国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

2004/06/23

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)6月23日(水曜日)
           通巻 第854号
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インターネットカフェも国有企業???
    北京の新たなる規制は狂気じみてきた
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 独裁王朝もいよいよ末期?
 北京はインターネットのプロバイダーに対して強制的に「自主規制」の誓約書を出させている。

 昨今、北京は秘密警察と公安を駆使し、インターネットの監視網を増やし、外国からのウェッブには簡単に接触できないようにした。
 そのうえ、ホームヴィデオのフィルムさえ外国のフェステバルへ応募することを禁じる処置を取った。

 インターネット・カフェへの規制はもっと「お笑い」である。
 まずインターネットカフェの営業登録を意図的に中断、対照的に年初来、何をやったかと言えば、既存のカフェを数千件を廃業に追い込む一方で”国有企業”のインターネットカフェをそこら中で開店させた。(たしか国有企業ってリストラの最中ではありませんでしたか?)

 しかも利用する小・中学生には非許可のインターネット・カフェに出入りしないという誓約書まで提出を義務つけた。
 
 上海ではインターネットカフェにヴィデオカメラを取り付け、広州では秘密警察が全てのカフェを巡回している。
 しかも全てのソフトがユーザーの登録をしないと作動しないソフトに交換するよう義務つけた。

 いったい、インターネットカフェの何が怖いのか?
 このような思想弾圧が逆効果を生むことは洋の東西を問わず歴史が証明しているのだが。。。
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 中国人民解放軍、またまた江沢民派が増殖、国家主席は軍の飾り。
軍は依然として共産党に従属するプライベートアーミーだ
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 「院政」を敷く江沢民は、新たに15人の将軍人事を発表した。
 江沢民・中央軍事委員会主席みずからが昇級する15人に辞令を授与、飾りの胡錦濤・同副主席がその内容を発表した。 

  新しく「将軍」となって江沢民に忠誠を誓った軍人は次の通り。

  葛振峰・副総参謀長、張黎・副総参謀長、由喜貴・総参警衛局局長兼中央警衛団団長、張文台・総後勤部政治委員、胡彦林・海軍政治委員、鄭申侠・軍事科学院院長、趙可銘・国防大学政治委員、朱啓・北京軍区司令員、李乾元・蘭州軍区司令員、劉冬冬・済南軍区政治委員、雷鳴球・南京軍区政治委員、劉鎮武・広州軍区司令員、楊徳清・広州軍区政治委員、呉双戦・武警部隊司令員、隋明太・武警部隊政治委員。

 今回も熊光楷〔副参謀長)の上将任命は無かった。
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(今月の拙論)
?「水不足で中国大陸大崩壊」(『新潮45』、7月号、発売中)
?「思想家としての村松剛」(『月刊日本』、7月号、発売中)
?「正論版・地球の歩き方“インド編”――さようなら中国幻想、こんにちはインド」(『正論』、8月号、7月1日発売)
?「北朝鮮の選択」(『自由』、8月号、7月10日発売)
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 自治問題調査会勉強会のお知らせ
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 とき     7月29日(木曜日)午後6時
 ところ    横浜西口三越裏「かながわ県民サポートセンター」304会議室
 講師     アレクサンドル・ロシュコフ(駐日ロシア大使)
 演題     「日露関係とアジアの展望」
 おひとり   2000円
 お問い合わせ 045−263−0055
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(読者の声)韓国の「シルミド」という映画の存在を教えてくれたのはカンサンジュン。 プレスクラブの講演で触れていました。
 ネットで調べたらHPが立ち上がっていて十日後に公開されると告知あり、公開直後に観ました。予想外に客が入っていました。日曜の午後、八割がたの席が埋まっていました。 
若い男女、家族連れ、女の子同士のグループも。 耳をそばだてていると聞こえてくる言葉は韓語ばかり。在日社会ではかなりヒィートアップした話題の作品。映画自体の出来栄えには感心。レベルは高い。役者もいい。笑わせ方もうまい。
金さえかければハリウッド並のクオリティ。ただこの実際にあった金日成襲撃未遂テロ事件の映画化を今この時に韓国政府は許し(もくろみ)韓国民に観させているのか? さらに在日にまで。戦争一般というか南北朝鮮対立の愚かさを唱う、この映画の製作意図はかなり明白。貴台のメルマガ愛読者であれば勘違いの称賛は禁物でしょう。親北政権の上質なプロパガンダ映画なだけです。騙されこれに載せられてはいけません。
          (HN生、神奈川)
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(休刊のお知らせ)小誌は7月26日より7月6日ごろまで海外取材のため休刊です
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『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円税込み)
http://www.fusosha.co.jp/senden/2004/046355.html
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1500円+税)
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