国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/11/05

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)11月5日(金曜日)
      第947号
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 河南省暴動は軍を一万人投入、戒厳令で「鬼城」と化した
  甘粛、寧夏、新彊ウィグルへの波及を警戒し、暫時、軍は駐屯へ
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 河南省鄭州市の中牟県南仁村で起きたイスラム教徒と漢族の殺し合い、民族対立が原因の大暴動は、軍が一万人投入された戒厳令下で、おもてむき沈静化した(11月4日付け『大紀元』)。「鬼城」と化した、と『大紀元』紙は比喩しているが、ようするに幽霊村のごとく不気味な静けさが支配しているらしい。
 
死者は28名とされ、けが人は無数。ただし漢族と回族はそれぞれ異なった病院に入院している。
香港の『明報』などに拠れば、正確な死者の数は誰も確認できていない。
 
 村へ通じる四カ所で警備は二重になっており、警備車両が合計百両。内外記者団を近づけないようにしているため、ジャーナリストで南仁村へ潜入できた者はいない。とくに米国人ジャーナリストの取材を禁止している模様だという。

入り口には警備塔が設けられ、武器の搬入を警戒している。
この暴動の影響は大きく、当局はイスラム教徒が多い、甘粛省、寧夏回族自治区、新彊ウィグル自治区への波及を警戒し、暫時、軍は駐屯の模様だ。

鄭州と聞いて大事な事件を思い出した。
ことし旧正月に鄭州駅が爆破され、六名が死亡した事件だ。これはイスラム教と過激派のテロとされたが、いまもって当局は真相を公表していない。
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