国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/11/16

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)11月17日(水曜日)?
       第962号 臨時増刊
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広東掲陽市の道路料金所焼き討ち暴動の死者は九名
  北京中央は暴動続発事態を深刻に受け止め始めた
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 広東省東端の掲陽市で11月10日におきた暴動は、当初伝わった消防車に轢かれた死者一名は誤りで、死者は九名にのぼっている、と香港各紙が伝えている。

 また10月29日にフフホトで予定されたウィグル学生と漢族学生の交換音楽祭は、直前におきた河南省でのウィグルvs漢族衝突事件の余波を恐れて、突如、中止になり抗議の学生数百人が座り込んで暴動寸前の状況だった、と華字紙の多くが伝えている。
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(編集部より)?960号(11月15日発行、日付けは16日)でバヌアツ情報を掲載しましたが、直後にバヌアツ政府は台湾との外交関係樹立を正式発表しました。
閣内の説得に時間がかかったため一時「北京へ再び寝返り?」の観測が拡がったようです。
?961号で報じた広東の放火暴動事件も、主要各紙が今朝伝えました。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041115id23.htm
〔↑読売の広東暴動の記事〕。
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(読者の声1)宮崎さん、こんにちは。いつもメルマガ楽しみに拝見しています。
私はサッカーファンで、8月のアジアカップ決勝も現地で観戦しました。あまり深く考えずに行ったこともあって、あのブーイングと罵声に大変なショックを受けました。(日本人側ではなく中国人側で見ました)。北京から帰ってしばらくは、周囲で中国語が聞こえてくるだけで、固まってしまうなど、半分トラウマ状態になりました。
何人か中国人の知り合いはいますが、それまでは何の違和感もなく友人関係を続けていましたが、アジアカップのあとは、このことになると、プロパガンダ報道から受けた意見を繰り返すばかりで会話が成り立たたなくなるなど、二重のショックを受けました。
そして、明日17日水曜日は、いよいよW杯1次予選の最終戦(香港戦)が行われます。中国は勝ち点差でクエートに水をあけられていて、かなり厳しい状況です。「新浪網」など、中国での報道を見ると、「香港を買収してでも勝ち上がるべき」とか、「この勝敗の決め方は不公平」(クエートとプレーオフをやりたいという主張が却下されたためでしょうか)見られるなど、あきれた意見が幅を利かせています。
中国のサッカーファンは、02年日韓W杯の際には、韓国の不正疑惑に最も怒りを表した人たちでもあり、スポーツマンシップを理解していると思っていました。そういう意味でも、どうして今こういうことになっているのか、さっぱりわからない状況です。もしできましたら、この17日のW杯1次予選の中国での反応について、メルマガでのご意見をお聞きしたいです。どうぞよろしくお願いします。
          (KB生)


(宮崎正弘のコメント)「中華教」がカルトと書いたところ方々から賛意を頂きましたが、貴兄が北京で体験されたように、純粋な日本人なら中国人の反日行為をみると、きっとトローマに襲われるでしょう。
戦後の日本人は精神的に健全にすぎ、善良にすぎ、短絡的過ぎるからです。
 世界中で日本人ほどのお人好しは、いませんから。
 中国人は四千年、戦争をしてきた国民ですから嘘でも法螺でも、白を黒と言うのは平気です。絶対に謝りません。人前で弱みを見せません。相手の弱みにとことんつけ込みます。人前では日本人を馬鹿にします(少なくとも周囲をみて、そのふりをします)。周りが中華教カルトの信者ですから、そうしなければ彼は生きていけないからです。哀れみをもって眺めやると、不思議と中国人とはそれからもつきあえますよ。人生をかけての親友はできませんが、上限のある、いつか裏切られるかも知れないという「範囲」のなかで付き合ったら良いのでは?
 さて香港でサッカー試合がまたあるのですか。華字紙をみると、香港ではなく、広州で開催される報道があります。ともかく小生は毬蹴りに興味はありませんが、八月の北京大会はうまれてはじめて試合を見ました。サッカーのルールも初めて知りました。
 中華ナショナリズムがなにゆえに毬蹴りゲームごときで代替されるのか、いやあの仮想空間であるからこそフィクションの中華思想を獅子吼して自己満足するのか、そのほうにもっと興味が湧きました。


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(読者の声2)貴誌に投稿の「11/16(960号)(TM生 福岡)氏へ。
当時の日米関係、日支関係、国内中枢をみる際にスタ−リンによるコミンテルンの戦略と謀略(資本主義諸国を戦わせ疲弊させて革命を起こし世界の共産化、そのために各国の中枢へスパイをもぐりこませていた)と云う歴史的事実を織り込むとさらに重層的にとらえられるのではないでしょうか。
(M,O生、杉並)


(宮崎正弘のコメント)以前にも書評欄で取り上げたと思いますが、三田村武夫著『大東亜戦争とスターリンの謀略』(自由社から復刻)がかなり詳しく、また整理された解説で当時の大局を述べています。


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(読者の声3)石原都知事は指導的な立場の教師が生徒に教えねばならないのに自分自身がスターリンの指示に従って反皇室、反日的な行動をすることは怪しからん  職務違反だと言っているのである。
過日の「読者1」 の方のご意見は天皇の発言の一部を自分に都合のいいように判断して、当たり前の行動が出来ない小中学生が増えることに肩入れしたものと感じる。            
(碧南S)
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◎三島由紀夫氏追悼「憂国忌」のお知らせ 
http://www.nippon-nn.net/mishima/
 今年も11月25日、三島由紀夫氏追悼会「憂国忌」を下記要領にて開催します。三島由紀夫氏の訴えを通して祖国の未来を熟慮する機会にしたいと存じます。
         <<開催要項>>
とき         11月25日(木) 午後5時半開場 6時開会
ところ        九段会館・真珠の間(地下鉄九段下駅下車1分)
記念講演       井川一久(元朝日ジャーナル副編集長)「三島由紀夫と保田輿重郎」
会場分担金      2000円
 ?当日、直接会場までお越し下さい。どなたでも参加できます。
 ?追悼会終了後、同階館三階「翡翠の間」において直会。別途会費3000円。
 お問い合わせ TEL/FAX 03-3200-2295 miura@nippon-nn.ne
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◎宮崎正弘の新刊本◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
 ご予約を頂いた読者の皆さん、有り難う御座います。サイン入りの拙著は11月22日までにお手元に届くと思います。
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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
http://www.m2j.co.jp/market/books.php(←同書の書評があります)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか
http://www.bk1.jp/author/110000964320000.html
↑このサイトからも上記の本の注文が可能です(1500円以上は送料無料)。
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◎ 宮崎正弘のホームページ
 http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2004 
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