国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/11/14

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)11月15日(月曜日)
          第958号 
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 中国人民の民主化を要求して、五団体が中国政府の暴動鎮圧を非難
  漢源暴動は「天安門事件の再来」で、国際社会は中国制裁を、と呼びかける
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 NYを拠点として世界に拡がる中国人留学生、知識人の主要五団体は、共同声明を発表した。
 
 要旨は次の通り。
 
 「四川省漢源でおきた軍隊による人民惨殺事件に満腔の怒りを表明する。
 この事件の本質は民主、人権、平和をねがって示威行進した非武装の人民を惨殺した15年前の天安門事件と同じである。
 たしかに中国の社会的背景は15年前と異なるとはいっても、そのごの経済発展は幻像であり、特権階級の腐敗はさらに進化しており、一部の階級は財産を強奪し民衆を搾取し、貧困に追いやり、都合が悪くなると自由を剥奪してきた。いまや官憲への人民の離反は凄まじい段階である。
 中国は一日も早く民主、法治、平等の世界を実現しなければならず、共産党は腐敗を根絶し、残酷な政治を今世紀中に撤廃しなければ、歴史の格言にあるように、「天下未乱蜀先乱、天下巳治蜀未治」の通り、四川省漢源暴動は乱世のはじまりとなるだろう。
 
 全国の人民よ、中国共産党の暴政に反抗しよう!
 
 国際社会は中国を制裁し、民衆の自由民主への希求を支持せよ」
 
  民主中国陣戦、中国民主団結連盟、中国民主連合陣戦、中国社会民主党、全中国学生学者联合会
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(お知らせ1)小誌の登録読者が4000名を突破しました。○
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(読者の声1)メルマガに本の批評(加瀬俊一『明治から平成まで生きた外交官』)が出ていました。
この本を読んで感激したのはインチキ牧師の日米和平が出鱈目で近衛がひっかかり、野村の馬鹿大使の英語もできない無能ぶり(英語がお粗末なのでハルもびっくり)が書いてあり、一方で松岡のモスクワのスタインハート工作がルーズベルトに刺さっていた点(この本筋を追えばルーズベルトと直接話せる松岡の日米首脳会談でシナ撤兵の和平と日米戦争が避けられた)など痛快な思いで読みました。
戦後、外務省の主流が自分の過ちを隠蔽するために、いわば成り上がりの松岡を悪者にして野村を弁護する(パールハーバーの失態までも隠蔽)歪んだ歴史を捏造し、岡崎さんなどがまんまとこれにひっかかり、松岡を悪のなかの悪に仕立て上げているんですな。
あれほど稀有な日本の外交官松岡の悲劇ですね
        (OA生、世田谷)

 (宮崎正弘のコメント)松岡外相にせよ、東条さんにせよ、これから評価は変わっていくと思います。比較してはいけないかもしれませんが新撰組だって、最近は評価が百八十度かわったように。
 ところで『明治から平成まで生きた外交官』は私家版のタイトルで市販されている同本の題名は『あのとき“昭和”が変わったーー101歳、最後の証言』(光文社)です。何人かの読者から問い合わせがありました。


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(読者の声2)グッドマンと英米首脳に絶賛されて煽てられて、調子に乗られ小泉さまのおはしゃぎになる様子が早速想像がつくのでございます。ブッシュさまは以前にもイラクに日本の戦後の民主化のお手本を適用するのだとおっしゃっておられたのでございます。
これほどの日本国民への侮辱に対し、当時も小泉さまは何の抗議もされずへらへら笑いで済まされました。今回また英米首脳がおそろいになり戦後の日本の民主化をお褒めいただいたのでございます。
日本国民として英米の民主主義とは異なる、世界に類のない、のどかで信頼にもとずいた皇民調和といいましょうか、英米の民主主義を超越した和の社会があったのでございます。ご無礼極まりない英米首脳に今こそ反論し、そして東京裁判の不当性を迫り、戦時中の米国の大量虐殺に謝罪させることが、アングロサクソンと日本の誠の友好と同盟への礎になると思うのでございます。東京裁判さえナルアンドボイド(null and void)にすれば、靖国神社の不当なシナの介入も防げるのでございます。折角仲のよい関係をお築きになられたのでございますから、是非小泉さま日本の名誉を守るべく交渉をお願いするものです。ノウタリンでお人よしのブッシュ様でございますから意気に感じて了解してくれる可能性もあるのでございます。おやりになっては如何でございましょうか? 
(駅弁大学教授)
 

(宮崎正弘のコメント)ブッシュ・ブレア会談ででた「小泉はいい奴」って発言のことですね。ブッシュはこうも言いました。「日本は民主主義になった」。
 日本は江戸時代に世界で一番最初に民主主義を確立させた国ですが、もっともっと以前、聖徳太子の御代に世界でも稀な民主主義憲法をもっていた。イギリスのマグナカルタも米国の独立憲法も日本の数世紀後のはなし、日本はもっと歴史に自信をもつべきなのです。
 いかに西欧中心の史観が我が国を被っているか、ブッシュ発言の矛盾に批判がおこらないのはその証拠でしょうね。
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(お知らせ2)小誌は海外取材のため11月19日―24日を休刊します。
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