国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/09/29

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
     平成16年(2004)9月30日(木曜日)
          通巻 第920号  
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 ナイジェリア反政府武装ゲリアがオバサンジョ政権に全面戦争を宣言
 原油50ドル突破の不安拡がり、株式暴落の気配
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 米国原油の標準WTI価格が9月27日、とうとう1バレル=50ドルを突破した。

 このためNY株式が下落、世界経済を不安に陥れた。年初来、原油は既に50%上昇しており、ガソリン値上げはブッシュ再選に直接的影響力をもつ。

 この日、原油市場が暴騰の理由としてあげたのは米国南部を襲った大型ハリケーンによるメキシコ湾岸原油支障と、ナイジェリアにおける反政府ゲリアの軍事攻勢だった。

 ナイジェリアでは反政府ゲリラが「全面戦争」に突入の構えを崩していない。
 ナイジェリアの「デルタ人民志願軍」は、原油拠点ニジェール川のデルタ一帯を基盤に暗躍し、すでにロイヤル・ダッチ・シェルなどがテロの対象にされている。同社は外国人従業員200人を退避させたという。

 武装ゲリア「デルタ人民志願軍」は「多国籍の国際石油資本がナイジェリア政府(オバサンジョ大統領)と結託して、地域の富を奪っていると非難してきた。

 同組織とアルカィーダの関係はいまのところ不明。

 なおナイジェリア政府と親しい関係にあるのは中国で、01年8月にオバサンジョ大統領が訪中し江沢民と会見、同年12月にはナイジェリア上院議会議長が北京を訪問し、李鵬が会見している。
また江沢民が02年4月に答礼で公式訪問をしている。
 中国がアフリカ外交でもっとも力を入れている原油生産国だからである。

 経済見通し、視界不透明となった。
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(読者の声1)初めてメールさせて頂きます。つい先日から、偶然知った貴殿のメルマガを拝読させて頂いてます。
さて「北京、南京、トンデモ反日記念館めぐり」について。私は現在外国暮らしですので、そのものを読ませていただいてはいません。
でも、4年後に控えた北京オリンピックで、多くの外国人が中国へ行き、その時にこの記念館に入り、それを信じる人間が出てくることを心配しています。ジャーナリストなどもです。
  そこで、こういう、トンデモ反日記念館を、逆に告発した本を、先に日本から、世界に向けて発信してはどうでしょうか? 明治時代、日本人は現在よりも世界に向けて発信していました。私たちもそれをすべきです。情報戦でいつも遅れをとっている。外国人が、北京でそれらを目にする前に、それが『捏造』であることを告発しておくのです。彼らが信じてしまってから、それをやり始めると、どうしても後手後手に回ってしまう。『南京大虐殺』など捏造事件の二の舞です。いったん信じられてしまったものを払拭するには膨大な時間・労力がかかる。
  英語で、できたら仏語でも。最低これくらいはやってほしい。そうしなければ私たちの先人にあまりに申し訳ないです。ぜひともお考えください。
  素人考えで申し訳ありませんが、ふと思いつきましたので。今まで、私たち日本人は内外の『日本悪』思想に散々苦しめられてきました。心ある人たちがずっと戦ってきました。 これ以上の、無意味な苦しみは沢山です。
     (海外在住の一主婦)


(宮崎正弘のコメント)すでに日本会議などの努力によって英文版の反論は出版されています。問題はこうして国家が行うべきことを民間人有志がしかもカンパを持ち寄っての運動ですから自ずと限界があります。外務省は余分な機密費を、こうした方面にまわすべきでしょうね。
 町村信孝・新外相に期待したいところですが。。。。


 ♪
(読者の声2)遅ればせながら宮崎さんの「中国の環境破壊」報告を『現代』の今月号で拝見しました。中国の黄砂が日本列島にゴミを運んでくるのは大変迷惑ですが、それだけでなく、赤潮の異常発生も我が国の水産資源にまで悪影響をおよぼしているなどと想像もつきませんでした。日本政府の逃げ腰、マスコミの無視、野党の中国批判の欠如、どれもこれも中国をますます増長させていくことばかり。日本人一人一人が立ち上がるべきときではないか、と強く思われます。
      (HE生、秋田)
        ○ ◎ ○ ○ ◎ ○

(訂正とお詫び)9月28日号(918号)にて「交通銀行」を中国四大銀行のなかに算入しましたが、同行は第五位の民間銀行です。訂正します。
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『ネオコンの標的』(二見書房、1500円)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか。
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創刊日:2001-08-18  
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