国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/12/16

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)12月17日(金曜日) 
        第991号  臨時増刊
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「産経新聞」が李登輝前台湾総統が訪日、と報道
  年内に実現の可能性飛び出す
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産経新聞が16日付け一面で李登輝前総統の訪日が年内に実現の模様と報じている。
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(お知らせ)宮崎が櫻チャンネル「桜ジャーナル――解体新書21」に出演します。放映日は12月23日(木)午後10時。再放送が有ります。24日(金)午前4時及び、24日(金)午後1時(再放送)の予定です。ホストは評論家の遠藤浩一氏。
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(読者の声1)16日付け貴誌の「李登輝さんに勲一等を」のご発案、まさに名提言です。同じ思い、考えの方は大勢出てくるはずです。今後も、発言を続けてください。     (HS生、豊橋)


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(読者の声2)「李さんに勲一等を差し上げる運動」、まさしく真の愛国運動です。日本の浪漫人を裏切った某国国父・孫某と比べれば明らか、李前総統は日本人の心を体現しているのですから勲一等です。でも他の勲一等が霞んでしまうでしょう。
 実現には政界官界の大掃除が先決です、いっそ石原莞爾+安藤輝三と考えてしまいます。友人の勲章剥奪連盟のO氏にも李前総統勲章授与を活動に加えるよう伝えます。
       (TT生、在厦門・中国)


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(読者の声3)出入国管理法の改正案が来年の国会で通れば愛知万博の期間はビザ無し入国が認められるのですから、李登輝氏の来日は無問題(モウマンタイ)。 その改正案が通るまでは、「頼りにならない日本よりは残り少ない人生を米との友好に捧げる」と李登輝氏には煙幕を張って貰っているほうが宜しいのでは(笑)。
それにしても穢れ果てた勲一等で李登輝氏が歓ぶでしょうか?
遠くは、大東亜戦争当時東京大空襲を始めとする 都市無差別爆撃と原爆投下の直接的な責任者だったルメイ大将に、日本政府は勲一等旭日大綬章を授与しています。授与理由は「戦後、日本の航空自衛隊の育成に協力 した」から(嘲)。
ルメイの部下でこの日本人非戦闘員焼殺作戦に参謀として携わったマクナマラ元国防長官は、米が負けていたら自分はルメイ共々間違いなく戦争犯罪人として処刑されていたとインタビュー映画『フォッグ・オブ・ウォー』で懺悔しています。
東大法学部教授横田喜三郎も受賞。彼は戦争協力者としての追放を恐れ、東京裁判の法的正当性を主張。ニュールンベルク裁判で平和に対する罪が認められず、東京裁判で窮地に陥ったマッカーサーを助け、占領軍に恩を売った売国奴です。
近くは、北朝鮮から鼻薬を嗅がされこれと通牒した政治家、野中広務と中山正輝が勲一等旭日大綬章を受賞しています。 李登輝氏には親日に尽力した海外人を表彰する日本言論人からのニュー・プライズを設定すべきでしょう。
       (NH生、丸の内)


(宮崎正弘のコメント)現在検討されている台湾からの観光客への「ビザなし」とは、ビザは空港へ到着してから、その場で取得するという方式です。つまり空港でも入国を拒否されるケースを想定しておくべきです。日本政府はあくまで姑息なのです。
 それから勲一等ですが、ノーベル賞がマンデラやら大江健三郎やらアラファトにまでいって、たしかに大きな疑問符がでました。しかし経済学賞そのほか、腐っても鯛。日本国民へのイメージは大変なものがあるはずです。
 16日現在、李登輝さんは正式なビザを取得して年内に訪日という情報が有ります。


   ♪
(読者の声4)「Foreign Affairs」の最新号にでた「Did North Korea Cheat?」BYSelig S. Harrison。 さっと読んでみましたが、Harrison というアメリカのアジア専門家だそうですが、日本で言えばさしづめ 吉田康彦 と同じ思想の持ち主です。
 他の論文も読んでみましたが一貫して 吉田康彦 アメリカ版です。
 北朝鮮をオーウェルの “1984“ の世界を認めつつ,融和と妥協で接点を求めていこうとする姿勢で一貫しています。アメリカの重症平和病患者です。よくもこんな男の論文を Foreign Affairs が載せたものと驚いています。それなりに有名な人のようですが。北朝鮮はまだ核能力はない、アメリカは北朝鮮をことさらに危険を吹聴している。イラクに大量破壊兵器があると言っていながら無かったと同じくブッシュは北朝鮮の危険を過大に騒ぎ立てて体制変化をもくろんでいると、北朝鮮に同情しています。
 アメリカ人で人権法の思想にまったく触れなくなったらオシマイです。
         (TK生、世田谷)


(宮崎正弘のコメント)いつも問題作を早々とお読みいただいて迅速に解説を頂き、有り難う御座います。小誌の読者の皆さんも、どれほど助かっていることでしょうか?。
 ところでフォーリン・アフェアーズなる雑誌、本当に問題です。アメリカの意見を代弁していない。中央公論が途中で翻訳掲載をやめて、いま朝日系列の『論座』に移ったという事実も何となく後智慧ながら納得出来ますよ。
 そういえば「ヘラルド・トリビューン」も朝日イブニングニュースと合弁し、紙面が「ヘラルド+朝日」となってから、リベラル論証が強く、掲載されるアメリカの保守派のコメントが減りました。これも問題です。
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◎宮崎正弘の新刊本◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/saisinkan/index.html
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか
http://www.bk1.jp/author/110000964320000.html
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創刊日:2001-08-18  
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