしり。「東京ミレナリオ」では照明がユニークな大手町から丸の内にかけて、荘厳な聖歌隊が歌っており、とりまく人々は数万人ちかいと思われた。赤坂あたりの飲屋街は閑古鳥、タクシーの運転手さんがこぼした。「近頃、家庭サービス過剰の所為か、夜、呑んでいるサラリーマンがすくなすぎる」。 
それにしても耶蘇教儀式を文化風俗に日本は無反省に取り入れてしまった。
聖誕祭前夜は、カップルが一年で一番多くデートをして、贈り物を交換する日になってしまった。その前日が天長節であるにもかかわらず。
 さて永田町での忘年会から有楽町のプレスクラブへ。連続の忘年会での酒気を消すため、それから赤坂のサウナへ一時間半ほど立ち寄って、狸穴の深夜番組のスタジオに入ったので、偶然、上記のごとき聖誕祭前夜の町の風景をあちこちで観察することになった。
中国が日本に対して無体な要求を繰り出しているのに政治にまったく関心がないカップルが夜中の盛り場を闊歩している。
浅ましいのか、これこそが世界歴史始まって以来、日本が達成した「平和」とやらなのか。


(某月某日)平河サロンの忘年会。寒さをついてやってきたのは40名近い。黄文雄、工藤雪枝、南丘喜八郎、佐藤守、植草一秀、井川一久、松島悠佐、別宮暖郎ら各氏の顔がある。飲み会の前に黄さんの話がはじまると延々2時間「華禍」をめぐって。
 黄さんとは翌々日も会うことになっており、いつも聞いている話だが、アルゼンチンへ行かれたおりにブエノスアイレスの町中に「中国人を警戒せよ」というポスターが張り巡らされていたという。
アルゼンチンからは在留台湾人三万人が五千人に激減した。中国人が入ってきて脅迫が絶えず、とてもここでは生きていけないと別の国へ移ったのだ。まさしく華禍の本質である。
会がはねてから文藝評論家の山崎行太郎氏とショットバアへ。山崎氏の原稿はいつも文壇の誰かに威勢良く喧嘩を売っているが、本人は穏和な紳士である。すこしく文壇事情を伺った。
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(お知らせ)小誌は28日から年末年始休暇に入ります。新年は1月5日号より。
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
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<<読者の声>>大特集
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(読者の声1)貴誌1000号突破、まことにおめでとう御座います。ところで「東京新聞」特報欄(12月23日付け)に宮崎さんのコメントを発見しました。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041223/mng_____tokuho__000.shtml
このなかに宮崎さんが言われた“中国軍の二重構造”について、もうすこし詳しく教えて頂けませんか?
    (JY生、品川区)


(宮崎正弘のコメント)詳しく語りだすと、原稿用紙で10枚以上必要です。簡単に言います。現在の人民解放軍の幹部は62歳以下。朝鮮戦争に参戦経験なし。前の張万年(参謀部長)と遅浩田(国防相)は、少年兵として朝鮮戦争へ参加しました。かれらの世代は「血の友誼」を感じておりますが、新しい世代の軍幹部はハイテク専門家です。ですから長老の意見におもてむきは肯んずる態度ですが、本心は朝鮮戦争の友誼感覚がない以上、長老たちの朝鮮同情心と同様なメンタリティは極めて希薄だと考えられます。


    ♪
(読者の声2)先日の貴誌(読者の声4)で「読者からジェームズ・バクー著「消えた百万人」が紹介されていましたが、この本は海外で> は所謂「トンデモ」本扱いされているそうです」と投書がありました。対して「(宮崎正弘のコメント)じつは小生も上記の本を読んでおりません。したがって小生自身のコメントは差し控えます。現在、知人の大學教授がアメリカから本を取り寄せて詳細に吟味したいと言っておりましたので、その結果を二月ごろご報告できるかも」とありました。
このJames Bacque の Other Losses に対しては以下の反論本が出ています。私自身は読んでいませんが、Other Losses に対してコメントする前にこちらも読んでおいた方がよろしいのではないかと思います。
Eisenhower and the German Pows: Facts Against Falsehood (Eisenhower Center Studies on War and Peace)
(KW生、神奈川)


  ♪
(読者の声3)第999号にありました「もっとも中国製眼鏡はフレームの破損が多く、ネジもゆるく、日本での評判は最悪に近い」についてですが、まさにその通りです。
輸入したメガネフレームの半分以上は使い物にならずに捨てたといった話はザラです。製品をリピートしても、必ずしも同じ製品が来るとは限らない(特にメッキの色)ことは覚悟しなければなりません(苦笑)。私は福井県でメガネの修理を専門に行っているのですが、中国の尻拭いを毎日やっているようなものです。(もちろん中国製だけが壊れるわけではないですが)
           (TS生 福井県)


(宮崎正弘のコメント)福井県は小生の生まれた石川県の隣ですから、その被害はどうしても他人事とは思えずに観察しておりました。やはりそうですか。先月も小生の知り合いが広州でサングラスを購入し(日本の八分の一の値段)、二回で壊れてしまった、とぼやいておりました。


   ♪
(読者の声4)メルマガが届くのを毎日楽しみにしている者です。本日(23日)、先生が出演なさる「チャンネル桜」も、絶対に見逃すまいと思っておりました。が、年末ゆえに年賀状書きに終われ、番組開始から30分経ってようやくテレビの前に行くことが出来ました。録画しておりますので、後で見れば良いことなのですが。いつものような深い洞察、為になりました。
 台湾の現在の空気を読んだ解説、興味深かったのは次期総統の件とメディア話です。京大卒の穏健派と言われる方が総統になれば良いなと思ったりしました。しかし、李登輝といい、何故東大ではなく京大なのでしょうか。台湾の新聞やテレビの四方山話なども是非今度メルマガに取り上げてください。他では聞けない台湾の現況、とても勉強になります。
 中華人は現実主義なのですね。そこを見誤ってはいけない。
「桜」を見ていると先生が時々出演なさるので、楽しみのひとつになります。
来年も宜しくお願い申し上げます。
       (FI生)


(宮崎正弘のコメント)チャンネル櫻は多くの人が支えていますが、まだ契約数が少なく、より多くの視聴者が必要です。周辺、友人・知己に広げて頂ければ幸いです。


   ♪
(読者の声5)北朝鮮の対日謀略機関である朝鮮総連の最高幹部「許宗萬」なる人物が、来年の指導方針を仰ぐ為、19日に(北朝鮮に)帰国しました。「骨」の件については、上層部が話をしてくれれば聞く程度だそうです。経済制裁(経済的交流の制裁)だけではなく、朝鮮人の出入国を制限する事も必要です。
(KM生)


   ♪
(読者の声6)大手マスコミの流さない支那の姿をいつも大変興味深く拝見しております。
貴誌999号に「偽物王国=中国。ホンダのバイクていどはいまや朝飯前、おそらく数年以内にトヨタの偽物が出てくるだろう」と書いておられましたが、実際にもう出ています。
先生は車にお詳しくないようですから気付かないのかもしれませんが、昨年北京に言った際も偽トヨタはちょくちょく見かけました。あまり似ていないのから、ソックリなものまで色々です。何でも偽物を製造する企業は支那に数十社はあるのだとか。
さらに、偽物に貼る為のトヨタのエンブレムもあるので、さらに判りにくくなっています。トヨタ以外にも早くから現地生産を始めていた、クライスラーの四輪駆動車の偽物も良く見かけます。
       (YY生、渋谷)


(宮崎正弘のコメント)小生は運転免許をもっていないくらいで、クルマの種類には疎いのですが、えっ。そうですか。もう「トヨタ」の偽クルマが出ている。こうなると、盗賊天国ゆえに「さすが!」と呻くしかないですね。
でも最初の工程から偽物を創っているのではなく、部品も寄せ集めで、アセンブルの途中からトヨタに車体やら、なにやらをすり替えているのでしょうね。
三年前にホンダの偽物をつくっているバイク工場を海南島の海口市の郊外へ見に行ったことがあります。大工場でした!
 トヨタの偽物となるともっと大規模の工場が必要でしょうね。軍か、国有企業が拘わっていなければ出来ない「事業」ですよ。日本製品に限らず、偽物はあらゆる産品に共通で、たとえば12月23日に、北京で手入れがあったのは青島ビールの偽物。北京同仁堂(杏林と同様に有名な漢方薬品)の偽物漢方薬も町に溢れています。台湾の人でさえ、沖縄へ日本の薬の買い出しおばさん部隊がいまも健在のように、かなり偽の日本のくすりが売られています。


   ♪
(読者の声7)貴誌998号でしたか「〜中国反日有り難う、反日運動有り難う。日本が防衛強化できるのも、憲法改正できるのも、中国反日のお陰です。安保条約改定も、李登輝閣下の来日も、中国反日のお陰です。中国わかもの有り難う、反日カルトのお陰です〜」。
まさにその通り、中国と金正日のお陰で日本人は太平の惰眠から少しは目を覚ました。 
(MI生)


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(読者の声8)1000号おめでとう御座います。メルマガ全盛時代とはいえ、質の高い媒体は少ないので、毎号愉しみにしております。今後もご健闘あらんことを!当地にも「正論の会」があります。いつか、先生にも講演に来ていただきたいと思っております。
       (MK生、奈良)


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(読者の声9)LA在住読者です。アメリカの4大ネットワークのひとつ「ABC」で全国ネットされているジェオパディJeopardyという人気クイズ番組で、たった今(12月24日、日本時間正午前後)、「1937年に日本軍が中国人30万人を殺したという町はどこか」という出題がありました。
これは幾らなんでもひどすぎます。しかも制作はSONY Picturesなのです!!
回答者が「南京」と即座に答えたようにこのプロパガンダはすでに事実となった一人歩きしています。せめて当時の南京の人口が20万人だったということだけでもわからせることができたらこのホラ話がほころびていくと思うのですが。。
この番組のウェブサイト
http://www.jeopardy.com/
に抗議のメールを送りましょう。
        (TK生 在ロスアンジェルス)


(宮崎正弘のコメント)これはSONY本社にも抗議するべきことですね。


  ♪
(読者の声10)997号以来つづいている「消えた百万人」について。
私も宮崎さんの知人の方の調査結果を楽しみにしています。正直言って私も半信半疑というところです。
疑う要因としては、(1)あまりに人数が多い(どこで死体を処理したのか)、(2)他の人、特にドイツ人でこのことを公に問題とする人を少なくとも私は知らない、(3)100万人という数の計算の仕方が乱暴、といったところです。
本当かもしれないと思う要因は、(1)あの保守的な十数年前のTIME誌が書評の中で疑問を呈しながらも、全否定ではなかったというかこんなことも有ったかもしれないという書き方であった、(2)amazon.comのドイツ系アメリカ人と思われる読者のコメントで親父から聴いた話と同じだとある、(3)あの本自体が非常に説得力のある書き方で書かれている、といったところです。
あの本が、本当のトンでも本か、韓国ではトンでも本と言われている金氏の「親日派のための弁明」のような本か是非とも知りたいものです。
     (ST生、神奈川)
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sitem=%B5%DC%BA%EA%C0%B5%B9%B0&sv=30
(↑このサイトからも上記すべての本の注文可能。1500円以上は送料無料)。
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